理想の寒色系空間を実現!クリーム色の壁と濃い茶色の床の部屋を青系インテリアで彩る方法

自分好みの部屋にしたいです。私は白、グレー、青系の色に囲まれたお部屋に住みたいです。しかし今度引っ越す一軒家は親の趣味で全部屋壁紙はクリーム色、床は黒に近い茶色です。寒色系の部屋にしたかったけど既に暖色系になってしまっています。淡い色が良かったけど床が濃いせいで離れてしまっています。私の部屋の窓のブラインドの色だけ好きな色を聞かれて、うっすい水色にしてもらいました。でも今考えたら余計にどうインテリアを組み立てれば私の好みの部屋に近づくのかわかりません。なにか提案していただけませんでしょうか?

引っ越し先の部屋がクリーム色の壁と濃い茶色の床で、希望の寒色系とは異なる雰囲気になっているとのこと、お気持ちよく分かります。淡い色を好むのに、濃い床の色が邪魔をしていると感じているのも当然です。うっすい水色のブラインドは、良いスタートではありますが、全体のバランスを考えると、それだけでは不十分かもしれませんね。 この記事では、クリーム色の壁と濃い茶色の床という既存の条件を活かしつつ、白、グレー、青系を基調とした、あなた好みの寒色系のお部屋を作るための具体的な方法を提案します。

現状分析:クリーム色の壁と濃い茶色の床の課題と可能性

まず、現状の課題を整理しましょう。クリーム色の壁と濃い茶色の床は、暖色系のベースカラーであり、希望する白、グレー、青系の寒色系とは対照的です。特に、濃い茶色の床は、空間を重く、圧迫感を感じさせる可能性があります。 しかし、この既存の要素を完全に無視する必要はありません。むしろ、うまく組み合わせることで、奥行きのある、個性的な空間を作り出すことができます。

  • 課題:暖色系のベースカラーが寒色系のインテリアと調和しにくい。
  • 課題:濃い茶色の床が空間を暗く、重く見せる可能性がある。
  • 可能性:クリーム色の壁は、白やグレーとの組み合わせで、柔らかく上品な雰囲気を演出できる。
  • 可能性:濃い茶色の床は、適切な家具やラグとの組み合わせで、落ち着いた高級感を出すことができる。

インテリア戦略:白、グレー、青系で彩る寒色系空間の作り方

既存の壁と床の色を活かしながら、白、グレー、青系で寒色系の空間を作るには、以下の戦略が有効です。

1. 壁と床の色の補正:視覚的な調整

クリーム色の壁と濃い茶色の床を直接変えるのは難しいでしょう。そこで、視覚的な調整を図ります。 まず、壁の色をより明るく見せるために、白やグレーの家具やファブリックを積極的に取り入れましょう。白いソファやグレーのカーテンは、クリーム色の壁とのコントラストを生み出し、空間を明るく見せます。 次に、床の色の重さを軽減するために、明るい色のラグを敷きましょう。白、グレー、または淡い青系のラグは、床の色とのコントラストを和らげ、空間全体に明るさと広がりを与えます。

2. 青系のアクセントカラー:効果的な配置

希望する青系の色は、アクセントカラーとして効果的に配置しましょう。 うっすい水色のブラインドは既に設置済みなので、これをベースに、青系のクッション、ブランケット、アート作品などを加えていきます。 青系のアイテムは、壁や床の色と調和するよう、トーンを揃えることが重要です。例えば、壁の色に近い淡い青のアイテムを多く使い、濃い青のアイテムはポイントとして少量取り入れるなど、バランスを考えて配置しましょう。 また、青系の柄物を取り入れるのもおすすめです。ストライプや幾何学模様のカーテンやラグは、空間全体に動きを与え、より洗練された印象を与えます。

3. 白とグレーのベースカラー:空間の統一感

白とグレーは、青系の色と組み合わせることで、空間全体に統一感をもたらします。 白の家具は、空間を広く見せる効果があり、グレーの家具は、落ち着いた雰囲気を演出します。 白とグレーのアイテムは、壁や床の色と調和しやすいので、安心して取り入れることができます。 例えば、白いソファにグレーのクッションを合わせたり、グレーのカーテンに白いレースを組み合わせたりするなど、色の組み合わせを工夫することで、より洗練された空間を作ることができます。

4. 照明:空間の雰囲気をコントロール

照明は、空間の雰囲気を大きく左右します。暖色系の照明は、空間をより暖かく、落ち着かせますが、寒色系の空間を目指すなら、白熱灯よりもLED照明を選ぶのがおすすめです。 LED照明は、色温度を調整できるものも多く、昼白色や白色を選ぶことで、より明るく、清潔感のある空間を作ることができます。 また、間接照明を取り入れることで、より柔らかく、リラックスできる雰囲気を演出できます。 壁や天井に設置する間接照明は、空間全体を優しく照らし、陰影を生み出して奥行き感を演出します。

5. 植物:自然の要素を取り入れる

観葉植物は、空間のアクセントになり、リラックス効果も期待できます。 青系のインテリアに合う植物としては、青みがかった葉を持つ植物がおすすめです。 例えば、ブルーベリーやユーカリなどの観葉植物は、青系のインテリアと調和し、空間全体に自然な雰囲気を与えます。 植物を選ぶ際には、部屋の明るさや湿度なども考慮しましょう。

6. 収納:すっきりとした空間を保つ

散らかった空間は、せっかくのインテリアも台無しにしてしまいます。 収納家具を効果的に配置し、整理整頓を心がけましょう。 収納家具の色は、白やグレーなど、空間の色と調和するものを選びましょう。 また、収納ボックスなどを活用して、小物を整理整頓することも大切です。 すっきりとした空間は、より広く、明るく感じられます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、既存の壁と床の色を活かしながら、希望の色調を実現するには、色のトーンと質感のバランスが重要です。濃い茶色の床は、重厚感があるので、家具やラグの素材は、軽すぎず、重すぎないものを選ぶことがポイントです。例えば、リネンやコットンなどの天然素材は、程よい重さと柔らかさを兼ね備えており、おすすめです。また、色の組み合わせにおいては、補色関係ではなく、類似色や同系色を組み合わせることで、より落ち着いた、上品な空間を作ることができます。

実践例:具体的なアイテム選び

  • ソファ:白い布張りのソファ
  • ラグ:淡い青のシャギーラグ
  • カーテン:グレーの遮光カーテン
  • クッション:青系の幾何学模様のクッション
  • 照明:昼白色のLEDシーリングライトと、間接照明
  • 観葉植物:ブルーベリーの鉢植え

これらのアイテムを組み合わせることで、クリーム色の壁と濃い茶色の床を活かしながら、白、グレー、青系を基調とした、あなた好みの寒色系のお部屋を実現できるでしょう。 もちろん、これはあくまで一例です。 あなたの好みやライフスタイルに合わせて、自由にアレンジしてみてください。

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