猫の聴力低下と健康状態に関するご相談:原因と対処法

動物病院に行った後、猫の耳が聞こえなくなってしまいました。耳ダニがすごく、掃除をしてもらいました。夕方に病院に行き、その晩にシャンプーをしました。数日前に保護施設から引き取った元飼い猫で、年齢はわかりませんが年寄りではないそうです。あえて一番ガリガリな子を引き取ったのですが、皮膚病も検便もエイズも白血病も大丈夫な元気な子です。先生もびっくりする位の量で、綿棒を50本近く、コットンも20枚くらい消費しました。綿棒を一度耳にいれて出すと、軽く山盛りになっていました。そんな状態なので、結構奥まで綿棒をいれたのだと思います。そのときは気にならなかったのですが、家に帰り少し怯えていたのかな?いすの下に隠れてしまいました。しかし少しするといつものように甘えてきてくれたように思います。そして晩にシャンプーをしました(フケがすごかったのですが、怪我をしているため中々入れあぐねていた所、怪我している猫でも大丈夫なシャンプーを病院でいただいたので)今思うとシャワーの音にあまり反応は示さなかったように思います。もともと大人しい子なので曖昧なのですが。猫をびっくりさせないようにシャワーの音には気をつけていましたが、思った以上に反応を示さなかったので、あれ?とは思いました。そして次の日、なんだか様子がおかしいなと思いましたが、病院での耳掃除とシャンプーがこたえたのだろうと思いそっとしておこうとあまり猫の部屋には訪れませんでした(先住猫がいるため少しの間二階の部屋に隔離しています)しかしその日の夜に、やっぱり少しおかしいと思い、名前を呼んでみたり、ダンボールを指で音をたてて擦ったり耳の後ろで爪を鳴らしてみたりしましたが、反応がありません。それまでは、階段をあがる音が聞こえるとドアの傍まで近寄っていたり顔をあげていたりするのですが、病院に行ってからはずっと寝床でじっとしています(触るとダンボールから出てきて甘えてはくれるのですが)耳掃除をしたあと、ダニを殺す薬も両耳にいれました。何かしらの作用で一時的に耳が聞こえなくなっているだけだといいのですが…。名前を呼ぶと反応してくれていたのに、今は反応は無し。こちらも寂しくなりました。考えられる原因、また治る見込みはあるか、ただ疲れているだけなのか等、助言頂きたいです。その猫は栄養失調で背骨が曲がってしまっています。体重は2.1kg、下痢中です。多分結膜炎です。金色目がくすんでいます。電気があたると黒目が深緑色に光って見えます。こちらについても原因や病気なのならば病名等お願いします。補足病院とシャンプーは昨日です。今日見ると鼻水が出ていました…シャンプーで風邪を引いてしまったかもしれません><目ヤニも最初はひどく、緑色っぽくて結膜炎かなと思っていましたが(診断された訳ではない)、最近は目ヤニは出るもののベージュ色で、朝はまだ目があかない状態ですが以前よりはマシになったようです。また、手を頭の後ろで叩くと、風がくるのか影が動くのか、音が聞こえているのかはわかりませんでしたが振り向きました。

猫の聴力低下:考えられる原因と対処法

ご心配されている猫ちゃんの聴力低下について、いくつかの可能性を検討し、具体的な対処法をご提案します。まず、耳ダニの治療で大量の綿棒とコットンを使用されたとのこと、これは耳の奥までかなり深く清掃されたことを示唆しており、一時的な聴力低下の原因として考えられます。

1. 耳掃除による一時的な聴力低下

耳掃除の際に、鼓膜を傷つけてしまった可能性があります。鼓膜は非常にデリケートな組織であり、強い刺激や圧力によって一時的に機能が低下することがあります。また、耳掃除に使用した薬剤が、一時的に聴覚に影響を与えている可能性も否定できません。

