玄関からリビングの廊下に伸びる奥行きのない一面の棚の有効活用術

現在、新居を探しています。環境や機能などもろもろ合わせて一番いいかな~と思っている賃貸が、備え付けの棚のある家です。玄関からリビングの廊下に伸びる奥行きのない一面の棚(蓋無し)の使い道に悩んでいます。その棚はかなり奥行きが狭く、普通サイズの漫画や文庫本がギリギリ入る奥行きで、高さは床から天井まで、横幅は2m以上あります。寝室やリビングにあるのなら本棚としてありがたいのですが、玄関前の廊下からリビングへの廊下にあります。来客が多い訳ではありませんが、玄関入ってすぐにずらっと本を並べる気にはなりません。なので、飾れるものと言ったらちょっとした小物や写真立てなど…だと思うのですが、本当に沢山のスペースがあって、ちょっとやそっとで使い切れません。もちろん、すべて埋める必要はないのですが、すっからかんというのも…。不安定なものを飾りすぎても、地震の時に大変なことになりそうです。棚の仕切りは取り外せて高さの位置は変えれるようになっているので、奥行き以外の大きさは自由自在です。広く取って額縁を飾ったりしてもいいかと思いましたが、賃貸なうえ備え付けの棚なので、穴をあけて飾るわけにもいきません。何かインテリアや実用的に有効活用できれば、その家を選びたいのですが、有効活用できなければ掃除が大変なだけですし、他の家をもう少し探した方が良いのかなとも思ったり。。玄関からリビングの廊下に伸びる奥行きのない一面の棚。もし自分だったらこういうものを置くかも…というご意見やアイディア、そういう家に住んだど結局掃除が大変なだけだった!などのアドバイスがあればよろしくお願いします。

奥行きが狭い棚の有効活用:インテリアと実用性を両立させる方法

玄関からリビングへの廊下にある、奥行きが狭い一面の棚。確かに、使い勝手を考えるとなかなか難しいですよね。しかし、工夫次第で素敵な空間、そして実用的な収納スペースに変身させることができます。この記事では、その具体的な方法を、インテリアの専門家の視点も交えながらご紹介します。

1. ディスプレイ重視:洗練された空間演出

奥行きがないことを逆手に取り、飾ることに特化したディスプレイ棚として活用してみましょう。

  • こだわりのコレクションを展示: ミニチュア、陶器、置物など、あなたのコレクションを美しく並べてみましょう。スポットライトなどを活用すれば、より魅力的に演出できます。コレクションの種類に合わせて、棚の高さを調整できるのも大きなメリットです。
  • アート作品で個性を演出: 絵画や写真、ポスターなどを飾るのもおすすめです。賃貸なので壁に穴を開けられないという制限がありますが、画鋲を使わずに飾れるフックや、粘着テープタイプの画鋲など、賃貸でも使えるアイテムを活用しましょう。また、額縁の色やデザインを統一することで、洗練された印象になります。
  • グリーンで癒やしの空間を: 小さな観葉植物やドライフラワーを飾るのも良いでしょう。グリーンは空間を優しく彩り、リラックス効果も期待できます。ただし、植物によっては水やりがこまめな必要があるため、管理のしやすさも考慮しましょう。
  • 照明で魅せるディスプレイ: 棚に埋め込み式のLEDライトを設置したり、間接照明を配置することで、ディスプレイ効果を高めることができます。特に夜間は、幻想的な雰囲気を演出できます。

ポイント: ディスプレイするアイテムは、色や素材感を統一することで、まとまりのある美しい空間を演出できます。また、地震対策として、転倒防止用のグッズを使用するなど、安全面にも配慮しましょう。

2. 実用性重視:収納と機能性を両立させる方法

ディスプレイだけでなく、収納スペースとしても活用したい場合は、以下の方法がおすすめです。

  • 薄型収納アイテムを活用: 奥行きが狭い棚には、薄型の収納ボックスやケースが最適です。ファイルボックス、CDケース、薄型の収納バスケットなどを活用して、小物を整理整頓しましょう。透明なケースを使用すれば、中身が見えて取り出しやすくなります。
  • 壁面収納と組み合わせる: 棚の横に壁面収納を設置することで、収納力を大幅にアップさせることができます。壁面収納は、棚と同じ色合いのものを選ぶと、統一感が出ておしゃれに見えます。
  • 棚板の高さを調整: 棚の仕切りを取り外して、棚板の高さを自由に調整できます。収納するものの高さに合わせて棚板の高さを変えることで、収納効率を最大限に高めることができます。
  • 機能的な収納グッズ: フックやS字フック、マグネットなどを活用して、鍵や帽子、アクセサリーなどを収納することもできます。これにより、玄関周りの収納スペースを有効活用できます。

ポイント: 収納するものは、種類別に分けて収納ボックスに入れることで、見た目も美しく、探しやすくなります。また、定期的に整理整頓を行い、不要なものを処分することで、常に清潔で使いやすい状態を保ちましょう。

3. 掃除のしやすさを考慮した配置

奥行きが狭い棚は、掃除がしにくいというデメリットもあります。そのため、掃除のしやすさを考慮した配置が重要です。

  • アイテムを詰め込みすぎない: 棚にアイテムを詰め込みすぎると、掃除がしにくくなります。適度なスペースを空けて、掃除しやすいようにしましょう。アイテムの配置は、定期的に見直すことが大切です。
  • 埃よけ対策: 埃がたまりやすいので、定期的に掃除機をかけたり、布巾で拭いたりする必要があります。埃よけのカバーや、掃除しやすい素材の収納ボックスを使うのも有効です。
  • 棚の素材: 棚の素材によっては、汚れがつきやすく、掃除が大変な場合があります。掃除しやすい素材の棚を選ぶか、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

4. 専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田先生に、奥行きが狭い棚の活用についてアドバイスをいただきました。 「奥行きが狭い棚は、収納というよりもディスプレイに重点を置くのがおすすめです。限られたスペースだからこそ、厳選したアイテムを配置することで、洗練された空間を演出できます。また、棚の色や素材感、照明などを工夫することで、より魅力的な空間になります。ただし、地震対策は必須です。転倒防止グッズなどを活用し、安全面にも配慮しましょう。」

まとめ:あなたの理想の空間を実現しましょう

奥行きが狭い一面の棚は、使い勝手が悪いように思えますが、工夫次第で素敵な空間を演出できます。ディスプレイに特化したり、実用的な収納スペースとして活用したり、様々な可能性があります。この記事で紹介した方法を参考に、あなた自身のセンスで、理想の空間を実現してください。そして、掃除のしやすさも考慮して、快適な生活空間を手に入れましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)