猫アレルギーでも野良猫と暮らすことは可能?幸せな猫との生活を実現するためのステップ

野良猫を飼いたいのですが猫アレルギーです。猫の幸せとは?耳カットは手術前にお願いしましたが、病院に拒否されました。理由は「この市では統一認識されていないから動物病院でも知らないことがある」、「カットしたところでわからないかもしれないからうちではやってない」とのことでした。不満でしたが、先生と喧嘩したくなかったので、しない方向で進めることにしました。すると翌日、手術済み(二重開腹)の連絡が。もうこれ以上かわいそうな思いはさせたくないので耳カットをお願いするも、上記のことを繰り返され、しまいにはマイクロチップを埋めるとか、こまめに毛を剃るとか(キズ跡がわかるように)現実的ではない提案をされました。仕事中でしたので一旦電話を切りましたが収まらず、他の病院で耳カットも考えましたが猫の負担も考え、しつこく再度病院に頼んだところ、しぶしぶ受けてくれました。耳カットの追加料金も含め、4万7千円近くかかりました。(市の補助制度はありません)手術時にしてくれれば一度で済んだのに、全身麻酔を2回もすることになり、ネコもかわいそうでした。当初は手術&リリースでもう関わらない予定でしたが、二重開腹や耳カット問題など、想定外の事態が重なったことにより猫に対する思いが強まり、リリース後も面倒を見てしまいました。里親探しが難しいと思う理由として、「鳴く」の他に、たぶん何らかの病気を持っているのではと思ったからです。厳しい冬を3回乗り越えた子ですし元気そうですが、いつも鼻がずびずびしていて、くしゃみや目やにが出ていることが多いです。ちなみに目やには決まって左目です。左耳をカットしたのでそのせいと思っていましたが、耳のキズが治って暖かくなった今でも左目だけ目やにのことが多いです。以前はこんなに観察していなかったのでどうだったか覚えてませんが、目やにはよく付いてたと思います。また、里親を探すには、必ず保護した状態で、もし見つからなければ自分で飼うことができる状況でなければできないと思っていました。見つからなかったからリリースなんてことは絶対できませんから。しかしplaliceさんのアドバイスのように、外の状態のままでダメ元でもやってみる手もあるのだなと思いました。家に入れたのは4時間程度でしたので、どれだけ鳴くかはわかりませんでした。病院で4日間ケージに閉じ込められた後でしたので若干、いい子を演じていたような気もします。甘えっぷりからしても余程寂しかったのでしょう。(ねこの達人さんのお話、ケージ飼いも納得です。)餌やりさんが家に入れているようなので家には非常に慣れていましたが(うちと同じ間取り)、「(餌を)食べたら出せってうるさいから」と話していたので恐らく出たがって鳴くと思います。>質問者さんが飼ってもいいかどうか、ということが質問の趣旨だと思うのではずれた回答ですみませんいえいえ。私自身混乱していましたが、一番の問題はこんなアレルギーの私が本当に飼えるのか?ということだったと思います。(=そんな人間に飼われて猫は幸せか?)今回いろいろ整理できました。ありがとうございました。

野良猫の保護と医療:手術とその後

ご質問を拝見し、野良猫ちゃんへの深い愛情と、アレルギーというご自身の状況との葛藤、そして獣医さんとのやり取りの苦労が伝わってきました。 4万7千円という費用も、猫ちゃんへの愛情の裏返しですね。 まず、手術と耳カットに関してですが、獣医さんの対応には改善の余地があったように思います。事前に耳カットの重要性、そして手術後のケアについて、より丁寧に説明するべきだったでしょう。 地域によっては耳カットへの理解が低い場合もありますが、地域猫活動が盛んな地域では、TNR(Trap-Neuter-Return:捕獲・不妊手術・放獣)活動の一環として耳カットが広く行われています。 獣医さんを選ぶ際には、TNR活動への理解や経験があるかを確認することも重要です。

