猫の行動変化と対策:弟への攻撃と解決策

はじめまして!猫の事でおうかがいします。うちの猫がたまに遊びに来たり泊まりに来る弟に怒るようになりました。 猫は黒猫、メス、推定8カ月です。 生後3週間程度で道端で目が膿んだせいで 見えなくなり塞がって一人鳴きながら道路をよろついていた所をこのままではひかれると母が保護。 幸いにも通院で綺麗に目が開き問題無く見えています。 時折リードで庭をお散歩する以外は家の中で飼っています。 先月発情期が来ましたがまだ手術は受けていません。私と母で術後、家で様子を見てあげられるよう近く連休を作って受ける予定です。 弟は31才で猫好きです。うちに保護されてすぐから継続して月に1、2度は会っています。そのうちの半数は2歳の子供を連れてきます。この2歳の子供のこと最初からスゴく嫌そうにしています。別の部屋や隠れられる場所に逃げてみたり、近くまでいって脅かしてみたり、お互い似たような行動で付かず離れずの攻防戦をしています。 弟は仕事の都合で時折一人で泊まりに来ます。 大抵一泊ですが、先月初めて二泊しました。その最後の日に弟と猫が二人きりの際、突然立ち上がり喉からカッカッと音をたてたり、シャーっと言いながら引っ掻いたり攻撃してきたそうです。 私は遊びでしょ大袈裟、と言ったんですが、その日以降に弟が来ると同じように攻撃してくるそうで、何故か私の居ない所なので弟は猫をかぶってる!(笑)と見てないからだ!と言っていました。 そうしましたら、昨日、ついに目撃しました。 弟に向かってニャーニャー大きめの声を出していたので、ほら構って欲しいんだよ!と言いました。 弟はビクビク怖がり、抱いててくれ!!と言うのでヤレヤレと抱き上げてほら大丈夫でしょ、と近付いたところ、突然見たことのないスピードで爪をたて、弟にバリバリバリ!!!とやったのです。 そして何だか興奮している様子を見て怒ってるなぁと。 ビックリしました。弟は猫好きですしショックと怖いのとで落ち込んでいます。 このままですとナカナカ泊まりも遊びにも来られなくなりそうです。 何故急にそうなってしまったのでしょう。 先月、親戚の叔父さんが一泊した時は大丈夫でした。 来客にも男女共に大丈夫でした。 私には後追いばかりし、布団に入ってきたり、ゴロッと言いながら服を吸ったりと赤ちゃん甘えん坊です。 力加減が出来ず噛み付きが痛い時がありますが、一時期より大分優しくなりました。 私と母、勿論来客に爪をたてたことは一度もありません。 ただ、目が治ってきて元気になりだした頃に立ち上がりカッカッを小さい身体で私にも母にもやりました。威嚇のような感じでした。 気の強い子かもね、なんて言ってたんですがもうすっかりやらなくなりました。 食が少ーし細目なのか主にカリカリを好み体重は3.2㎏です。 おトイレは毎日ちゃんとしています。 水も飲みます。 いたって健康な普通の猫だと思います。 どなたかご存知、または思い付くようなことがありましたらお願い致します。

猫の行動変化の原因を探る

8ヶ月のメス猫が、これまで親しくしていた弟に対して突然攻撃的になった原因を分析してみましょう。いくつかの可能性が考えられます。

1. 発情期とホルモンバランスの変化

先月発情期を迎えたとありますが、未手術のためホルモンバランスが不安定になっている可能性があります。発情期のストレスや、ホルモンの急激な変化が、猫の性格や行動に影響を与えている可能性があります。手術を予定されているとのことですが、これが解決策の一つになるかもしれません。

2. 弟への恐怖とストレス

猫は繊細な生き物です。2歳児が一緒に来る際に猫が嫌がる様子を見せていることから、弟が連れてくる子供への恐怖やストレスが、弟自身への攻撃に繋がっている可能性があります。子供は猫にとって予測不能な動きをする存在であり、それが猫にとって大きなストレスになっていると考えられます。弟が子供と一緒の時と一人で来た時で猫の反応が違うのは、この可能性を示唆しています。

