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白と緑の玄関に合うタイルの選び方:明るさと素材感のバランスが重要
白を基調とした玄関に、リーフグリーンの玄関ドアという爽やかな空間ですね。木目調の床も温かみを感じさせ、素敵な空間になりそうです。玄関タイル選びは、全体の雰囲気を左右する重要なポイントです。工務店の方の言う通り、黒のタイルも選択肢としてはありますが、白を基調とした空間では、暗くなりすぎる可能性があります。薄く明るい色の方が、現在の玄関の雰囲気に合う可能性が高いと言えるでしょう。
しかし、「明るい色」といっても、様々な選択肢があります。そこで、具体的なアドバイスをさせていただきます。
1. タイルの色選び:ベースカラーとアクセントカラーの組み合わせ
まず、玄関タイルは大きく分けて「ベースカラー」と「アクセントカラー」の2つの役割を担います。
* ベースカラー:玄関全体の雰囲気を決定づけるメインカラー。広範囲に使用されるため、全体の印象を大きく左右します。白やベージュ、グレーなど、明るいニュアンスの色がおすすめです。
* アクセントカラー:ベースカラーに変化を加え、デザイン性を高めるためのカラー。玄関ドアの色(リーフグリーン)や靴箱の色(ダークブラウン)との調和を考え、ポイントとして使用します。
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今回のケースでは、白を基調とした空間なので、ベースカラーにはアイボリーやベージュといった、白に少し色味を加えたものがおすすめです。アクセントカラーとして、玄関ドアのリーフグリーンと調和する薄いグレーやライトグリーンのタイルを部分的に使用することで、より洗練された空間を演出できます。
2. タイルの素材選び:質感で印象を変える
タイルの色だけでなく、素材も重要な要素です。素材によって、玄関の印象は大きく変わります。
- セラミックタイル:耐久性が高く、汚れにも強いのが特徴。様々な色やデザインがあり、選択肢が豊富です。価格も比較的リーズナブルなものから高級なものまで幅広いです。
- 天然石タイル:高級感があり、独特の風合いが魅力。大理石や御影石など、様々な種類があります。セラミックタイルに比べて価格は高めですが、上品な空間を演出したい場合におすすめです。
- 磁器タイル:セラミックタイルの一種ですが、より強度が高く、吸水率が低いのが特徴。耐久性、耐摩耗性に優れ、メンテナンスも容易です。
木目の床との調和を考えると、マットな質感のセラミックタイルがおすすめです。光沢のあるタイルは、床材との質感の差が大きくなり、統一感が損なわれる可能性があります。
3. 外と内のタイルの使い分け:空間の繋がりを意識する
玄関の外と内のタイルは、同じ素材、同じ色で統一する必要はありません。むしろ、異なる素材や色を使うことで、空間のメリハリをつけることができます。例えば、玄関の外は耐久性の高いセラミックタイル、玄関の中はデザイン性の高い天然石タイルを使用するなど、それぞれの場所の用途や目的に合わせて素材を選ぶのも良いでしょう。
4. 専門家への相談:プロの意見を参考に
最終的な決定は、ご自身で行うのが一番ですが、迷った場合は、工務店やインテリアコーディネーターに相談することをおすすめします。プロの視点を取り入れることで、より理想的な玄関空間を実現できるでしょう。写真やサンプルを見ながら相談することで、より具体的なイメージが湧きやすくなります。
具体的なタイルの組み合わせ例
いくつか具体的なタイルの組み合わせ例を挙げ、イメージを膨らませてみましょう。
* 例1:ベースカラーにアイボリー系のセラミックタイル、アクセントカラーに薄いグレーのセラミックタイルを組み合わせる。玄関の外と内を同じ素材で統一し、落ち着いた雰囲気に。
* 例2:ベースカラーにベージュ系の磁器タイル、アクセントカラーにライトグリーンのセラミックタイルを部分的に使用。玄関の外は耐久性の高い磁器タイル、玄関の中はデザイン性の高いセラミックタイルを使用し、メリハリのある空間を演出。
* 例3:玄関の外は、耐久性と防汚性に優れた濃いグレーのセラミックタイル。玄関の中は、アイボリー系の天然石タイルを使用し、高級感と清潔感を両立。
これらの例はあくまでも参考です。ご自身の好みや、家の全体のデザインと調和するものを選ぶことが重要です。
まとめ:白と緑の玄関に合うタイル選びのポイント
白と緑の玄関に合うタイル選びは、明るさと素材感のバランスが重要です。ベースカラーにはアイボリーやベージュ、アクセントカラーには薄いグレーやライトグリーンなどを検討し、マットな質感のセラミックタイルや磁器タイルを選ぶのがおすすめです。専門家の意見を参考にしながら、理想の玄関空間を実現してください。