猫の血便と軟便:原因と対処法、獣医への対応

猫 軟便 血便について教えて頂きたいので宜しくお願いします 7歳の猫(病院で暴れるので、ちょっとした事でも安定をかけられます) 形のない下痢が3日ぐらい続いた後、最初硬い便の後柔らかく その便に、便の後半1cmくらい鮮血(粘りがある感じ) 思い当たるのはフードがリニューアルされたので 結果的にフードを変えた 新しく猫をお迎えして6ヶ月、未だに仲良くなく 先住猫が怒って威嚇している状態 別な部屋での生活ではあるがマンションなので見える位置にある 元気で食欲もあり、水も通常通り飲んでいる 土曜日だったので様子を見ていたら また形のない軟らかい便で血便なし 今朝の便で少し形のある便をして また血便、やはり便の後半赤い鮮血でした 検査をどのような検査をするものなのでしょうか? 今日は、今日は日曜日でかかりつけ病院が 休みなので明日一番で病院に連れて行こうと 思います(便は採取してあります)

猫の血便と軟便:原因を探る

7歳の猫ちゃんが、軟便、そして血便を経験されているとのこと、ご心配ですね。 ご説明いただいた症状から、いくつかの可能性が考えられます。まずは落ち着いて、明日獣医さんに診てもらうことが最優先です。 しかし、獣医さんへの受診前に、状況を整理しておくと、よりスムーズな診察につながります。

考えられる原因

猫の血便と軟便の原因は多岐に渡ります。大きく分けて、消化器系の問題、ストレス、寄生虫などがあります。

  • 消化器系の問題: フードの変更、炎症性腸疾患(IBD)、腸内細菌の異常など。 リニューアルされたフードが原因の可能性も否定できません。新しいフードに切り替える際は、徐々に混ぜていくことが重要です。急な変更は猫の消化器系に負担をかけ、下痢や血便を引き起こすことがあります。
  • ストレス: 新しい猫を迎えてから6ヶ月経っているとのことですが、先住猫との関係が良好とは言えない状況が、ストレスとなっている可能性があります。 たとえ別部屋であっても、見える位置にいることで、先住猫は強いストレスを感じているかもしれません。 このストレスが、消化器系の症状として現れることがあります。
  • 寄生虫: 回虫や鉤虫などの寄生虫感染も考えられます。 寄生虫は下痢や血便を引き起こすため、獣医さんが便の検査を行うでしょう。
  • 肛門周囲の疾患: 肛門腺の炎症や裂傷など、肛門周囲の疾患も血便の原因となることがあります。 便の後半に血が付着していることから、この可能性も考慮すべきです。
  • 腫瘍: 残念ながら、大腸や直腸の腫瘍も可能性として考えられます。 これは早期発見が重要です。

獣医さんへの準備

明日、獣医さんを受診される前に、以下の情報を準備しておくとスムーズです。

  • 便のサンプル: 既に採取済みとのこと、ありがとうございます。新鮮な便のサンプルは、検査に非常に重要です。
  • 症状の詳細: いつから症状が始まったか、便の状態(硬さ、色、粘り気など)、頻度、その他症状(嘔吐、食欲不振など)を具体的にメモしておきましょう。今回のケースでは、フード変更、新しい猫の導入といった状況も重要です。
  • 猫の年齢、性別、体重: 獣医さんはこれらの情報から、より適切な診断を下すことができます。
  • 普段の食事内容: フードの種類、量、与える頻度などをメモしておきましょう。フードの変更時期も重要です。
  • 生活環境: 猫の生活環境(室内か屋外か、ストレス要因など)についても説明しましょう。今回のケースでは、新しい猫との関係性について詳しく説明する必要があります。

獣医さんによる検査

獣医さんは、まず問診を行い、猫の状態を詳しく確認します。その後、以下の検査を行う可能性があります。

  • 血液検査: 貧血や感染症の有無を確認します。
  • 便検査: 寄生虫の有無、炎症マーカーなどを調べます。 既に便を採取されているので、検査がスムーズに進みます。
  • レントゲン検査: 消化器系の異常や腫瘍の有無を確認します。
  • 超音波検査: 内臓の状態を詳しく調べます。
  • 内視鏡検査: 消化管内部を直接観察し、病変の有無や組織を採取して検査します。これは、他の検査で異常が見つかった場合に行われる可能性が高いです。

具体的なアドバイスとストレス軽減策

獣医さんの診察を待つ間も、できる限りのケアをしてあげましょう。

  • 食事: 消化の良い、低脂肪のフードに切り替えることを検討しましょう。 獣医さんの指示に従い、フードを徐々に変更していくことが重要です。 一時的に、消化に良い療法食を試すのも良いでしょう。
  • 水分補給: 脱水を防ぐために、こまめに新鮮な水を用意しましょう。
  • ストレス軽減: 先住猫と新しい猫の間にフェロモンディフューザーを設置するなど、ストレス軽減策を試みてみましょう。 別々の部屋での生活は維持しつつ、少しずつ距離を縮める工夫も必要です。 例えば、お互いの匂いを嗅ぎ合わせたり、おもちゃで遊ばせたりするなど、徐々に慣れさせていく方法があります。
  • 安静: 猫が落ち着いて過ごせるように、静かな環境を用意してあげましょう。

専門家の視点:獣医さんの役割

獣医さんは、猫の症状を総合的に判断し、適切な診断と治療を行います。 ご心配な点や疑問点は、遠慮なく獣医さんに相談しましょう。 早期発見と適切な治療が、猫の健康回復に繋がります。

まとめ

猫の血便と軟便は、様々な原因が考えられるため、獣医さんの診察が不可欠です。 明日、獣医さんに診てもらう前に、この記事で紹介した準備をしておきましょう。 そして、獣医さんの指示に従い、適切なケアをしてあげることが大切です。 猫ちゃんが一日も早く元気になりますように。

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