猫多頭飼いの悩み:10ヶ月♂と5ヶ月♂、追いかけっこはいつまで続く?仲良くなるための具体的な方法

猫の多頭飼いしている方に質問です。 現在10ヶ月の♂先住猫と5ヶ月の♂新猫がいます。 一ヶ月前に新猫を迎え入れ、先日先住猫の去勢手術が終わりました。 対面したあとはすぐにお互い追いかけ回し、新猫がギャ ァギャアと鳴くのですが、一ヶ月たった今でも相変わらず追いかけ回します。先住猫は去勢をしましたがする前とほとんどかわってません。 私が遊んでも追いかけるのをやめません。 今は家を開けるときは先住猫が自由に部屋を歩き、新猫がケージに入ってます。この生活が一ヶ月続いてます。お互いが仲良くなってくれたら二匹とも出す予定だったのですが、このままでは新猫がずっとケージのままになってしまうのかと心配です。 何事も先住猫が優先、との話を聞いたのでご飯も遊びも寝るときも優先しているのですが、ケージに入れるのをたまには先住猫にしてみても大丈夫でしょうか…?今のところ新猫が来て粗相をしたことはありません。 また、一生相性が悪くて毎日喧嘩ばかり、みたいな子たちもいるのでしょうか…?多頭飼いしている方お願いします。 補足 30分くらい走り回って追いかけ回したあと、落ち着くと先住猫が新猫の頭をペロペロ舐めます。また30分くらいたつとまた追いかけます。 たまにお互い離れて寝ることもあります。

猫同士の追いかけっこ、その原因と解決策

10ヶ月の先住猫と5ヶ月の新猫、一ヶ月経っても追いかけっこが続いているとのこと、ご心配ですね。ご質問にあるように、去勢手術後も追いかけっこが変わらないのは、縄張り争いや順位付けが原因と考えられます。5ヶ月の新猫はまだ幼く、遊び半分で追いかけている可能性もありますが、先住猫にとってはストレスになっている可能性も高いです。

追いかけっこの原因を分析する

* 縄張り意識: 新しい猫が来たことで、先住猫は自分の縄張りを侵されたと感じています。特に、トイレや寝床などの大切な場所を新猫が利用しようとした際に、攻撃的な行動に出る可能性があります。
* 順位付け: 猫社会では、順位付けが非常に重要です。先住猫は、新猫を下位に置こうとして、追いかけっこや威嚇行動でその意思表示をしていると考えられます。去勢手術後も、順位付けの行動は必ずしもなくなるわけではありません。
* 遊び: 新猫は、先住猫との遊び方をまだ理解していない可能性があります。猫同士の遊びは、時に激しい追いかけっこになることもありますが、それが喧嘩に発展することもあります。
* ストレス: 新しい環境、新しい猫、そして去勢手術と、先住猫は多くのストレスを抱えている可能性があります。ストレスによって、攻撃性が増す場合もあります。

具体的な解決策

1. フェロモン製品の活用

フェリウェイなどのフェロモン製品は、猫の安心感を高める効果があります。スプレータイプやディフューザータイプがあり、猫が落ち着いて過ごせる環境を作るのに役立ちます。

2. セパレートスペースの確保

猫がそれぞれ落ち着いて過ごせる、安全なスペースを確保しましょう。例えば、猫用ベッドやキャットタワー、高い場所などを用意することで、猫同士の接触を避け、ストレスを軽減できます。新猫はケージに入れているとのことですが、ケージ内を快適な空間に整えることも重要です。

3. スローな紹介

既に一ヶ月経過していますが、改めてスローな紹介を心がけましょう。完全に隔離した状態から、徐々に接触時間を増やしていく方法が効果的です。例えば、最初は匂いを嗅ぎ合わせる程度から始め、徐々に視界を共有させ、最終的に同じ部屋で過ごすようにします。この段階的なアプローチは、猫同士のストレスを軽減し、スムーズな関係構築を促します。

4. 環境エンリッチメント

猫が飽きないように、様々な遊び道具や環境を用意しましょう。猫が自由に探索したり、登ったり、隠れたりできる環境は、ストレス軽減に繋がります。キャットタワー、ハンモック、トンネル、爪とぎなど、多様なアイテムを用意することで、猫の好奇心を刺激し、遊びを通してストレス発散を促せます。

5. 遊ぶ時間を増やす

猫同士の追いかけっこが遊びの延長線上にある可能性もあります。猫と十分に遊んであげ、猫のエネルギーを消費させることで、追いかけっこを減らす効果が期待できます。レーザーポインターや羽根つきの棒など、猫が夢中になるおもちゃを用意し、十分な時間をかけて遊んであげましょう。

6. 専門家への相談

状況が改善しない場合は、獣医さんや動物行動学の専門家に相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、猫の行動の背景を理解し、適切な対処法を見つけることができます。

先住猫と新猫、ケージ入れ替えについて

質問にあるように、たまには先住猫をケージに入れるのも一つの方法です。ただし、これはあくまで一時的な措置として、新猫が落ち着いて過ごせる時間を作るために行いましょう。常に先住猫を優先するのではなく、状況に応じて柔軟に対応することが重要です。

一生相性が悪い猫もいる?

残念ながら、一生相性が悪く、毎日喧嘩ばかりする猫もいます。しかし、それは決して珍しいことではありません。猫同士の相性は、個体差が大きく、必ずしも仲良くなるとは限りません。大切なのは、猫が安全で快適に過ごせる環境を整え、ストレスを軽減することです。

インテリアと猫多頭飼いの両立

猫が快適に過ごせる空間を作るには、インテリアにも工夫が必要です。

猫が安全に過ごせる家具選び

* 猫が登れない家具: 猫が登って転落する危険のある家具は避けましょう。
* 猫が傷つけにくい素材: 猫が爪を研いでも傷つきにくい素材の家具を選びましょう。
* 猫が隠れる場所: 猫が落ち着いて休める隠れ家となる場所を確保しましょう。キャットハウスや、棚の下など、猫が安全に隠れることのできるスペースを用意することが重要です。

色の効果

猫は色覚が人間とは異なるため、色の好みは人間とは異なりますが、落ち着いた色合いのインテリアは、猫のストレス軽減に役立つと言われています。グレーは、落ち着きを与え、猫のストレスを軽減する効果が期待できます。

まとめ

猫同士の追いかけっこは、縄張り意識や順位付け、遊び、ストレスなど様々な原因が考えられます。解決策としては、フェロモン製品の活用、セパレートスペースの確保、スローな紹介、環境エンリッチメント、十分な遊び時間などを試してみましょう。それでも改善しない場合は、獣医さんや動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。猫が安全で快適に暮らせる環境を整えることで、猫同士の良好な関係構築を目指しましょう。

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