3. 資源防衛行動

猫は縄張り意識が強く、自分のテリトリーや資源(寝床、食べ物、飼い主の愛情など)を他者から守ろうとします。弟が泊まりに来た際に、猫が自分の安全な空間や飼い主の愛情を脅かされていると感じ、防衛行動として攻撃に出た可能性があります。特に、弟が猫を抱こうとした際に攻撃したことから、この可能性が高いと考えられます。

4. 過去のトラウマ

生後3週間で保護されたという猫の過去を考えると、初期のトラウマが潜在的に影響している可能性も否定できません。人への恐怖や不信感などが、特定の人物(弟)に対して攻撃的な行動として現れているのかもしれません。

5. 猫の個性と性格

猫はそれぞれ個性があり、気性が強い猫もいます。猫の性格を理解し、適切な接し方をすることが重要です。

具体的な解決策とアドバイス

猫の攻撃的な行動を改善するためには、以下の対策を試みてみましょう。

1. 猫の避妊手術の実施

まず、発情期のホルモンバランスの乱れによる影響を排除するために、予定されている避妊手術を確実に実施しましょう。手術後は、猫の行動が落ち着き、攻撃性が減少する可能性があります。

2. 弟への教育と猫との接し方

弟には、猫との適切な接し方を改めて教育する必要があります。

  • 猫に近づく際は、ゆっくりと静かに:急に近づいたり、大きな声を出したりしないように注意しましょう。猫は驚くと警戒し、攻撃的になることがあります。
  • 猫のペースを尊重する:猫が逃げたり、隠れたりする場合は、無理に近づかないようにしましょう。猫が自ら近づいてくるまで待ちましょう。
  • 猫を無理に抱き上げない:猫が嫌がることを強要すると、猫は恐怖を感じ、攻撃的になります。猫が自ら抱かれることを許してくれるまで待ちましょう。
  • 猫が落ち着ける空間を作る:猫が安全に過ごせる隠れ家や、落ち着ける場所を用意しましょう。猫がストレスを感じないように、常に安全な場所を確保することが重要です。
  • 猫が好きな遊び方を知る:猫が喜んでくれる遊びを見つけることで、猫との信頼関係を築くことができます。猫とのコミュニケーションを深めることで、攻撃性が減少する可能性があります。

3. 子供との接し方

2歳児には、猫に優しく接するよう教えましょう。子供は猫をいたずらしたり、無理やり触ろうとしたりする可能性があるため、常に大人の監視が必要です。猫が嫌がる行動をしないように注意し、猫と安全に距離を保つ方法を教えることが大切です。

4. フェロモン製品の活用

猫の安心感を高めるために、フェロモン製品(フェリウェイなど)を活用するのも有効です。フェロモン製品は、猫のストレスを軽減し、落ち着かせる効果があります。

5. 専門家への相談

もし、上記の対策を試みても改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、猫の行動問題の原因を特定し、適切な解決策を見つけることができます。

インテリアと猫の共存

猫が安心して過ごせる空間を作ることは、猫のストレス軽減に繋がります。インテリアにおいても、猫にとって安全で快適な空間作りを心がけましょう。

猫が落ち着ける場所の確保

猫専用のベッドや、高い場所に設置したキャットタワーなどを用意し、猫が自由にリラックスできる場所を確保しましょう。

猫が安全に過ごせる空間

猫が隠れることができるハウスや、爪とぎなどを設置することで、猫がストレスを感じずに過ごせる空間を作ることができます。

猫が登れる家具

猫は高い場所が好きなので、猫が登れる棚やキャットウォークなどを設置することで、猫の遊び場となり、運動不足の解消にも繋がります。

まとめ

猫の行動変化の原因は多岐に渡りますが、今回のように突然攻撃的になった場合は、発情期、ストレス、恐怖、過去のトラウマなどが考えられます。まずは、避妊手術を行い、弟には猫との適切な接し方を改めて教え、猫が安心して過ごせる環境を整えることが重要です。それでも改善が見られない場合は、専門家への相談を検討しましょう。猫との良好な関係を築き、安心して暮らせる環境を作ることで、弟との関係も良好に保てるはずです。

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