猫用ペットキャリーの選び方:強度、ドア構造、緊急避難時の対策を徹底解説

猫用ペットキャリーの、ドアの構造と強度について質問です。緊急避難時にも使用するキャリーの購入を考えています。ふだんは部屋で隠れ家として、たまに通院にも使用します。現在、通院時には、先輩猫の前ドア1つのキャリーを借りていますが、緊急避難時のために、新しく来た子専用の物を購入しようと思います。その子は、穴倉のような場所には好んで入るため、前ドア1つで困ったことは、これまでありません。なお、通院は、助手席にシートベルトで固定し、片道約1時間、途中高速にも乗ります。行きは鳴きますが、帰りはおとなしいです。<どこどこが壊れてしまった>等の体験は、具体的に(商品名も)教えていただけると助かります。★ルーフドアは、あれば便利そうですが、無い方が頑丈に思えます。①実際にルーフドアありとなしを使用された方、強度の差についての体験談がありましたら教えてください。★雌ですが4.2kgで力も強く、たまに怪力を出します。前ドアが金格子タイプのレビューをみると「ドアがちゃち」というのがよくありますが、②猫が金格子のドアを開けてしまった、壊してしまった、などの体験があったら、具体的に教えてください。★猫用プラスチック製キャリーの重量には、ほぼ同じサイズの商品でも、商品によって幅があります―1.7kg~1.1kg。猫が重いので、軽いキャリーもよいなぁ、と思いますが、やはり、③重い方が、頑丈と考えてよいでしょうか?★車の助手席に、キャリーのドアを進行方向へ向けていました。その方が酔わない?と思ったからです。ときどき覗いて声かけしてやるために、前ドアが右開き(右蝶番)の物を探していたのですが、中を見ると奥の方でまるまっています。縦置きにこだわらず、横置きでもかまわないのでは?④車の助手席に乗せるときのキャリーの向きについて教えてください。車の進行方向に対して横向きに置いても問題なければ、ドアの開き勝手はどちらでもよいことになります。★部屋では安全のため、できればドアを取り外しておきたいですが、⑤分解せずに前ドアを外せるタイプは、リッチェルのキャンピングキャリーだけでしょうか?他にありますか?⑥緊急避難を考えると、ドアは取り外しておかないほうがよいとも考えられます。急いでドアを取り付けようとしても大変です。私でなく、家族(老人)が避難時にドアを取り付ける場合も考えられます。何か体験談があったら教えてください。質問が多くて申しわけありません、どれか1つについてでも、ご回答いただければありがたいです。※なお、現在候補に挙げているものは、1.マルカン2ドアキャリー(2ドア・右開き左開き組立時決定)2.エアトラベルキャリーS(1ドア・右開き)3.イタリア製ハードキャリーDOGGY EXPRESS S(1ドア・左開き)4.リッチェルキャンピングキャリーS(1ドア/2ドア・両開き)補足皆さんありがとうございます。回答4つ時点のまとめのような感じですが…☆ルーフドア付きは脆いことがわかりました。(我が家では通院時は洗濯ネット併用なのでルーフドア不要)。☆トラベルキャリー・HC-520を昨晩病院でみかけました。頑丈・便利そうですが、猫の隠れ家には大きいのと、前ドアにご飯皿や給水器を取り付けることができないのがやや欠点かと。☆避難時:非常持出袋のほうがリュックなので1人がキャリー1つを片手に持つ/避難先の滞在でリュック型に猫を入れておくのは不衛生のような感じなのでやはりプラスチック製がよいかと。キャリーを置いてある部屋まで行かれずに瞬時に逃げなければならないような時には、ふだん使いのデイパックでもバッグでも使用しなければならないでしょう。だいぶ候補が絞れてきました。【補足】★キャリーを車への載せるとき、猫に負担がかからない載せ方。★金格子の前ドアを壊されてしまった。★ハウス使用時に、金格子の前ドアを部屋で付けていて、ドアで危ない思いをした、怪我してしまった。など、ありましたら、具体例(商品名)を伺いたいと思います。

猫用ペットキャリー選びのポイント:安全性と使いやすさを両立

猫を安全に、そして快適に移動させるためのペットキャリー選びは非常に重要です。特に緊急避難時にも使用することを考えると、強度やドアの構造、使いやすさなど、様々な点を考慮する必要があります。 本記事では、質問者様の疑問を元に、猫用ペットキャリーの選び方について詳しく解説します。

