猫の行動変化に潜むサイン:深夜の来訪、濡れた毛、攻撃性、そして威嚇…その原因と対処法

◆ネコの習性(行動)に詳しい方、助けてください!◆ 一ヶ月ほど前から、我が家に遊びに来るようになったネコと仲良くなりご飯をあげたり、じゃれたりしています。 最近ではすっかり慣れっこになり家の中で遊んだり、お昼寝をしたりもします。 性格は温厚で、おそらくおばあちゃんネコだと思います。 しかし数日前からなんだか様子がおかしいのです・・・。 普段遊びに来る時間帯がだいたい9時~21時くらいの間で縁側から「ニャオー」と鳴いて遊びに来たことを知らせてくれるのですが、一昨日は深夜3時くらいに「ニャオー」と声がして、こんな遅い時間にどうしたんだろう?と心配でした。 昨日は後ろ足から尻尾にかけて濡れているように見え、あれ?と思い抱っこしてみると濡れているのではなく、何かがかかったのか毛がカピカピに乾いてる様子でした。シャワーで流してあげた時、血なのか分かりませんが流し湯が赤かったので「ケガ!?」と思い全身確認しましたが自分が見る限りでは傷は見当たりませんでした。 その後、ご飯をあげたり普段と変わりない感じでそのコの横に寝転んでいたら突然振り向きざまに顔面をカッちゃかれ流血・・・。 今までそんな態度を示すことが無かったので非常に驚きました。その後はなんだかソワソワ落ち着きがなく外に出たがっていたので帰しました。 今日は家の中に入ってきた時点で普段とは違う空気感を感じました。なんというか、凶暴的な空気感です。 気のせいかもしれませんが、いつもより尻尾が太いように感じました。そしていつものようにご飯をあげる準備していたら、普段は足元にスリスリしてきたり「ニャオー」と甘えた感じで鳴いてくるのに、今日はそんなしぐさが全く無く私の背後で「シャーーー!」と威嚇してきました。その後も何度も「シャーーー!」と威嚇してきて、明らかに異変があったのですぐに帰そうと思ったのですが、逃げる様子が全くなく(普段はすぐ出て行きます)部屋の中をウロチョロしていました。途中、何度か咳きのようなものもしておりました。 突然、様子がおかしくなってしまい非常に心配ですし、困惑しております。 私はネコを飼った経験がないので何故このようになってしまったのか分かりません。習性や行動でいろいろ調べてみましたがヒットする答えを見つけられませんでした・・・泣。 ネコについて詳しい方、この行動について教えてください。宜しくお願い致します。

猫の異変:深夜の訪問、濡れた毛、攻撃性…その原因を探る

猫が普段と異なる行動を示す場合、様々な原因が考えられます。今回のケースでは、深夜の訪問、濡れた毛、攻撃性、威嚇など、複数の異変が報告されています。これらの症状から考えられる原因を一つずつ検証し、具体的な対処法を提案します。

深夜の訪問:何かを訴えている可能性

普段とは異なる時間帯に訪問してきたことは、猫が何かを訴えているサインかもしれません。お腹が空いている、病気、外敵からの脅威を感じているなど、様々な理由が考えられます。特に、おばあちゃん猫の場合、年齢による衰えや病気の可能性も考慮する必要があります。

濡れた毛と赤い流し湯:怪我の可能性と健康状態の確認

毛が濡れていて、シャワーで流した際に赤い水が流れたことは、怪我をしている可能性を示唆しています。目に見える傷がなくても、小さな傷や内出血の可能性があります。猫は痛みを隠すのが上手いため、表面的な検査だけでは見逃してしまうケースも少なくありません。

攻撃性と威嚇:恐怖や病気のサイン

普段温厚な猫が突然攻撃的になり、威嚇するようになったことは、猫が強いストレスや恐怖を感じている、あるいは病気にかかっている可能性を示しています。尻尾が太く見えるという記述からも、猫が緊張状態にあることが推測できます。

考えられる原因と具体的な対処法

上記の症状から、考えられる原因と具体的な対処法を以下に示します。

1. ケガや病気の可能性:獣医への受診が最優先

猫の異変で一番心配なのは、ケガや病気です。赤い流し湯は、内出血や怪我を示唆しています。目に見える傷がなくても、獣医による診察が必要です。特に、猫がソワソワ落ち着きがなく、咳き込んでいることから、何らかの病気の可能性が高いと考えられます。

獣医への受診は、早急に実行すべき最優先事項です。レントゲン検査や血液検査などを行い、原因を特定してもらいましょう。

2. ストレスや恐怖:環境の変化や外敵の脅威

猫は環境の変化に敏感です。近所に新しい猫が来た、工事の音など、普段とは異なる刺激がストレスになっている可能性があります。また、外敵に襲われた、または襲われたと感じている可能性も考えられます。

* 安全な空間の確保:猫が安心して過ごせる、隠れ家となる場所を用意しましょう。
* 刺激の軽減:騒音や強い光などを避け、静かな環境を心がけましょう。
* 他の猫との接触:近所に他の猫がいる場合は、接触を避けるように工夫しましょう。

3. 年齢による衰え:高齢猫特有の症状

おばあちゃん猫の場合、年齢による衰えも考慮する必要があります。認知症や腎臓病など、高齢猫特有の病気にかかっている可能性もあります。

* 食事の見直し:高齢猫用のフードに切り替えるなど、食事内容を見直しましょう。
* 定期的な健康診断:高齢猫は定期的な健康診断が重要です。獣医と相談しながら、適切なケアを行いましょう。

専門家のアドバイス:猫の行動を読み解く

猫の行動は複雑で、その原因を特定するのは容易ではありません。しかし、獣医や動物行動学の専門家にご相談することで、より的確なアドバイスを得ることができます。

動物病院での診察に加え、必要であれば動物行動学の専門家への相談も検討しましょう。専門家の視点から、猫の行動を分析し、適切な対処法を提案してもらえます。

まとめ:猫の異変への対応と予防

猫の異変は、放置すると深刻な事態につながる可能性があります。今回のケースのように、複数の異変が同時に起こっている場合は、特に注意が必要です。

早期発見と適切な対応が重要です。少しでも猫の様子がおかしいと感じたら、すぐに獣医に相談しましょう。また、日頃から猫とのコミュニケーションを密にすることで、小さな変化にも気づきやすくなります。

  • 獣医への受診を最優先に行う
  • 猫の安全な空間を確保する
  • ストレスとなる刺激を軽減する
  • 高齢猫の場合は、年齢による衰えも考慮する
  • 専門家(獣医、動物行動学者)に相談する

猫との信頼関係を築き、健康状態に気を配ることで、このような事態を未然に防ぐことも可能です。

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