  • 対処法:まずは安静を保たせることが重要です。数日様子を見て、聴力が回復しない場合は、動物病院を受診し、鼓膜の状態を確認してもらいましょう。鼓膜に損傷があれば、適切な治療が必要となります。

2. ストレスと疲労

保護施設から新しい環境に来たばかりの猫ちゃんにとって、耳ダニ治療、シャンプー、そして新しい住環境への適応は大きなストレスとなります。ストレスや疲労は、聴力に影響を与える可能性があります。

  • 対処法:猫ちゃんが落ち着ける静かな環境を用意し、十分な休息をとれるように配慮しましょう。猫が安心できる隠れ家や、快適な寝床を用意してあげることが大切です。無理強いせず、猫自身のペースで環境に慣れていくのを待ちましょう。猫に優しいフェロモン製品なども効果的です。

3. その他の病気の可能性

聴力低下は、内耳炎、中耳炎などの耳の病気、または神経系の病気など、様々な原因で起こる可能性があります。

  • 対処法:聴力回復が見られない場合は、動物病院で精密検査を受け、原因を特定することが重要です。早期発見・早期治療が、猫ちゃんの聴力回復に繋がります。

猫の健康状態に関する懸念

猫ちゃんの栄養失調、下痢、結膜炎、鼻水などの症状も気になります。これらの症状は、単独で起こることもありますが、複数の症状が同時に見られる場合は、何か根本的な原因がある可能性が高いです。

1. 栄養失調と下痢

体重2.1kg、背骨が曲がっていること、下痢をしていることから、深刻な栄養失調の可能性が高いです。これは、消化器系の問題や寄生虫感染症などが原因となっている可能性があります。

  • 対処法:動物病院で血液検査や便検査を行い、栄養状態や寄生虫感染の有無を調べてもらう必要があります。獣医師の指示に従い、適切な食事療法や治療を行うことが重要です。高カロリーで消化の良いフードを選ぶことが大切です。また、電解質バランスを整えるための処方食が必要になる場合もあります。

2. 結膜炎

最初は緑色っぽかった目ヤニが、現在はベージュ色になっているとのことですが、これは細菌性またはウイルス性の結膜炎の可能性があります。

  • 対処法:動物病院で診察を受け、原因を特定し、適切な治療を受ける必要があります。獣医師から処方された点眼薬を使用しましょう。清潔なタオルで優しく目を拭いてあげましょう。

3. 鼻水

シャンプーが原因で風邪を引いてしまった可能性があります。猫は人間よりも風邪を引きやすい動物です。

  • 対処法:鼻水が出ている場合は、動物病院を受診して、風邪の症状かどうかを確認しましょう。必要に応じて、適切な治療を受けましょう。暖かい場所で安静にさせることが大切です。

4. 金色目のくすみと深緑色の瞳孔

金色目のくすみは、貧血や肝機能障害などの可能性があります。黒目が深緑色に光るのは、光の反射によるものかもしれませんが、眼球の異常の可能性も考慮すべきです。

  • 対処法:動物病院で血液検査などを行い、原因を特定することが重要です。早期発見・早期治療が大切です。

専門家のアドバイス

複数の症状が同時に見られる場合、猫ちゃんの全身状態を総合的に評価する必要があると、多くの獣医師は指摘しています。栄養失調は、免疫力を低下させ、他の病気にかかりやすくなるため、特に注意が必要です。

  • 早期の獣医への相談が不可欠です。猫ちゃんの状態を詳しく説明し、適切な検査と治療を受けてください。
  • 自己判断による治療は避けましょう。猫の健康状態は複雑なため、専門家のアドバイスに従うことが最も安全です。

まとめ

猫ちゃんの聴力低下と健康状態について、様々な可能性を検討しました。まずは動物病院を受診し、適切な検査と治療を受けることが最優先です。早期発見・早期治療によって、猫ちゃんの健康状態を改善し、聴力の回復も期待できる可能性があります。猫ちゃんの様子を注意深く観察し、少しでも異常を感じたらすぐに獣医に相談しましょう。

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