猫アレルギーと野良猫との生活:幸せな選択とは?

野良猫を飼いたいのですが猫アレルギーです。猫の幸せとは? 長文ですみません。 3歳弱のメスの野良猫です。 私は餌付けしていませんでしたが人慣れしている子で、これまでに数回、妊娠・出産を見てきましたのでずっと気になっており、意を決して3月末、捕獲して避妊手術を受けました。 するとなんと、手術済みでした。昨年夏は絶対に妊娠していたので、その後誰かがやってくれたようです。 二重回復でした。二回も怖い、痛い思いをさせてしまいました。 情が移るといけないのでピックアップ後すぐリリース予定でしたが、 病院でキズなどの状態を全く見せくれないままダンボール(キャリーがないので)に入れての返却だったので(野良にしてはいい子だけど暴れたら大変だから、とのこと)、さすがにそのままリリースは気がとがめ、いったん自宅で状態を確かめることにしました。 元気でよかったのですが、予想以上の甘えんぼで、ひとしきり部屋を探索・確認した後は私のそばを離れず、膝の上で熟睡までしてしまいました。 こんなにかわいい子を・・・ このまま飼うことを何度も考えましたが、アレルギーを考えるとどうしてもこの子の猫生の責任を持つ覚悟ができず、早い方がいいと思いその晩リリースしてきました。胸が引き裂かれる思いでした。追いかけてきてずっと悲しい声で鳴いていました。 その後も心配で心配で、二重回復の申し訳なさもあり、会えた日はご飯をあげてしまいました。 4月は真冬並みの寒い日も多かったので、栄養たっぷりつけて早くお腹のキズを治してほしい、という思いでした。 おかげさまで順調に回復していったのですが、猫が私の帰宅時間に階段の下で待つようになってしまいました。 術後わかったことですが、すぐ近所の人が今までずっと朝晩エサをあげていたようです。 (餌をあげるだけで、避妊・去勢の面倒はしていません。この猫が手術されていたことも知らなかったようです) なのでご飯に困っているわけではないです。(その方があげたカリカリが残っていることもあります) 野良猫を迷惑に思っている近所の方もいるので表立ったことはできず、 人目のつかないところでこっそり撫でてエサをあげる、が、ネコにとっても私にとっても習慣化してしまいました。 最近は、しゃがむと膝のうえに乗ってきて頭をすりつけてきます。 ひとしきり撫でたあと下そうとしても下りず、無理やりおろしますが付いてきてしまうので、好物のカリカリを数粒置き、そっちに集中している隙に帰る、というパターンです。でもその後、まだ鳴いているときもあります。 こんなことはいつまでも続けられないし、私もそのネコにすっかり情が湧いてしまい、責任を持って飼うつもりでいろいろ調べました。 アレルギー対策として、寝室には入れない(寂しがって鳴くでしょう)、1か月に1度はシャンプー(嫌がるでしょう)。。 いろいろ考えるうちにこれはネコにとって望ましいことではないんじゃないか、 今は日々たった5~10分撫でてるだけ。猫からしたら、たまに撫でてくれて美味しいご飯をくれる人、くらいかもしれない。 残業で遅くなることもあるので、毎日たっぷりかまってあげられる時間が取れるか自信がありません。 外では野良の友達とじゃれたり、木登りしたり。 約3年、外で生きてきた子の自由を奪い、狭い部屋で長生きさせた方がいいなんて、私の思い上がりではないか。 病気や事故で外ネコの寿命が短いことは知っています。 (集合住宅内なので、車の事故はほぼないと思われますが。) 知恵袋で野良と家ネコ、どっちが幸せかという質問は多いですし、答えが出ないことも承知していますが。。。 里親探しも考えましたが、餌やりさんが相当自由奔放に育てたようなので厳しいと思います。 (お腹がすいたら鳴いて呼ぶ→部屋に入れる→食事→帰りたくなったら鳴く) 鳴いて人間をあやつる術を知っています。 以前、野良猫を数日保護したことがあるので、野良猫がどれだけ鳴くかは知っています。 文字通り、一晩中鳴いていました。ものすごく残酷なことをしている気持ちになりました。 私はこの猫に愛着がありますから飼うと決めたら覚悟しますが、里親探しは現実的に難しいと思います。 キズも完治した今、私がしていることは完全にエゴ・自己満足であることは認識しています。 猫アレルギーは血液検査しているので間違いないです。 医者には、飼ったら2年で喘息になると言われました。 5~10分撫でている間にも、くしゃみ、鼻水、のどのかゆみが出ます。 家に入れた時はさらに目のかゆみ、ひどいと顔のしっしんが出ることもあります。 アレルギーで飼ってる人もいるんだし飼いたい、飼う!→猫にとって幸せ? ぐるぐる周っています。 正直、健康面の不安も完全にはぬぐえません。 この数か月、毎日考えています。 これを読まれてのご意見、アドバイスをいただけると幸いです。 自分がよくないことをしていることは認識しているので、あまり厳しいコメントはご容赦くださいませ。

ご相談内容の整理と猫の幸せについて

ご相談は、猫アレルギーを持ちながら、人慣れした野良猫との関わり方に悩まれているという内容です。避妊手術済みの野良猫に餌を与え、触れ合う中で強い愛情を抱く一方、アレルギー症状や猫の幸せを考え、葛藤されている様子が伺えます。 特に、猫の自由を奪うこと、アレルギー症状の悪化、そして里親探しの難しさなどが大きな悩みとなっています。

