猫の脱走対策:網戸を開けてしまう猫への効果的な解決策

猫を飼っている、飼っていた経験者に質問。我が家には猫(オス)がいます。半年前、野良猫だったのを連れて帰ってきました。なので正確な年齢は分かりませんが、動物病院の先生いわく「3歳ぐらいでは?」との事。その猫が最近『脱走』をよくします。夏なので網戸にしていると、気付かない間に自分で勝手に開けて、朝昼夜かまわず好き勝手に散歩、散策に出てしまいます。防止策として締め切れば良いのでしょうが、エアコン付けっ放しは経済的に大変ですし、我が家には犬もいるので最小限の窓を網戸にして出来るだけ涼を家の中に作るようにしています。が、その限られた場所の網戸を開けて出て行ってしまいます。先日、ご近所の家の網戸を勝手に開けて、勝手にその家の寝室まで入って行ってしまう事件が起こりました。まさかそこまでするとは、と予想を超える行動に驚いており、そこまでは想像外だったので、ある意味放置しすぎていた飼い方に反省しております。その相手様の奥様は猫アレルギーで、かなりのお叱りを受けてしまいました。我が家にとっては可愛い飼い猫ではありますが、相手様にとっては自分を苦しめる恐ろしい動物以外の何者でもなく、こちら側の不手際で本当にご迷惑をかけてしまいました。そう考えると全てこちら側に被があり、早急に対策が必要と思っております。同じような問題が起こってしまった方、どう対策をしたか教えて頂けませんでしょうか。又は我が家の問題に対して、どうすれば良いかアドバイスを頂けませんでしょうか。・猫…オス。おそらく3歳(※我が家に来た時は既に子猫ではない)。・今までは基本家の中で放し飼いをしていた。網戸を自分で開けることを覚えてからは、勝手に家の外に出て好き勝手に散策している。腹が減ったり気がすんだら気まぐれで帰ってくる。・部屋に閉じ込めて戸を閉めていても、部屋の引き戸なら自力で開けてしまう。・経済面もあり、家族が家にいる時は出来るだけ網戸にして家の中の換気がされている状態にはしていたい。

猫の脱走、深刻な問題点と解決への第一歩

ご近所への迷惑、猫自身の危険、そして飼い主さんのご心配…猫の脱走は様々な問題を引き起こします。特に、アレルギーをお持ちのご近所の方への配慮は非常に重要です。今回のケースでは、ご近所の方への謝罪と、再発防止策を講じる必要があります。まずは、ご近所の方へ改めて心から謝罪し、今後の対策をしっかり説明しましょう。信頼回復のためにも誠実な対応が大切です。

脱走防止策:網戸対策から根本的な行動修正まで

3歳という年齢は、猫の行動が活発になる時期です。好奇心旺盛で、外の世界を探求したくなるのは自然な行動と言えるでしょう。しかし、安全面や近隣への配慮を考えると、脱走は絶対に避けなければなりません。

1. 網戸の強化:物理的な対策

猫が網戸を開けるのを防ぐための具体的な対策を講じましょう。

  • 網戸の補強:市販の網戸補強テープや、ストッパーを取り付けることで、猫が網戸を破ったり、開けたりすることを防ぎます。特に、猫がよく開ける部分に重点的に補強しましょう。ホームセンターなどで様々な製品が手に入ります。
  • 二重網戸:既存の網戸の内側に、さらに一枚網戸を取り付けることで、二重の防御網を作ることができます。猫が一枚目の網戸を開けても、もう一枚の網戸が脱走を防ぎます。
  • 窓枠への工夫:窓枠に猫が登れないように、滑り止めマットを貼ったり、猫が嫌がる素材(アルミホイルなど)を貼るのも効果的です。
  • 窓の開閉制限:窓の開閉を制限する金具を取り付けるのも有効です。窓を完全に閉める必要がないため、換気も確保できます。

2. 猫の行動修正:しつけと環境調整

物理的な対策と合わせて、猫の行動を修正することも重要です。

  • 室内環境の充実:猫が退屈で外に出たがるのであれば、室内に猫が楽しめる環境を整えましょう。猫タワー、キャットウォーク、様々なタイプの猫用おもちゃなどを用意し、猫が自由に遊べるスペースを確保します。
  • 遊びの時間:毎日決まった時間に、猫と十分に遊んであげましょう。狩猟本能を満たすための遊びを取り入れることで、猫のストレスを軽減し、脱走の衝動を抑えることができます。レーザーポインターや羽根つきの棒などで、猫が体を動かす遊びをしましょう。
  • 安全な外遊び:ハーネスとリードを使って、安全な場所で外遊びをさせてあげましょう。最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくのがポイントです。猫がリードに慣れていない場合は、室内で慣れさせてから外に出かけましょう。
  • 猫よけスプレー:猫が網戸に近づかないように、猫よけスプレーを使用するのも有効です。ただし、猫の種類によっては効果がない場合もあります。

3. 経済的な対策:賢い省エネ

エアコンのつけっぱなしは経済的に負担が大きいですよね。以下のような方法で、省エネ対策をしましょう。

  • 扇風機との併用:エアコンと扇風機を併用することで、エアコンの温度設定を高くしても快適に過ごせます。サーキュレーターを使うと、より効果的です。
  • 窓の断熱対策:窓に断熱シートやカーテンを取り付けることで、室内の温度を保ちやすくなります。特に、西日が当たる窓には効果があります。
  • 日中の換気:日中、涼しい時間帯に窓を開けて換気し、夜間は窓を閉めて冷気を逃さないように工夫しましょう。
  • 省エネエアコン:古いエアコンを省エネ性の高いエアコンに買い替えるのも検討しましょう。長期的な視点で見れば、ランニングコストの削減につながります。

専門家の意見:獣医さんや動物行動学者のアドバイス

猫の脱走は、猫の性格や環境、飼い主さんの対応など、様々な要因が絡み合っています。より効果的な対策を立てるためには、獣医さんや動物行動学者に相談することも有効です。専門家のアドバイスを受けることで、猫の行動の背景を理解し、適切な解決策を見つけることができるでしょう。

まとめ:継続的な努力と愛情で、安心安全な猫との生活を

猫の脱走を防ぐためには、物理的な対策と行動修正の両面からのアプローチが重要です。そして、何よりも大切なのは、猫への愛情と継続的な努力です。猫との信頼関係を築き、安全で快適な生活環境を整えることで、脱走を防ぎ、幸せな日々を過ごせるはずです。

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