玄関照明を人感センサー付きにDIY!配線と負荷について徹底解説

玄関の照明を人感センサーで付くようにしたいんですが、現在、玄関の照明の電球は2カ所あり、スイッチは玄関側と部屋側にあります。天井のライト引っ張り出したら、電球のソケットに、導線が2本つながっているので、その導線を、電源の接地側と、非接地側と考えて、人感センサーの電源取りに使っても大丈夫でしょうか?また、負荷をつけるのに、電球を並列に2つ並べても大丈夫でしょうか?

玄関照明の人感センサー化:配線と負荷の確認

玄関照明を人感センサー付きにDIYしたいというご質問ですね。既存の配線を利用して人感センサーライトを設置することは可能ですが、安全に作業を進めるためには、いくつかの重要なポイントを確認する必要があります。特に電気工事は素人作業で危険を伴うため、不安な場合は必ず電気工事士に依頼しましょう。

既存配線の確認:接地と非接地

天井の照明ソケットから出ている2本の導線が、電源の接地側と非接地側であるというご認識ですが、これは必ずしも正しいとは限りません。2本の導線のうち、片方が電圧のある「活線」、もう片方が「中性線」である可能性が高いですが、必ずしも「接地線」が存在するとは限りません。古い住宅などでは接地線が省略されているケースもあります。

誤った配線判断による感電事故の危険性がありますので、安易に判断せず、必ず専門家にご相談ください。

人感センサーの電源取りについて

人感センサーライトの電源を取る際には、以下の手順と確認が必要です。

  • ブレーカーを落とす:作業前に必ずブレーカーを落として、電源を遮断しましょう。感電事故を防ぐために、これは最も重要なステップです。
  • 電圧の確認:テスターを使用して、各導線の電圧を確認します。電圧がないことを確認してから作業を進めましょう。専門知識がない場合は、電気工事士に依頼することを強くお勧めします。
  • 配線の種類と太さ:既存の配線の種類と太さを確認します。人感センサーライトの消費電力と照合し、配線が耐えられるかどうかを確認する必要があります。細い配線に高ワット数のセンサーライトを接続すると、発熱や火災の原因となる可能性があります。
  • 接続方法:人感センサーライトの取扱説明書をよく読んで、正しい接続方法に従いましょう。間違った接続は、故障や感電事故につながる可能性があります。

電球の並列接続について

2つの電球を並列に接続することは、問題ありません。並列接続では、各電球に同じ電圧が供給され、電球の消費電力の合計が人感センサーライトの許容負荷を超えない限り、問題なく動作します。ただし、人感センサーライトの許容負荷を確認し、それを超えないように注意しましょう。

許容負荷を超えると、人感センサーライトが故障したり、火災の原因となる可能性があります。電球の消費電力と人感センサーライトの許容負荷を必ず確認し、余裕を持った接続を心がけましょう。

専門家への相談:安全第一

DIYは魅力的ですが、電気工事は専門知識と技術が必要な作業です。誤った作業は感電事故や火災につながる危険性があり、非常に危険です。特に配線に関する作業は、電気工事士などの専門家に依頼することを強くお勧めします。

電気工事士は、安全な配線方法を熟知しており、適切な機器や材料を使用することで、安全で信頼性の高い施工を実現できます。費用はかかりますが、安全を確保するためには、専門家の力を借りることが最善策です。

人感センサーライト選びのポイント

人感センサーライトを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

消費電力

既存の配線が耐えられる消費電力かどうかを確認しましょう。消費電力が大きいと、配線が過熱する可能性があります。

検知範囲

玄関の広さや形状に合わせて、適切な検知範囲を持つ人感センサーライトを選びましょう。広すぎる範囲だと不要な検知をしてしまう可能性があり、狭すぎると必要な時に反応しない可能性があります。

明るさ

玄関の明るさを考慮して、適切な明るさの電球を選びましょう。暗すぎると安全性が低くなり、明るすぎると眩しすぎる可能性があります。

デザイン

玄関のインテリアに合うデザインを選びましょう。様々なデザインの人感センサーライトがあるので、好みに合わせて選ぶことができます。

まとめ:安全を最優先に行動しましょう

玄関照明の人感センサー化は、DIYで挑戦できる魅力的なプロジェクトですが、電気工事には危険が伴います。安全を最優先事項として、専門家のアドバイスを求めたり、専門業者に依頼したりすることを検討しましょう。この記事が、安全で快適な玄関照明を実現する上で役立つことを願っています。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)