猫同士の激しい喧嘩と縄張り争いへの対処法|引越し後のストレスと解決策

最近引越し、前の家を引き払う時に少しトラブルがあり、4日間も車に愛猫2匹を置いていかなきゃならなくなり 何度か様子を見に行って異常はありませんでした。 ただ怖々している2匹だけで優しく 声をかけてあげていました。 トイレもちゃんとしてました 車に置いて行ったのは大家とのトラブルがあり方法がなく仕方がなく車に置いていました。 私はビジネスホテルでペットを持ち運べないので車に置いていました。 ある日、車に戻ったら猫の足跡がボンネットにありどうやら野良猫が寄ってきたみたいなんです。野良猫が見に来たんだなーって思ってただけで。 そして新居に着き、愛猫2匹を解放してあげました。 ですが、その数日後愛猫2匹で激しい喧嘩をしていました。これもストレスなのかなしか思いませんでした。 2匹とも身体は傷だらけです。 しばらく私の部屋に(黒猫)、別の場所に白猫と隔離しました でもトイレは私の部屋なので連れて行こうと部屋に入ったら、部屋にいた黒猫が ウーっと怒鳴ったり、シャーって言ったりして白猫をトイレに連れて行けません。 白猫も怖くなったみたいであたしの部屋には近づきもしなくなりお風呂でトイレしてるみたいです。 仲良くさせようと引き合わせても黒猫がウー シャーってうなってます。 最近ではあたしが白猫を抱っこしていて部屋に戻ると白猫のにおいがするみたいであたしにもうなってきます(/ _ ; ) 黒猫は私の部屋を縄張りしているのでしょうか? このままだと白猫の体調が心配です…。 どうしても仲良く引き合わせたいので宜しくお願いします。 ちなみに2匹とも去勢はしていません 4歳です。これからするつもりです 2匹とも5歳の兄弟です。

引越しによる猫のストレスと縄張り意識

長期間の車中生活、引越しによる環境変化、そして野良猫との遭遇など、愛猫たちは想像以上のストレスを抱えていた可能性が高いです。猫は環境の変化に非常に敏感で、縄張り意識が強い動物です。新しい環境に適応するのに時間がかかり、特に兄弟猫であっても、縄張り争いが発生することがあります。今回のケースでは、黒猫があなたの部屋を縄張りとして認識し、白猫を排除しようとしていると考えられます。白猫がお風呂でトイレをしているのは、安全な場所を探しているためでしょう。

猫のストレスサイン

猫のストレスサインは様々です。今回のケースでは、以下のサインが見られました。

  • 激しい喧嘩
  • 身体の傷
  • 威嚇(ウー、シャー)
  • 逃避行動(白猫がお風呂でトイレをする)
  • 飼い主への攻撃性

これらのサインは、猫が深刻なストレスを抱えていることを示しています。放置すると、健康問題に繋がる可能性もあります。

猫同士の仲直りのための具体的なステップ

猫同士の仲直りは、時間と忍耐が必要です。焦らず、段階的に進めていきましょう。

ステップ1:徹底的な環境整備

まず、猫たちが安全に過ごせる環境を整えることが重要です。

  • 隠れ家を作る: 猫それぞれに、安全で落ち着ける隠れ家を用意しましょう。段ボール箱、キャットハウス、棚の下など、猫が気に入る場所を探してみてください。隠れ家には、猫が落ち着けるような柔らかい布やタオルを入れてあげましょう。
  • トイレを増やす: 各隠れ家の近くにトイレを設置しましょう。白猫は現在お風呂でトイレをしているので、お風呂場にもトイレを置くのも良いかもしれません。多頭飼育の場合、トイレの数は猫の数+1が理想です。
  • 食事場所と水の場所を離す: 食事場所と水の場所は、それぞれ別の場所に設置しましょう。これは、猫同士の争いを避けるためです。
  • フェロモン製品の活用: 猫用フェロモン製品(Feliwayなど)は、猫を落ち着かせ、安心感を与える効果があります。スプレータイプやディフューザータイプなど、様々な製品がありますので、獣医さんに相談して適切な製品を選びましょう。

ステップ2:ゆっくりと距離を縮める

いきなり猫たちを引き合わせるのは危険です。まずは、隠れ家からお互いの存在を感じさせることから始めましょう。

  • 匂いを共有させる: 各猫のタオルやベッドを、お互いの隠れ家の近くに置いてみましょう。匂いを共有することで、お互いの存在に慣れていきます。
  • 間接的な接触: 隠れ家の間隔を徐々に狭めていきましょう。最初は数メートル離して、徐々に近づけていきます。猫たちが落ち着いていれば、数センチまで近づけることも可能です。
  • 視覚的な接触: 猫たちが落ち着いてきたら、隠れ家の間にある仕切りを少し開けて、お互いの姿が見えるようにしてみましょう。最初は短時間から始め、徐々に時間を長くしていきます。

ステップ3:直接的な接触

猫たちが落ち着いてお互いの存在を受け入れられるようになったら、いよいよ直接的な接触を試みましょう。

  • 監視下での接触: 最初は、飼い主が常に監視している中で、猫たちを引き合わせましょう。猫たちが喧嘩を始めたら、すぐに引き離してください。
  • 遊びを通して仲良くなる: 猫が大好きなおもちゃを使って、一緒に遊ばせてみましょう。遊びを通して、猫たちは良い関係を築いていく可能性があります。おもちゃは、猫が追いかけやすいもの、猫が捕まえやすいものを選びましょう。
  • 褒めて強化する: 猫たちが穏やかに過ごしている時は、たくさん褒めてあげましょう。褒めることで、猫たちは良い行動を繰り返すようになります。

ステップ4:去勢手術

去勢手術は、猫同士の喧嘩を防ぐ上で非常に効果的です。特に、縄張り意識の強いオス猫の場合、去勢手術を行うことで、攻撃性が減少することが期待できます。

専門家のアドバイス

猫の行動専門家や獣医に相談することも有効です。専門家は、猫の行動を分析し、具体的な解決策を提案してくれます。また、猫の健康状態をチェックしてもらい、ストレスによる健康被害がないか確認することも重要です。

インテリアと猫のストレス軽減

今回のケースでは、引越しが大きなストレス要因となっています。新居のインテリアも、猫のストレス軽減に役立ちます。

  • 落ち着ける空間の確保: 猫がリラックスできる空間を確保しましょう。猫専用のベッドや、高い場所から見渡せるキャットタワーなどを設置すると効果的です。猫は高い場所が好きなので、キャットタワーを設置することで、安全な場所を確保できます。
  • 安全な隠れ家の設置: 猫は隠れ家がないと不安になりやすいです。段ボール箱やキャットハウスなどを設置し、猫が自由に隠れることができるようにしましょう。隠れ家は、猫が落ち着いて過ごせる場所を提供します。
  • 視覚的な刺激の軽減: 猫は視覚的な刺激に敏感です。窓から見える景色や、室内にある家具などが、猫にとってストレスになる場合があります。カーテンやブラインドなどで視覚的な刺激を軽減しましょう。

まとめ

猫同士の喧嘩は、ストレスや縄張り意識が原因であることが多いです。解決には、時間と忍耐が必要です。環境整備、段階的な距離の縮め、去勢手術、そして専門家への相談などを組み合わせることで、猫たちの仲直りを目指しましょう。焦らず、猫たちのペースに合わせて、ゆっくりと進めていくことが大切です。

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