猫の健康状態の確認と治療

左目の目やにについては、単なる風邪や軽い結膜炎の可能性もありますが、より深刻な眼疾患の可能性も否定できません。 継続して目やにが出る場合は、動物病院で検査を受けることを強くお勧めします。 猫風邪は、野良猫では比較的よくある症状です。 適切な治療を受ければ、多くの場合回復します。 また、3度の冬を越えたとのことですので、寄生虫の感染なども心配です。 獣医さんによる健康診断で、寄生虫の有無やその他の疾患の有無を確認し、必要な治療を受けてください。

猫アレルギーと共存するための対策

猫アレルギーがあっても、猫と暮らすことは不可能ではありません。 しかし、適切な対策を講じる必要があります。

アレルギー症状を抑える方法

* 空気清浄機の使用:HEPAフィルター付きの空気清浄機は、猫の毛やフケを効果的に除去し、空気中のアレルゲン濃度を下げます。 お部屋に複数設置するのも効果的です。
* 定期的な掃除:猫の毛がたまりやすい場所(ソファ、カーペットなど)は、こまめに掃除機をかけましょう。 掃除機はHEPAフィルター付きのものを選びましょう。 ダストモップや粘着ローラーも有効です。
* 猫との接触時間の制限:猫と触れ合う時間を短くしたり、触れ合った後は必ず手を洗うことで、アレルゲンへの接触を最小限に抑えられます。
* アレルギー薬の服用:抗ヒスタミン剤などのアレルギー薬は、症状を軽減するのに役立ちます。 医師の指示に従って服用しましょう。
* 脱臭対策:猫の臭いもアレルギー症状を悪化させる可能性があります。 こまめな換気や、消臭剤の使用を検討しましょう。
* 部屋の特定エリアへの制限:猫が自由に動き回れるスペースを制限し、アレルギー症状が出にくい部屋を確保するのも有効です。

猫に優しい環境づくり

アレルギー対策と同時に、猫が快適に過ごせる環境を整えることも大切です。

* 専用の寝床:猫が落ち着いて休める専用の寝床を用意しましょう。 洗える素材のものがおすすめです。
* 清潔なトイレ:トイレは常に清潔に保ちましょう。 猫砂の種類も、アレルギー症状に影響を与える可能性があるので、検討してみましょう。
* ストレス軽減:猫がストレスを感じないように、安全で安心できる環境を整えてあげましょう。 隠れ家となる場所を用意するのも効果的です。
* 適切なブラッシング:定期的なブラッシングは、猫の毛の抜け毛を減らし、アレルギー症状を軽減するのに役立ちます。 ブラッシング後は、必ず掃除機で毛を吸い取ってください。

里親探しと猫の幸せ

里親探しは、猫の性格や健康状態、そしてあなたの状況を踏まえて慎重に行う必要があります。

里親募集の方法

* 動物愛護団体への相談:動物愛護団体は、里親探しをサポートしてくれます。 猫の健康状態や性格などを詳しく説明し、適切な里親を見つけるお手伝いをしてもらいましょう。
* インターネットでの募集:ペットサイトやSNSなどを活用して、里親を募集することもできます。 猫の写真や動画を掲載し、性格や特徴などを詳しく説明しましょう。
* 知人・友人への紹介:信頼できる知人や友人などに、猫を飼ってくれる人を探してもらうのも良い方法です。

猫の幸せとは?

猫の幸せは、個体によって異なります。 しかし、共通して言えるのは、安全で安心できる環境、そして愛情と適切なケアです。 アレルギーがあるからと、猫を飼うことを諦める必要はありません。 適切な対策と準備によって、あなたと猫、共に幸せな生活を送ることができるはずです。 猫の鳴き声についても、適切な環境とトレーニングで改善できる可能性があります。

専門家の意見

獣医師や動物行動学者などの専門家の意見を参考に、猫との生活をより良いものにしていきましょう。 必要に応じて、専門家への相談も検討してください。

まとめ

野良猫の保護は、責任と覚悟が必要です。 しかし、適切な対策と準備、そして愛情があれば、猫アレルギーがあっても猫と幸せに暮らすことは可能です。 今回の経験を通して、猫への愛情が深まったこと、そして猫の幸せについて真剣に考えるようになったことは、大きな収穫です。 これから猫と過ごす日々が、あなたにとってかけがえのない時間となりますように。

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