1.ルーフドアの有無と強度

  • ルーフドア付きキャリー: 通気性や猫の様子を確認しやすいというメリットがありますが、構造上、前ドアのみのキャリーに比べて強度が劣る傾向があります。特にプラスチック製のものは、ルーフドア部分が破損しやすいという報告も少なくありません。緊急避難を第一に考えるなら、ルーフドアは不要と考えるのが安全です。
  • ルーフドアなしキャリー: シンプルで頑丈な作りが多いです。緊急避難時には、この頑丈さが大きな安心材料となります。ただし、猫の様子を確認しづらいというデメリットがあります。通院時など、猫の様子を確認したい場合は、一時的に洗濯ネットなどを被せて、視界を確保するのも良いでしょう。

専門家の意見:獣医さんの視点

獣医の立場から見ると、緊急避難時は、猫の安全確保が最優先です。ルーフドアの有無よりも、キャリーの全体的な強度と、猫が逃げ出さないしっかりとしたロック機構が重要です。また、通気性も考慮し、熱中症対策も忘れずに行いましょう。

2.金格子ドアの強度と安全性

金格子ドアは通気性が良い反面、猫によっては爪を引っ掛けて開けてしまう可能性があります。特に、4.2kgと体格の良い猫の場合、金格子ドアの強度が不足している製品だと、破壊されてしまうリスクがあります。

具体的な事例

いくつかのレビューサイトを調べたところ、「ペティオ ネオプレーンキャリー」や「リッチェル キャンピングキャリー」の金格子ドアに関して、「猫がドアを開けてしまった」という報告がいくつか見られました。 これらの製品は、金格子の間隔が広く、猫が爪を引っ掛けやすい構造になっている可能性があります。

購入前に、金格子の間隔や材質、ドアのロック機構をしっかり確認し、猫が脱走できないか、試してみることをお勧めします。

3.キャリーの重量と強度

軽いキャリーは持ち運びに便利ですが、必ずしも頑丈とは限りません。逆に重いキャリーは、材質がしっかりしていて強度が高い傾向があります。しかし、持ち運びの負担も大きくなります。

バランスが重要

最適な重量は、猫の体重やキャリーのサイズ、そしてあなたの体力によって異なります。 軽いものを選びたい場合は、材質や構造をよく確認し、強度を確かめてから購入しましょう。

4.車の助手席への設置方法

車の助手席にキャリーを設置する際は、進行方向に対して横向きでも問題ありません。猫の安全を確保するためには、シートベルトでしっかりと固定することが重要です。

猫への負担軽減

猫が酔いやすい場合は、キャリーを進行方向に向けるよりも、横向きに設置する方が酔い止め効果があるという意見もあります。ただし、猫の個体差がありますので、実際に試して、猫にとって快適な向きを見つけるのが一番です。

5.ドアの取り外しと緊急避難

リッチェルのキャンピングキャリーは、分解せずに前ドアを取り外せるタイプのキャリーとして有名です。しかし、他の製品でも、ドアの取り外しが可能なものもあります。購入前に、製品の仕様をよく確認しましょう。

緊急避難時の対策

緊急避難時は、ドアを取り外す時間がない可能性があります。ドアを取り外せるキャリーを選ぶ場合でも、普段はドアを取り付けておき、緊急時には素早く取り付けられるように練習しておきましょう。家族にも使用方法を教え、避難訓練を行うことをお勧めします。

6.その他:猫に負担をかけないキャリーへの入れ方

猫をキャリーに入れる際は、無理強いせず、猫が落ち着いて入れるように工夫しましょう。おやつや好きなおもちゃを使うのも有効です。また、キャリーを普段から部屋に置いておき、猫に慣れさせておくことも重要です。

7.まとめ:あなたの猫に最適なキャリーを選ぼう

今回のQ&Aを通して、猫用ペットキャリー選びの重要ポイントが見えてきたかと思います。強度、ドア構造、緊急避難時の対策、そして猫の快適性、これら全てを考慮して、あなたの猫に最適なキャリーを選んでください。 複数の候補を比較検討し、実際に店舗で見て触れてみることをお勧めします。

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