猫アレルギーと赤ちゃん、そして猫との暮らし方:安心できるインテリアと生活空間の作り方

猫アレルギーの人が上手く猫と暮らすには? 猫に詳しい方、ご意見頂けますと幸いです。 私には猫アレルギーがあります。 猫は元々主主人飼っていたコです。更にその前は主人の以前お付き合いしていた方の猫です(その方は亡くなっています)。 今年の春に赤ちゃんが生まれました。 荷物も増え、手狭になったので引っ越しをします。引っ越し先でも勿論部屋は分けるつもりです。 ①赤ちゃんに猫アレルギーが出た場合は部屋を分けるだけでは難しいでしょうか? 私、実母、実姉、実姉の子、義母と近親者に猫アレルギーの人が多いので今から不安です。 実家には犬がいますし、私が元々飼っているコではないので預かって貰えるとは思えません。 義実家は義母がアレルギーの為、無理と義父に断られています。 主人は子供にアレルギーがあっても里親探しをするつもりはないそうです。 ②お世話はどうしたら? 今はトイレ、餌、掃除など全て主人の担当です。 しかし仕事で遅い事も多く、なかなか手を掛けてあげられません。 掃除もクイックルワイパーを少しかける程度…。 今は動かない赤ちゃんも、そのうち動くようになると不安です。 マスク、ゴーグルなど用意した方が良いですか? 私は何とか我慢しながら暮らしていけますが、子供の事を考えると不安です。

猫アレルギーと赤ちゃん:部屋を分けるだけでは不十分な場合もある

猫アレルギーを持つご家族に赤ちゃんが誕生し、引っ越しを機に猫との生活を見直したい、というご相談ですね。 まず、部屋を分けるだけでは、赤ちゃんへのアレルギー発症を完全に防ぐことは難しいと理解しておきましょう。猫のフケや唾液、尿などに含まれるアレルゲンは、空気中に漂いやすく、ドアや換気口などを介して容易に移動します。

特に、赤ちゃんは免疫システムが未発達なため、大人よりもアレルギー症状が出やすい傾向があります。 部屋を完全に密閉しても、アレルゲンが完全に遮断されるとは限らないのです。 そのため、部屋を分けることは必須ですが、それだけでは不十分であり、他の対策と併用することが重要です。

具体的な対策:徹底的なアレルゲン対策と生活習慣の見直し

では、具体的にどのような対策が考えられるでしょうか。

1.徹底的な清掃と空気清浄

* 高性能空気清浄機:HEPAフィルター搭載の空気清浄機を、赤ちゃんがいる部屋と猫のいる部屋の両方に設置しましょう。 できれば、ペット専用の空気清浄機を選ぶと効果的です。 定期的なフィルター交換も忘れずに行いましょう。
* 掃除機:HEPAフィルター付きの掃除機を使用し、猫の毛やフケを徹底的に除去しましょう。 週に2~3回、できれば毎日、猫のいる部屋と赤ちゃんがいる部屋の両方で掃除機をかけましょう。 掃除機をかける際には、マスクを着用することをお勧めします。
* 拭き掃除:床や家具の表面は、毎日湿らせた布巾で拭き掃除を行いましょう。 猫が頻繁に過ごす場所は、特に念入りに拭きましょう。 洗剤は、低刺激性のものを選びましょう。
* 定期的な洗濯:猫が触れる可能性のある布製品(カーテン、寝具、ソファカバーなど)は、定期的に洗濯しましょう。 洗濯後は、しっかりと乾燥させましょう。

2.猫のケア

* ブラッシング:毎日、猫をブラッシングして毛の抜け毛を取り除きましょう。 ブラッシングは、アレルゲンの発生を抑える効果があります。 ブラッシング後は、掃除機で毛を吸い取ってください。
* シャンプー:獣医と相談の上、低刺激性の猫用シャンプーを使用して定期的に猫をシャンプーしましょう。 ただし、シャンプーは猫にストレスを与える可能性があるので、頻度には注意が必要です。
* 猫の寝床:猫の寝床は、洗濯できる素材のものを選び、定期的に洗濯しましょう。

3.生活空間の見直し

* インテリア選び:カーペットや絨毯は、アレルゲンが溜まりやすいので、できるだけ避けましょう。 床材は、掃除がしやすいフローリングがおすすめです。 家具も、掃除がしやすいシンプルなデザインのものを選びましょう。 ベージュなどの淡い色は、汚れが目立ちにくく、清潔感を保ちやすいでしょう。
* 素材選び:布製の家具やカーテンは、アレルゲンを吸着しやすいので、避けましょう。 代わりに、レザーや木製の家具、洗えるカーテンを選ぶことをお勧めします。
* 部屋の換気:定期的に部屋の換気を行い、新鮮な空気を取り入れましょう。 ただし、花粉の多い時期は、換気を控えめにしましょう。

4.保護具の着用

* マスク:猫のお世話をする際には、必ずマスクを着用しましょう。 N95マスクなどの高性能マスクがおすすめです。
* ゴーグル:猫の毛が目に入らないように、ゴーグルを着用するのも有効です。
* 手袋:猫のお世話をする際には、手袋を着用しましょう。

5.専門家の相談

アレルギー症状が酷い場合、または赤ちゃんにアレルギー症状が出た場合は、アレルギー専門医に相談しましょう。 適切な治療やアドバイスを受けることが重要です。 また、必要に応じて、動物アレルギー専門のクリーニング業者に依頼するのも良いでしょう。

猫のお世話:主人との役割分担と時間管理

猫のお世話は、主人任せではなく、夫婦で役割分担を行いましょう。 主人の仕事が遅い場合は、週末などにまとめて行うなど、工夫が必要です。 例えば、トイレ掃除は毎日、餌やりは主人、ブラッシングはあなたと分担するなど、具体的なプランを立ててみましょう。 また、猫のトイレは、臭いがこもりにくい場所に設置し、こまめな清掃を心がけましょう。

まとめ:愛情と工夫で猫と赤ちゃん、そして家族みんなが幸せに暮らせるように

猫アレルギーと赤ちゃん、そして猫との生活は、確かに大変な面もありますが、適切な対策と工夫によって、安全で快適な生活を送ることが可能です。 諦めずに、一つずつ対策を進めていきましょう。 そして、大切なのは、猫への愛情と家族の幸せです。 これらの対策を参考に、あなたと家族、そして猫が幸せに暮らせる環境づくりを目指してください。

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