玄関ドアに姿見を取り付ける方法|マグネットが効かない時の解決策

玄関扉に姿見をつけたいと思っています。ですがマグネットで吊るすと、扉の(高い位置部分が特に)磁力が弱いのかずるずると下の方に下がってきてしまいます。何かいい取り付け方法や、いい商品はないでしょうか?大変困ってます。

玄関に姿見を設置したいけれど、マグネットがうまく機能せず困っている、というお悩み、よく分かります!玄関の扉は、材質や厚さ、そして設置場所によって磁力が弱く、マグネット式のミラーが落ちてしまうことはよくある問題です。この記事では、玄関扉への姿見取り付けにおける問題点と、その解決策を具体的に解説します。様々な取り付け方法やおすすめ商品を紹介することで、あなたにぴったりの方法を見つけるお手伝いをいたします。

マグネットが効かない原因を探る

まず、なぜマグネットが効かないのか、その原因を特定することが大切です。主な原因は以下の通りです。

  • 扉の材質:木製ドア、スチールドア、アルミドアなど、材質によって磁力の影響を受けやすさが異なります。特に木製ドアやアルミドアは磁力が弱く、マグネットがしっかり吸着しない場合があります。
  • 扉の厚さ:扉が薄い場合、磁石の力が十分に届かず、吸着力が弱まる可能性があります。
  • マグネットの強度:使用するマグネットの強度が不足している場合、重さに耐えきれず落ちてしまいます。強力なネオジム磁石などを使用する必要があるかもしれません。
  • 設置場所:扉の上部など、磁力が弱い部分に設置すると、ミラーが落ちてしまう可能性があります。扉の中央付近など、磁力が比較的強い部分を選ぶことが重要です。
  • 扉の塗装やコーティング:扉の表面に塗装やコーティングが施されていると、磁石の吸着力が弱まる可能性があります。

玄関扉への姿見取り付け方法

マグネットがうまく機能しない場合、以下の方法で姿見を取り付けることを検討しましょう。

1. 粘着テープ・両面テープを使用する方法

強力な両面テープや粘着シートを使用する方法です。ただし、扉の材質や表面の状態によっては、剥がす際に扉の表面を傷つける可能性があるため、注意が必要です。剥がれにくい強力な両面テープを選び、事前に脱脂処理を行うことをおすすめします。また、鏡の重さに耐えられる強度があるか、必ず確認しましょう。3M製の超強力両面テープなどがおすすめです。

具体的な手順

  1. 取り付け位置を決め、脱脂処理を行う(アルコールなどで汚れや油分を落とす)。
  2. 両面テープを鏡の裏面に貼り付ける。
  3. 空気を抜くように、鏡を扉にしっかりと押し付ける。
  4. 24時間以上置いて、接着を完全に固める。

2. ネジで固定する方法

最も確実な方法です。扉に穴を開ける必要がありますが、しっかり固定できるので、安心して使用できます。ただし、賃貸住宅などでは、事前に大家さんの許可を得る必要がある点に注意しましょう。小さなネジと、鏡の裏側にネジ穴を開けるための下穴錐を用意する必要があります。穴を開ける際には、慎重に作業を行い、扉を傷つけないように注意しましょう。

具体的な手順

  1. 取り付け位置を決め、下穴を開ける。
  2. ネジで鏡を扉に固定する。
  3. 必要に応じて、鏡と扉の間に緩衝材を挟むことで、傷つきを防ぐ。

3. 吸盤を使用する方法

穴を開けずに取り付けられる手軽な方法です。ただし、吸盤の吸着力は、扉の表面の状態や温度、湿度によって変化するため、必ずしも安定した固定ができない場合があります。強力な吸盤を選び、定期的に吸盤の状態を確認することが重要です。また、鏡の重さに耐えられる強度があるか確認しましょう。

4. 突っ張り棒を利用する方法

扉の上部に突っ張り棒を取り付け、そこに姿見を引っ掛ける方法です。扉の高さや幅に合わせて突っ張り棒の長さを調整する必要があります。安定性が高い突っ張り棒を選び、しっかりと固定することが重要です。ただし、鏡の形状によっては、対応できない場合があります。

おすすめ商品

様々な取り付け方法に対応した、おすすめ商品をいくつかご紹介します。

  • 強力両面テープ(3M製など):様々なサイズがあり、鏡の重さや材質に合わせて選択できます。
  • ネオジム磁石:強力な磁力を持つため、マグネット式ミラーを使用する場合に有効です。
  • 壁掛け用ミラー:壁に直接取り付けられるミラーは、玄関扉への取り付けには適さない場合が多いですが、壁に設置できるスペースがあれば検討できます。様々なデザイン、サイズがあります。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「玄関の鏡は、空間の広がりを感じさせ、明るく見せる効果があります。しかし、取り付け方法を誤ると、落下による事故や、扉の破損につながる可能性もあるため、安全性を第一に考えて、適切な方法を選択することが大切です。」とのことです。

まとめ

玄関扉への姿見取り付けは、材質や設置場所など様々な要因によって難易度が変化します。この記事で紹介した方法を参考に、安全で確実な取り付け方法を選択し、理想の玄関を実現してください。もし、それでも不安な場合は、専門業者に相談することをお勧めします。

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