猫の謎行動!帰宅後の追いかけっこ?その理由と対処法

追いかけっこのつもり?なのでしょうか?うちの猫(チンチラ 女の仔 生後1年半)は私が仕事から帰るとニャーニャー鳴いて玄関まで歩いて来ますが、私が「ただいま〜」と言って手を出すと目を大きく見開きグゥと低く鳴き脱兎の如く逃げ出します。そして私が部屋の中を歩くと部屋の中で物凄い勢いで走り回ります。近づこうとすると「捕まってたまるか!」と言わんばかりに部屋から部屋へ駆け回ります。そして室内着に着替え寛いでいると何処に隠れていたのかいつの間にかそばまでやって来て一緒に寛ぎ始めます。そこでまた手を伸ばすとまた逃げ出します。追わないでいるとまたそばまでやってきます。これを数回繰り返したらようやく落ち着き手を出しても逃げずにモフられ続けます。これは追いかけっこのつもりなのでしょうか?

猫の行動の謎を解き明かす!

猫の帰宅後の行動、まるで追いかけっこですよね? これは決して遊び心だけでは無い可能性が高いです。 猫の行動には、様々な理由が隠されています。 あなたの猫ちゃんの行動を分析し、その背景にある感情やニーズを理解することで、より良い関係を築くことができます。 今回は、猫の行動学の専門家の視点も交えながら、この謎を解き明かしていきましょう。

猫の行動分析:興奮と安心感の狭間

あなたの猫ちゃんは、あなたが帰宅すると最初は喜びを表し、玄関まで迎えに来てくれます。 しかし、手を伸ばすと逃げ出す…これは、興奮と警戒心の表れです。 1年半のチンチラちゃんはまだ幼く、感情表現が未熟なため、喜びと同時に、あなたの接近に少し怖さを感じているのかもしれません。

興奮と恐怖のバランス

猫は、興奮状態になると狩猟本能が刺激され、活発な動きを見せます。 あなたの帰宅は、猫にとって大きな刺激です。 しかし、同時に、あなたの大きな手や急な接近は、猫にとって脅威に感じられる可能性があります。 この興奮と恐怖のバランスが、逃げ回る行動に繋がっていると考えられます。

安心できる距離感

室内着に着替え、リラックスしているあなたに近寄ってくるのは、安心感を得ている証拠です。 しかし、それでも手を伸ばすと逃げ出すのは、まだ完全に安心しきれていない、もしくは、距離感を測っているのかもしれません。 猫は、自分のペースで距離を縮めたい生き物です。

猫との接し方:信頼関係を築くためのステップ

猫との追いかけっこは、決して楽しい遊びではありません。 猫はストレスを感じている可能性があります。 信頼関係を築き、猫が安心して過ごせる環境を作ることで、この行動を改善することができます。

1. 距離感を尊重する

猫が自ら近づいてくるまで、無理に近づかないようにしましょう。 猫が安心できる距離を保ち、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築くことが大切です。 猫がリラックスしている様子を観察し、そのタイミングを見計らって優しく触れ合うように心がけましょう。

2. スローモーションで接する

猫に近づく際は、ゆっくりとした動きを心がけましょう。 急に近づくと猫は驚いて逃げ出してしまう可能性があります。 猫の目線に合わせ、ゆっくりと手を伸ばし、猫が嫌がらない程度に優しく撫でてあげましょう。 猫が嫌がったらすぐに手を離すことも重要です。

3. 落ち着いた声掛け

猫に話しかける際は、優しく落ち着いた声で話しかけましょう。 大きな声や興奮した声は、猫をさらに怖がらせてしまう可能性があります。 静かに、そして優しく話しかけることで、猫は安心感を得ることができます。

4. 遊び方を見直す

猫との遊び方も重要です。 追いかけっこは、猫にとってストレスになる可能性があります。 代わりに、猫が楽しめるおもちゃを使って、ゆっくりとしたペースで遊びましょう。 例えば、羽根つきの棒やレーザーポインターなど、猫が追いかけることができるおもちゃがおすすめです。

5. 安全な隠れ家を用意する

猫が落ち着いて休める安全な隠れ家を用意しましょう。 猫は、不安を感じた時に隠れ家に逃げ込み、落ち着いて過ごすことができます。 隠れ家には、猫が快適に過ごせるように、柔らかいベッドや毛布などを用意しましょう。 猫が自由に隠れ家に出入りできるよう、場所を選びましょう。

6. 環境を整える

猫がストレスを感じないように、環境を整えることも重要です。 例えば、猫が自由に動き回れるスペースを確保したり、猫が登れるキャットタワーを設置したりすることで、猫はストレスを軽減することができます。 また、清潔なトイレや新鮮な水を用意することも大切です。

専門家の視点:獣医さんからのアドバイス

獣医さんに相談することで、猫の行動の背景にある問題を特定し、適切な対処法を見つけることができます。 特に、猫が異常に興奮している場合や、他の異常な行動が見られる場合は、獣医さんに相談することをお勧めします。 病気や健康状態が行動に影響している可能性もあります。

まとめ:猫との信頼関係が鍵

猫の帰宅後の行動は、興奮と警戒心の表れである可能性が高いです。 猫との信頼関係を築くことで、この行動を改善することができます。 焦らず、猫のペースに合わせて接し、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築いていきましょう。 そして、何か気になる症状があれば、獣医さんに相談することをお勧めします。 猫との幸せな時間を過ごすために、ぜひこれらのアドバイスを試してみてください。

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