猫の肉球に優しい猫砂選びとトイレ環境の改善

猫ちゃんがトイレで踏ん張っても足裏(肉球)が痛くない猫砂は何でしょうか? 我が家の二歳の猫はそれまでの軟便が改善され便に硬さが出てきたのですが 一方でトイレの粗相が始まりました。どうも便が硬くなった分 踏ん張る力が必要になり、足裏が猫砂(おからのタブレットタイプ)で痛いらしく、それまでのトイレではおしっこしかしなくなりました。 そして排便はというとお部屋の片隅の平らな所でするようになってしまいました。 (今月で二歳を迎えたメス猫ですがとても小柄で肉球もそれなりに小さいのです。) おから製と言っても結構な硬さもあり、面取りされていないので確かに体重も少ない 小さな肉球には痛いかもしれません。 それならばこれなら足裏に痛くないかと「ベントナイト製」の微粒子の猫砂にしたところ そのトイレでは排便もするようになり「粗相」それ自体は改善しました。 しかしこの「ベントナイト製」の砂は飛び散りが激しくトイレの周りは毎日砂だらけ、 呼吸器への影響も気になります。 ならば「紙製」のものと思い試しに設置してみましたがこの紙製のトイレは使いません。 (「ベントナイト製」のトイレを置いているからかもしれませんが) 「固まる紙砂」は紙砂と言えど結構硬さも角もあります。 「固まらない紙砂」であればソフトなもの(お花畑とかいうもの)はありましたが、固まらない紙砂は多頭飼いなのでばらばらにする心配があります。 「固まる紙砂」でソフトなもの。 もしくは他の材質でも良いので使い勝手がよく足裏にソフトな猫砂はありますでしょうか?

猫のトイレ問題:硬い便と肉球の痛み

愛猫のトイレ問題、特に肉球の痛みを伴う排便の困難は、飼い主さんにとって大きな悩みです。おからのタブレットタイプ、ベントナイト、紙砂と様々な猫砂を試されたとのこと、猫ちゃんの気持ちと飼い主さんの苦労が伝わってきます。 今回は、猫ちゃんの肉球への負担を軽減し、快適なトイレ環境を実現するための猫砂選びと、トイレ周りの工夫について詳しく解説します。

猫砂の種類と特徴:肉球への負担とメリット・デメリット

様々な種類の猫砂がありますが、それぞれに特徴があり、猫の肉球への負担や使い勝手、環境への影響も異なります。 以下に代表的な猫砂の種類と、肉球への負担、メリット・デメリットをまとめました。

1. おから砂

* メリット:自然素材で環境に優しく、消臭効果も期待できます。価格も比較的安価です。
* デメリット:粒子が大きく、角張っているものが多いので、肉球を傷つけやすいです。また、固まりにくく、掃除が面倒な場合があります。猫によっては、食べやすいというデメリットも。

2. ベントナイト砂

* メリット:優れた吸水性と消臭力があり、しっかり固まるので掃除が簡単です。微粒子のものは肉球への負担が少ない傾向があります。
* デメリット:粉塵が多く飛び散りやすく、呼吸器への影響が懸念されます。また、環境への負荷も考慮する必要があります。

3. 紙砂

* メリット:環境に優しく、燃えるゴミとして処分できます。粉塵が少ない種類もあります。
* デメリット:種類によって固まり方が異なり、固まるタイプは硬い場合があり、肉球を傷つける可能性があります。固まらないタイプは、多頭飼いの場合、砂が散らばりやすいという問題があります。

猫の肉球に優しい猫砂の選び方

猫ちゃんの肉球を痛めないためには、以下の点を考慮して猫砂を選びましょう。

1. 粒子の大きさ

* 微粒子で、角のないものを選びましょう。おからの場合は、細かく砕かれたタイプや、丸みのある形状のものを探すのがおすすめです。

2. 素材の柔らかさ

* 柔らかい素材を選びましょう。紙砂の場合は、「ソフトタイプ」と明記されているものを選ぶのが確実です。 最近では、トウモロコシや木を原料とした、非常に柔らかく、肉球に優しい猫砂も登場しています。

3. 猫砂の深さ

* トイレに猫砂を入れる深さは、猫が快適に排泄できる深さが重要です。猫の体型や猫砂の種類によって適切な深さは異なりますが、猫が楽に排泄できる深さを確保しましょう。

トイレ環境の改善:快適な排泄空間の作り方

猫砂の種類だけでなく、トイレ環境も重要です。

1. トイレの大きさ

* 猫が快適に排泄できる十分な広さのトイレを選びましょう。特に、大型猫や多頭飼いの場合は、複数のトイレを用意するか、大型のトイレを用意することをおすすめします。

2. トイレの位置

* 猫は、静かで落ち着ける場所をトイレとして好みます。人通りの少ない場所、騒音の少ない場所にトイレを設置しましょう。

3. トイレの清潔さ

* トイレは毎日清掃し、清潔に保ちましょう。猫は清潔なトイレを好みます。汚れたトイレは、猫がトイレを避ける原因になります。

4. 猫砂の交換頻度

* 猫砂は、こまめに交換しましょう。猫砂が汚れていると、猫はトイレを避ける可能性があります。

専門家(獣医)のアドバイス

獣医さんに相談することで、猫の健康状態や、排泄に関する問題をより深く理解することができます。特に、今回のケースのように、軟便から硬便への変化、そしてトイレの粗相といった症状の変化は、猫の健康状態に何らかの変化が起きている可能性を示唆しています。 獣医さんは、猫の健康状態をチェックし、適切なアドバイスや治療法を提案してくれます。

まとめ:愛猫のための最適な猫砂選びとトイレ環境

猫のトイレ問題解決には、猫砂の種類、トイレの設置場所、清潔さなど、様々な要素が関わってきます。 今回ご紹介したポイントを参考に、愛猫にとって最適な猫砂を選び、快適なトイレ環境を整えてあげましょう。 それでも改善が見られない場合は、獣医への相談も検討してください。 愛猫の健康と幸せのために、最適な環境づくりを心がけましょう。

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