猫アレルギーと共存するための具体的な対策

猫アレルギーをお持ちの方が猫と暮らすことは、確かに難しい課題です。しかし、適切な対策を行うことで、アレルギー症状を抑えながら共存できる可能性もあります。以下に、具体的な対策をいくつかご紹介します。

1. 環境対策:アレルゲンを減らす工夫

* 空気清浄機の使用:高性能な空気清浄機は、猫の毛やフケ、ダニなどのアレルゲンを効果的に除去します。HEPAフィルター搭載の機種を選ぶことが重要です。
* 掃除機とコロコロの使用:毎日、猫の毛が溜まりやすい場所を掃除機と粘着ローラーで丁寧に掃除しましょう。
* 猫専用のスペースを作る:猫が自由に過ごせるスペースを確保し、そのエリア以外は徹底的に清掃することで、アレルゲンの拡散を防ぎます。
* 定期的な洗濯:猫が触れる可能性のある布製品(カーテン、ソファカバー、寝具など)は、定期的に洗濯しましょう。
* 床材の選択:フローリングなどの掃除しやすい床材を選ぶと、アレルゲンの除去が容易になります。カーペットはアレルゲンが蓄積されやすいので、避けるのが理想的です。

2. 猫のケア:アレルゲンを低減させる方法

* ブラッシング:毎日ブラッシングすることで、猫の毛の抜け毛を減らし、アレルゲンを抑制できます。
* シャンプー:獣医師と相談の上、低刺激性の猫用シャンプーを使用し、定期的にシャンプーを行うことで、アレルゲンとなるフケを減らすことができます。ただし、頻繁なシャンプーは猫の皮膚を乾燥させる可能性があるので、注意が必要です。
* 食事管理:猫の食事内容によっては、毛玉の発生量が変化する可能性があります。毛玉ケアに配慮したフードを選択するのも有効です。

3. 薬物療法:アレルギー症状の緩和

* 抗アレルギー薬:アレルギー症状を抑える効果のある薬剤を、医師の指示に従って服用することで、症状の軽減が期待できます。
* 点眼薬・点鼻薬:目や鼻のかゆみを抑える点眼薬や点鼻薬も効果的です。

4. その他の対策

* 専門医への相談:アレルギー症状が強い場合は、アレルギー専門医に相談し、適切な治療法を検討しましょう。
* 免疫療法:アレルギーの原因物質に対する免疫療法も選択肢としてあります。

野良猫の幸せとあなたの責任

野良猫の幸せとは何か、そしてあなたの責任とは何かを改めて考えてみましょう。

野良猫の生活:自由と危険の狭間

野良猫は、自由に外を歩き回り、狩りをして生き延びています。しかし、その一方で、交通事故、病気、飢餓、人間からの危害など、様々な危険にさらされています。平均寿命も家猫に比べて短いとされています。

家猫の生活:安全と制限のバランス

家猫は、安全で安定した生活を送ることができます。しかし、その反面、自由が制限され、常に人間の世話が必要です。

あなたの状況と猫の幸せ

あなたは、この野良猫に愛情を抱き、餌を与え、触れ合っています。しかし、アレルギー症状や時間的な制約から、十分な愛情とケアを与えられるか不安を感じています。

重要なのは、猫にとって本当に幸せな環境を提供できるかどうかです。 5~10分の触れ合いだけでは、猫の愛情や信頼を満たすことは難しいかもしれません。毎日たっぷり時間をかけてあげられない、アレルギー症状も深刻な状況であることを考慮すると、この猫を飼うことは、猫にとってもあなたにとっても、幸せな選択とは言えない可能性が高いです。

現実的な選択肢と具体的な行動

現状を踏まえ、現実的な選択肢を検討し、具体的な行動計画を立てましょう。

1. 里親探し:新たな家族を見つける努力

たとえ餌やりさんが自由奔放な育て方をしているとしても、諦めずに里親探しを行うべきです。猫の性格や特徴を詳しく説明し、アレルギー持ちの人にも対応できる里親を探せるよう、複数の里親募集サイトや動物保護団体に相談してみましょう。 里親探しは困難な道のりですが、猫にとってより幸せな環境を提供できる可能性があります。

2. 継続的なサポート:距離を保ちながら見守る

もし里親が見つからない場合でも、完全に関係を断つのではなく、距離を保ちながら継続的なサポートを行う方法を検討しましょう。例えば、定期的に餌を与えたり、遠くから様子を見守ったりするなど、猫の生活を支えることができます。

3. 近隣住民との協力:地域猫活動への参加

近隣住民と協力して、地域猫活動に参加することも考えられます。地域猫活動は、野良猫の個体数を管理し、健康状態を維持することを目的とした活動です。地域猫活動に参加することで、この猫だけでなく、他の野良猫の生活も守ることができます。

専門家の意見:獣医師や動物行動学者のアドバイス

猫の健康状態や行動に関する不安がある場合は、獣医師や動物行動学者に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応策を立てることができます。

まとめ:猫との幸せな関係を築くために

猫アレルギーと野良猫との関係は、複雑な問題です。しかし、適切な対策と現実的な選択肢を検討することで、猫とあなた、そして周りの人々にとって幸せな解決策を見つけることができるでしょう。 今回の経験を活かし、今後、猫との関わり方についてより深く理解を深めていきましょう。

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