環状七号線沿いのタワーマンション、騒音問題と対策

お世話になります。おととい川崎から都内に引っ越してきたのですが、今度のマンションがタワーマンションの8階で、環七に面しています。あげく首都高らしき道路の目の前です。もう車やバイク、パトカーの音が気になり、視界に入るトラックやバスがウザすぎて、3日目にしてもう堪えられません……。この通りは、かなり高さのるマンションが連なっていますが、もちろん全部屋入っています。皆、気にならないのでしょうか?このような大通りに面している物件に住んでいる方、これは徐々に慣れるのでしょうか(:_;)??みんな慣れるといいますが、テレビつけてないとやばいです…。。

環状七号線沿いの騒音問題:慣れるか、対策が必要か

環状七号線(環七)沿いのタワーマンションにお住まいになり、交通騒音に悩まされているとのこと、大変お気持ちお察しいたします。8階という高さでも、環七と首都高のすぐそばでは、車の騒音、バイクのエンジン音、パトカーのサイレン、大型車の走行音など、想像以上にストレスを感じるでしょう。多くの人が「慣れる」と言うものの、実際には騒音に悩まされ続ける方も少なくありません。

「慣れる」というのは、騒音レベルが変化するわけではなく、心理的な耐性ができてくるということです。しかし、これは必ずしも全員が経験するわけではなく、健康面への影響も懸念されるため、安易に「慣れる」と考えるべきではありません。

騒音問題への具体的な対策

騒音対策は、大きく分けて「遮音」と「吸音」の2つのアプローチがあります。

1. 遮音対策:騒音を物理的に防ぐ

遮音とは、騒音を建物内部に侵入させないための対策です。効果的な遮音対策としては以下のものが挙げられます。

  • 窓の二重化・複層ガラスへの交換:既存の窓に二重窓を取り付ける、または複層ガラス(ペアガラス)に交換することで、騒音の侵入を大幅に軽減できます。複層ガラスは、ガラスの間に空気層や特殊なガスを封入することで、遮音性能を高めています。マンションによっては、管理規約で制限されている場合があるので、事前に確認が必要です。
  • 防音カーテン・ブラインドの設置:遮音効果のある厚手のカーテンやブラインドは、窓からの騒音侵入をある程度抑えることができます。遮音性能の高い製品を選ぶことが重要です。生地の厚さや重量、構造などが遮音性能に影響します。
  • 防音マット・カーペットの敷設:床からの騒音(特に低周波音)を軽減するために、防音マットや防音カーペットを敷くのも有効です。特に、階下への騒音対策にも効果があります。

これらの対策は、費用や手間がかかりますが、効果は絶大です。特に、窓からの騒音は大きな割合を占めるため、窓の二重化や複層ガラスへの交換は優先的に検討すべきです。

2. 吸音対策:室内での音の反響を減らす

吸音とは、室内に侵入した音を吸収し、反響を防ぐ対策です。効果的な吸音対策としては以下のものが挙げられます。

  • カーテン・カーペットなどの布製品の活用:カーテンやカーペット、ラグなどの布製品は、音を吸収する効果があります。厚手の生地のものを選ぶとより効果的です。色の濃い生地の方が、吸音効果が高い傾向があります。
  • 家具の配置:ソファや本棚などの家具は、音を吸収する役割を果たします。家具を効果的に配置することで、室内の反響音を減らすことができます。特に、壁面に沿って配置することで効果的です。
  • 吸音パネルの設置:吸音効果の高いパネルを壁や天井に設置することで、室内の騒音を軽減できます。デザイン性の高い製品も数多く販売されているため、インテリアにも配慮できます。

吸音対策は、遮音対策ほど劇的な効果は期待できませんが、遮音対策と併用することで、より快適な空間を作ることができます。

3. その他の対策

  • ホワイトノイズ発生機器の利用:ファンの音や波の音などのホワイトノイズを発生させる機器を使用することで、交通騒音をマスキングすることができます。安眠を妨げる騒音対策として有効です。
  • 窓を閉め切った状態での換気:窓を開け放つと騒音は増幅されます。換気は、窓を閉め切った状態で行うか、換気扇を使用しましょう。換気扇は、騒音対策にも効果がある場合があります。
  • 管理会社への相談:マンションの管理会社に相談し、騒音対策について助言を求めるのも有効です。場合によっては、管理会社が騒音対策工事を行ってくれる可能性もあります。
  • 専門家への相談:騒音問題に詳しい専門家(騒音測定士など)に相談し、適切な対策を検討することもできます。専門家であれば、騒音レベルの測定や具体的な対策方法を提案してくれます。

グレーインテリアで落ち着きのある空間を

騒音に悩まされる環境では、リラックスできる空間作りが重要です。グレーは、落ち着きと上品さを兼ね備えた色で、騒音ストレスを和らげる効果が期待できます。

  • グレーの壁:壁をグレーに塗装することで、騒音の反響を軽減し、空間全体を穏やかにします。
  • グレーの家具:ソファやテーブルなどの家具にグレーを取り入れることで、空間の統一感を出し、リラックスできる雰囲気を作ります。
  • グレーのカーテン:遮音効果のあるグレーのカーテンは、騒音対策とインテリアの両立に役立ちます。
  • グレーのアクセント:クッションやラグなどにグレーのアクセントカラーを取り入れることで、空間のメリハリをつけつつ、落ち着いた雰囲気を保ちます。

グレーのインテリアは、モダンで洗練された空間を演出するだけでなく、騒音問題を抱える状況下でも、心理的な安定をもたらす効果が期待できます。

まとめ

環七沿いのタワーマンションでの騒音問題は、容易に解決できるものではありませんが、適切な対策を行うことで、生活の質を向上させることは可能です。遮音・吸音対策を組み合わせ、さらにリラックスできるインテリアを取り入れることで、騒音ストレスを軽減し、快適な生活を送れるように努めましょう。必要に応じて専門家への相談も検討してみてください。

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