玄関の向きと風水:東南玄関・乾宅と本命卦の相克を解決するインテリア術

風水について質問です。玄関の向きが東南で、座山が乾(けん)となる場合は「乾宅」(けんたく)といい、陰陽では「陽」、五行では「金」に当たる。「乾宅」は「陽」の質を持っているので、明るさを好む。できるだけ自然光を取り入れるように工夫する。インテリアも明るるい色で、採光、家屋の色彩も明るさを保つのがよいです。住む人は性格が明るくなり、聡明さも備わり、感性も豊かになるとされる。間口が狭い場合は、玄関に凸面の風水鏡を取り付け、広く見せるようにする。鏡は正面に付けないこと。家相では、東南に玄関がある家は栄えると言われる。↑と言われていますが、私は平成8年生まれで東南の方向が本命卦では大凶にあたります。逆に北東が最大吉とされています。ですが北東って鬼門ですよね?この場合ってどっちを優先した方が良いのでしょうか?またどちらに転んでも何かしら対処すべきだと思うので是非お知恵をお貸しください。

風水と本命卦の相反するアドバイス:東南玄関と北東吉方位の葛藤

風水では、玄関の向きや家全体の配置によって吉凶が判断されます。質問者様の場合、玄関が東南、座山が乾(けん)の「乾宅」であり、風水的には「陽」の性質を持つため、明るく開放的な空間づくりが推奨されています。しかし、本命卦(生まれた年によって決まる方位)では、東南が凶、北東が吉とされているため、相反するアドバイスに戸惑われているとのことです。これはよくあるケースで、風水と本命卦をどのように調和させるかが重要なポイントとなります。

風水と本命卦:それぞれの役割と解釈

まず、風水と本命卦の役割を理解することが大切です。

風水:環境の調和

風水は、住環境と人間のエネルギーの調和を図る学問です。家の構造、配置、方位などを考慮し、気の流れを良くすることで、健康、運勢、人間関係などの向上を目指します。玄関は気の入り口であるため、特に重要視されます。東南の玄関は、風水的に金運や発展を象徴する方位とされています。

本命卦:個人のエネルギー

本命卦は、生まれた年によって決まる個人のエネルギーの方位を示します。本命卦に合った方位に過ごすことで、運勢が上昇すると考えられています。質問者様の場合、北東が吉方位であるため、この方位を重視することで、個人的な運気向上に繋がると考えられます。

相反するアドバイスへの対処法:調和と補強

風水と本命卦のアドバイスが相反する場合、どちらか一方を完全に無視するのではなく、両方の良い点を活かす方法を検討することが重要です。具体的には、以下の様な対策が考えられます。

1. 自然光と明るい色調を優先:乾宅の特性を活かす

乾宅の特性である「陽」の性質を活かすため、自然光を最大限に取り入れる工夫をしましょう。カーテンやブラインドは、明るい色や透け感のある素材を選び、光を遮らないようにします。インテリアの色選びも重要です。ベージュ、アイボリー、クリーム色などの明るい色調をベースに、アクセントカラーとしてゴールドやオレンジなどの暖色系を取り入れることで、明るく開放的な空間を演出できます。

2. 北東の吉方位を強化:インテリア配置で補強

北東が本命卦の吉方位であるため、この方位を強化する工夫が必要です。例えば、リビングや書斎を北東に配置したり、北東の壁面に明るい色の絵画や観葉植物を飾ることで、吉方位のエネルギーを高めることができます。また、この方位に、リラックスできる空間を作ることで、精神的な安定をもたらし、運気向上に繋がります。

3. 鬼門対策:北東の気を鎮める

北東は鬼門とされており、邪気が入りやすいとされています。鬼門対策として、以下の様な方法が有効です。

  • 鏡の設置:凸面鏡を玄関などに設置することで、邪気を反射させる効果が期待できます。ただし、鏡は正面に設置しないように注意しましょう。玄関の正面に設置すると、良い気を反射してしまう可能性があります。
  • 五帝銭の設置:五帝銭は、中国の古銭を組み合わせたもので、邪気を払い、幸運を招くと言われています。玄関や北東の方位に設置することで、鬼門の気を鎮める効果が期待できます。
  • 植物の配置:生命力のある観葉植物を置くことで、良い気を呼び込み、邪気を払う効果が期待できます。ただし、枯れた植物は逆に邪気を招くため、こまめな手入れが必要です。

4. 専門家への相談:より具体的なアドバイスを得る

風水や家相に詳しい専門家に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。専門家は、家の間取りや方位、質問者様の状況などを考慮し、最適な対策を提案してくれます。

具体的なインテリア提案:ベージュを基調とした明るい空間

質問者様のご自宅が、東南玄関・乾宅であることを踏まえ、ベージュを基調としたインテリアを提案します。ベージュは、落ち着きと温かみのある色で、乾宅の「陽」の性質と調和します。

リビング

* 壁:ベージュのクロスを使用し、自然光を最大限に取り込みます。 * ソファ:ベージュのファブリックソファを配置し、リラックスできる空間を演出します。 * カーテン:透け感のあるベージュのカーテンを使用し、光を遮らないようにします。 * アクセントカラー:クッションやブランケットにオレンジやゴールドなどの暖色系を取り入れ、空間を明るく華やかにします。

玄関

* 床:明るい色のタイルを使用し、清潔感と広がり感を演出します。 * 壁:ベージュのクロスを使用し、明るく清潔感のある空間を演出します。 * 鏡:凸面鏡を玄関の側面に設置し、空間を広く見せる効果を狙います。ただし、正面には設置しないように注意しましょう。 * 照明:明るい照明器具を設置し、玄関を明るく照らします。

まとめ:風水と本命卦の調和を目指したインテリア

風水と本命卦のアドバイスが相反する場合でも、両方の良い点を活かすことで、より良い住環境を実現できます。自然光を最大限に取り入れ、明るい色調のインテリアを心がけることで、乾宅の「陽」の性質を活かしつつ、北東の吉方位を強化することで、運気向上を目指しましょう。専門家のアドバイスも参考にしながら、自分にとって最適なインテリアを追求してみてください。

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