猫の預かりボランティアと多頭飼育:飼い猫との相性とケージ飼育について

猫の預かりについて。 飼い猫がいる状況で預かりボランティアをする場合、 飼い猫と相性が悪い場合は部屋を別にするといいですが。 もし同室で留守にするとしたら、預かる猫をケージに入れておくことも可能でしょうか。 留守は朝7時半位から夜7時。ほぼ留守です。 1,猫が成猫でも問題ないか 2,高さ130センチ 横80センチ 奥行55センチ位のケージで広さでどうか うちの子は二ヶ月で上記より小さいケージに最初は留守中と夜入れていました。 ショップ等で見かける猫たちのスペースよりは広さがありますが、店だと休憩など裏で休ませたりしているかもしれませんので居心地が比べられません。 飼い猫にストレスがないようならケージに入れたままにはしませんが、会うまではわかりません。 相性が悪かった事を前提にすると、上記のケージに入れたままになるならやはり預かりは引き受けるべきではないでしょうか。 私がいるときは飼い猫と相性が悪くてもその子と遊ぶ時間は作ります。 預かるとしても、離乳をして1日2~3度のご飯(留守中はカリカリのみでウエットはあげません)で大丈夫な子で急変の恐れのある子は除きます。

飼い猫と預かり猫の多頭飼育:成功のためのポイント

飼い猫と預かり猫の同居は、双方にとってストレスとなる可能性があります。預かりボランティアを始める前に、十分な準備と計画が必要です。特に、長時間の留守中にケージ飼育を検討している場合は、慎重な判断が求められます。

1. 成猫の預かりについて

年齢に関わらず、猫同士の相性は個体差が大きいため、成猫であっても問題なく預かることができるケースと、そうでないケースがあります。重要なのは、猫の性格や過去の経験です。穏やかな性格の猫同士であれば、比較的スムーズに同居できる可能性が高いです。しかし、攻撃性や縄張り意識の強い猫同士の場合は、トラブルが発生するリスクが高まります。

2. ケージの広さについて

高さ130cm、横80cm、奥行55cmのケージは、成猫にとって十分な広さとは言えません。ショップで展示されているケージは、休憩スペースや隠れ家などが別途用意されている場合が多いです。猫は上下運動や隠れ場所を必要とするため、ケージ内での活動範囲が狭いとストレスを感じやすくなります。

より快適なケージ環境を作るためには、以下の点を考慮しましょう。

  • 高さのあるキャットタワーを設置する:垂直方向のスペースを確保することで、猫が自由に動き回れるようになります。
  • 隠れ家を作る:段ボールハウスや布製のベッドなどを設置し、猫が落ち着ける場所を作る。
  • トイレと餌場を離す:清潔さを保つためにも、トイレと餌場は離れた場所に設置する。
  • 遊び道具を用意する:猫が退屈しないように、様々な種類の遊び道具を用意する。

3. 長時間留守中のケージ飼育:ストレス軽減策

朝7時半から夜7時まで、ほぼ留守にする状況では、ケージ飼育は猫にとって大きなストレスとなる可能性があります。長時間ケージに閉じ込めることは、避けるべきです

もしケージ飼育せざるを得ない状況であれば、以下の対策を講じましょう。

  • ケージ内を快適にする:上述したように、キャットタワーや隠れ家などを設置し、ケージ内をできるだけ快適な空間にする。
  • 定期的な様子確認:可能であれば、昼休憩などに一度様子を見に行き、水や餌の確認、トイレの清掃を行う。
  • 自動給餌器・自動水飲み器の利用:留守中の餌やりや水の補給を自動化する。
  • フェロモン製品の利用:猫の安心感を高めるフェロモン製品を使用する。

4. 飼い猫へのストレス軽減

預かり猫との相性が悪い場合、飼い猫へのストレス軽減も重要です。

  • 完全な部屋別け:預かり猫と飼い猫を完全に別の部屋で飼育する。
  • 臭いの対策:預かり猫の臭いが飼い猫にストレスを与える可能性があるため、ケージやトイレなどをこまめに清掃する。
  • 飼い猫への十分な愛情:預かり猫の世話に気を取られず、飼い猫にも十分な愛情と時間を注ぐ。

5. 専門家の意見

動物行動学の専門家によると、猫同士の同居は、慎重な導入と継続的な観察が必要です。急激な環境変化は猫に大きなストレスを与えます。預かり猫を導入する前に、飼い猫の性格や行動をよく理解し、預かり猫との相性を事前に確認することが重要です。また、問題が発生した場合に備え、獣医師との連携も必要です。

結論:預かりボランティアは慎重に

今回のケースでは、長時間の留守と、飼い猫との相性の悪さを考慮すると、ケージ飼育での預かりはおすすめできません。預かり猫と飼い猫の安全と健康を守るためには、完全な部屋別けが最善策です。もし部屋を別にすることができない場合は、預かりボランティアは控えるべきでしょう。

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