猫を飼う前に!高校生のお姉さんと家族の幸せな猫との生活のための準備と確認事項

姉が猫を飼いたいと言い始めました。 最近私の家に野良猫が住みつきました。 そして、姉は可愛い、飼いたいと言い出しました。 なんで?と聞いたら、「私一人暮らししないからこの家にずっといるから」といいました。 多分、ずっと面倒をみれるから猫を飼いたいと言いたいのでしょうね。ちなみに姉は高2です。 でも、猫なんて15年近く生きるのだから、簡単に飼うなんて軽い気持ちじゃ、まずできないんです! 本当に一人暮らししないかなんて、まだわからないし… それより私が反対する理由はあります。 姉が昔ハムスターを飼いたいと言って、私も承知してかったんですけど… 世話はすべて私!まぁ頼まれたわけじゃないんですけど、私以外誰も世話しないんでやらざる負えない、というか、やらなくてはいけないので全部世話やりました。 そして、触りたくなったら触ってて…そのハムスター私が一生懸命世話してきたハムスターだから!触るんだったら協力するのが普通でしょ!ってカンジです。 だから、ハムスターより倍金がかかるし、ハムスターの世話できないんだったら猫もできるわけがないんですよね。 あと、私の祖母も1ヶ月前に猫を動物愛護協会からもらって、飼ったのですが… 子猫で鳴き声がうるさすぎてストレスになり、食欲がなくなってしまって、私と相談して協会に返したんです…まぁ歳が歳っていうのもありますけど… そういう体験もあるので、猫って簡単に飼えないんだなーと改めてわかったばかりなんです… 猫を飼ったら飼ったで、家には誰もいないし、家族が帰ってくるのは最低でも6時。 昼間誰もいないので可哀想ですよね、誰もいないところで・・・基本寝ているのはわかっていますが、可哀想です! 昔のハムスターみたいに世話しないでほったらかしじゃ可哀想なんですよね。 結局私がやるハメになるんで・・・やらなきゃいいとは思うのですが、それじゃ猫がかわいそう・・・ 姉が15年も世話なんて到底無理です!! 病気にもかかるかもしれないし、払うのは姉じゃなくて親なのに。なんせ部屋も散らかっているし・・・ どう思いますか(´・ω・`)??

猫との生活:責任と準備

猫を飼うことは、15年以上にわたる大きな責任を伴います。単なる可愛らしさだけでなく、健康管理、経済的な負担、そして何より、猫の幸せを第一に考える必要があります。お姉様はまだ高校生。将来の計画も未定で、ハムスターの飼育経験からも、責任感や継続的な世話への意識に課題が見られます。

経済的な負担

猫の飼育には、毎月の食費、トイレ用品、医療費など、予想以上に大きな費用がかかります。 予防接種、病気の治療、緊急手術など、予期せぬ出費も発生する可能性があります。 高額な治療費を負担できるだけの経済的な余裕があるか、家族でよく話し合ってください。 また、猫の飼育に必要なケージ、ベッド、おもちゃ、爪とぎなどの初期費用も考慮しなければなりません。

時間的な負担

猫は、毎日のお世話が必要です。餌やり、トイレ掃除、ブラッシング、遊びの時間など、毎日欠かさず行う必要があります。 お姉様は高校生で、勉強や部活動、友人との時間など、忙しい毎日を送っているでしょう。 猫との時間を確保できるか、しっかりとスケジュールを立てて検討する必要があります。 昼間、誰もいない時間帯の対応も重要です。 猫は寂しがり屋な面もありますので、一人ぼっちの時間が多いとストレスが溜まり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。 猫の留守番対策として、ペットシッターの利用や、猫同士の多頭飼育(性格や相性などを考慮する必要がある)なども検討できます。

生活空間と環境

猫が安全に過ごせる生活空間を確保できているか確認しましょう。 お姉様の部屋は散らかっているとのことですので、猫が安全に遊べるスペースを確保し、危険なものを片付ける必要があります。 猫が登ったり、隠れたりする場所を用意し、快適な環境を整えることが大切です。 また、アレルギーの有無も確認する必要があります。

家族全体の合意

猫を飼うことは、家族全員で責任を共有する必要があります。 お姉様だけでなく、ご両親、そして質問者様も、猫との生活についてしっかりと理解し、同意を得ることが大切です。 特に、ハムスターの飼育経験から、世話が質問者様に集中する可能性が高いことを考慮すると、家族全員で分担する体制を事前に構築する必要があります。 誰が、どのような役割を担うのかを明確に決めておくことで、負担を軽減し、猫との生活を円滑に進めることができます。

具体的な対策とアドバイス

お姉様の猫への愛情は理解できますが、安易な気持ちで飼うべきではありません。 まずは、以下のステップで慎重に検討しましょう。

1. 猫との生活をシミュレーションする

猫を飼う前に、1週間〜2週間程度のトライアル期間を設けることをお勧めします。 近所の動物保護施設や知人から、一時的に猫を預かり、実際に飼育する大変さを体験することで、現実的な理解を深めることができます。 この期間中に、猫との生活における課題や問題点を洗い出し、解決策を検討しましょう。

2. 責任を共有する体制を作る

家族会議を開き、猫の飼育について話し合いましょう。 費用負担、世話の分担、緊急時の対応など、具体的な役割分担を明確に決めてください。 お姉様には、責任感と継続的な世話の重要性を改めて理解させ、具体的な行動計画を立ててもらう必要があります。 例えば、毎日の餌やり、トイレ掃除、ブラッシングなどの具体的な時間帯や担当者を決め、スケジュール表を作成するのも有効です。

3. 適切な教育を行う

猫の飼育に関する知識を身につけるため、書籍やインターネットを活用して勉強しましょう。 猫の習性、健康管理、病気の予防、適切な飼育方法などを学ぶことで、責任ある飼育につながります。 また、動物病院に相談し、専門家のアドバイスを受けることも重要です。

4. 他の選択肢も検討する

猫を飼うことにどうしても抵抗がある場合は、猫カフェに通ったり、ボランティア活動に参加するなど、猫と触れ合う他の方法を検討することもできます。 お姉様の猫への愛情を満たしつつ、責任ある行動を促すことが大切です。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、猫は繊細な生き物であり、適切な環境と愛情がなければ、ストレスや病気にかかりやすくなります。 特に、昼間一人ぼっちの時間が多いと、猫は寂しさや不安を感じ、行動異常を起こす可能性があります。 そのため、猫を飼う前に、猫の生活環境を十分に考慮し、家族全員で責任を共有する体制を構築することが不可欠です。

まとめ

猫を飼うことは、大きな責任と覚悟が必要です。 お姉様の気持ちは尊重しつつも、安易な気持ちで飼うことは避け、家族全員でしっかりと話し合い、準備を整えてから決断することが大切です。 猫の幸せと家族の幸せを両立させるために、慎重な検討と準備を怠らないようにしましょう。

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