猫同士の仲直りは可能?多頭飼育における猫のストレスと解決策

猫は仲直りできますか? 現在、3匹の猫を飼っています。 家のつくりが複雑なのですが、私の部屋は離れになっていて、そのうちの1匹A(8歳)は私の部屋、もう1匹B(6歳)は私の隣の部屋を主なすみかとしています。 2匹とも外へ出ますが、猫Aは母屋、私のいる離れ、もう1棟の離れと、どこへでも入りますが、敷地内からはほぼ出る事はありません。猫Bは私の隣の部屋にご飯&寝に帰ってくる以外はほとんど外(敷地外にも出る)にいます。 元々我が家には 1.故:オス猫 2.メス猫 3.故:メス猫 4.猫A 5.猫B 6.故:オス猫 の6匹がおり、猫Bが我が家に仲間入りした、まだ片手に乗るくらい小さい頃は、猫Aがお尻をなめてあげたり毛づくろいしてあげたりと仲が良く、一緒の部屋にいても喧嘩をしないし、くっついて寝ていることもあるくらい仲が良かったです。 しかし、最後のオス猫が我が家にやってきた4年前くらいから、突然2匹の仲が悪くなりました。 思い当たる原因としては、人懐っこくて甘えん坊のオス猫を家族みんながかわいがった事で、猫Aがストレスを抱えて猫Bをいじめた?ことかなと・・・ 現在は、体格や実際の他の猫との喧嘩を見る限り、明らかに強い猫Bが、完全に猫Aに対しておびえきっていて、近くにいると逃げていきます。逃げるのを見た猫Aがすごい勢いで追いかけて行き、大喧嘩はしませんが自分の縄張りから追い出すような感じです。逃げ場がない場所だとお互い出を出しています) 猫Aは他の猫に対してはすごくビビリで近所の猫が近づいてくると固まってしまったり、びっくりしてもらしてしまったこともあるくらい気が小さいのですが、なぜか猫Bに対してだけはすごく強気なんです。 実は私の部屋の隣は元々妹の部屋で、数ヶ月前に妹が出て行った事で猫Bは部屋にひとりぼっちになってしまったんです。 部屋に1匹でいるのは寂しいだろうし、この2匹の仲がよければ私の部屋に入れてあげたいのですが、どうにも仲が悪くて私のへ何は猫Aがいないときでさえ、絶対に入ろうとしません。 こんな関係の2匹が仲良くなる事は不可能なのでしょうか・・・

猫同士の仲直りは可能?多頭飼育の課題と解決へのアプローチ

結論から言うと、猫同士の仲直りは不可能ではありません。 長年築き上げてきた関係性の修復には時間と根気が必要ですが、適切な方法でアプローチすることで、猫たちの関係改善を期待できます。 今回のケースでは、新たなオス猫の導入による猫Aのストレス、そして猫Bの孤独感が、関係悪化の大きな要因と考えられます。

猫のストレスと行動の変化

猫Aは、新しいオス猫への嫉妬やストレスから、猫Bに対して攻撃的な行動をとるようになった可能性があります。 猫は縄張り意識が強く、特に資源(餌、寝床、飼い主の愛情など)をめぐる競争は、ストレスや攻撃行動の引き金となります。 猫Bが外に出る時間が長いのは、家の中で安全な場所、安心できる場所を見つけられないストレスからかもしれません。

具体的な解決策

猫Aと猫Bの仲を修復するために、以下の対策を段階的に試してみてください。

1. 環境エンリッチメントによるストレス軽減

* 猫それぞれの安全な空間を確保する:猫Aと猫Bはそれぞれに、他の猫から安全に逃げ込める隠れ家が必要です。キャットタワー、猫用ベッド、段ボールハウスなどを複数用意し、それぞれの好みに合わせて配置しましょう。 特に猫Bには、妹さんの部屋がなくなったことで安全な場所が奪われた可能性が高いので、新しい隠れ家を複数用意し、落ち着ける場所を見つけるまで見守ることが大切です。
* 資源の分散:餌場、水飲み場、トイレを複数設置し、猫たちが競争せずに利用できるようにします。 場所だけでなく、高さも変えてあげると、猫同士の接触機会を減らせます。
* 垂直空間の活用:猫は高い場所を好むため、キャットタワーや棚などを設置して、上下運動を促し、縄張り争いを軽減します。
* 遊びの提供:猫用の玩具で十分に遊んであげ、狩猟本能を満たすことでストレスを軽減します。 猫Aと猫Bを別々に遊ばせることで、直接的な接触を避けつつ、それぞれのストレスを解消できます。

2. フェロモン製品の活用

フェリウェイなどの猫用フェロモン製品は、猫の安心感を高める効果があります。 スプレータイプやディフューザータイプがあり、それぞれの猫の落ち着く場所に使用することで、ストレスを軽減し、リラックスした雰囲気を作ることができます。

3. 徐々に距離を縮める

* 視覚的な接触から始める:最初は、猫Aと猫Bが互いに見える距離に離れて過ごすことから始めます。 徐々に距離を縮めていくことで、お互いの存在に慣れていきます。
* 匂いの共有:それぞれの猫のタオルやベッドなどを交換することで、お互いの匂いに慣れさせます。
* 間接的な接触:猫Aと猫Bが一緒にいる時間を作る際、最初はケージやベビーゲートなどで物理的に隔離し、少しずつ距離を縮めていきます。
* ポジティブな経験の共有:おやつを与えたり、一緒に遊ぶことで、良い経験を共有させ、お互いへのポジティブな感情を育みます。

4. 専門家への相談

改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、猫たちの状態を正確に把握し、適切な対応策を見つけることができます。

グレーインテリアを取り入れた多頭飼育環境

グレーは、猫にとって落ち着きを与え、リラックスできる色と言われています。 今回のケースでは、猫Bがストレスを抱えている可能性が高いので、猫Bの休息スペースにグレーのアイテムを取り入れることで、より安全で安心できる空間を作り出すことができます。

例えば、グレーの猫ベッド、グレーのカーペット、グレーの猫ハウスなどを配置することで、視覚的な落ち着きを与え、ストレス軽減に繋がります。 また、グレーは他の色と合わせやすく、インテリアにも自然と溶け込むので、多頭飼育の環境を整える上でもおすすめです。

まとめ

猫同士の仲直りは、時間と根気が必要な作業ですが、不可能ではありません。 上記の方法を参考に、猫たちの状態をよく観察しながら、少しずつ距離を縮めていきましょう。 そして、専門家のアドバイスも活用しながら、猫たちが安心して暮らせる環境づくりを目指してください。 猫たちの幸せな生活のために、諦めずに努力を続けることが大切です。

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