猫の目のにごり、瞬膜、食欲不振…原因と対処法

猫の目について教えてください。左目がにごっていて瞬膜?が出ています。つい最近反対の目も同じ症状になり目薬でなおったのですが今回は食欲もなく元気がありません。ぐったりしたままでたまにかぼそい声で鳴きます。今はずっと寝ています。我が家には猫が二匹いるのでじゃれててなったと思うのですが、前回はごはんはしっかり食べていただけに心配です。ちなみに二匹とも室内で飼っています。(今は別々の部屋にしています)詳しい方教えてください。長文失礼しました。

猫の目の症状:瞬膜突出とにごり

猫の左目がにごっており、瞬膜(第三眼瞼)が突出しているとのこと。さらに、食欲不振、元気がなくぐったりしている、という症状も出ているとのことですので、非常に心配ですね。以前、同じような症状が別の目で出て目薬で治ったとのことですが、今回は食欲不振も伴っているため、前回とは異なる原因が考えられます。 猫の瞬膜突出は、様々な原因で起こりうるため、軽視せずに獣医師への受診が必須です。

考えられる原因と獣医への相談が重要

猫の目のにごり、瞬膜突出、食欲不振、元気がないといった症状は、様々な病気を示唆する可能性があります。以下に考えられる原因をいくつか挙げ、それぞれの対処法について解説します。

1. 眼疾患

* 角膜潰瘍:角膜に傷ができ、炎症を起こしている状態です。痛み、充血、涙目、瞬膜突出などがみられます。
* 結膜炎:結膜(目の白い部分)の炎症です。充血、涙目、まぶたの腫れなどがみられます。
* 虹彩炎:虹彩(目の色の部分)の炎症です。目の痛み、充血、視力低下などがみられます。
* 緑内障:眼圧が上昇し、視神経が障害される病気です。視力低下、痛み、瞬膜突出などがみられます。
* ウイルス性疾患:猫ヘルペスウイルスやカリシウイルスなどの感染によって起こる眼疾患です。

2. 感染症

* 猫風邪(ウイルス性上気道感染症):猫ヘルペスウイルスやカリシウイルスなどによって起こる感染症です。鼻水、くしゃみ、目やに、食欲不振、発熱などの症状がみられます。
* 猫白血病ウイルス(FeLV)感染症:免疫不全を引き起こすウイルス感染症です。様々な症状が現れますが、食欲不振、体重減少、免疫力の低下による二次感染なども起こります。
* 猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症:免疫不全を引き起こすウイルス感染症です。FeLVと同様に、様々な症状が現れます。

3. 外傷

* 他の猫との喧嘩:室内とはいえ、猫同士のじゃれ合いが原因で、眼球に傷を負っている可能性があります。

4. その他

* ストレス:環境の変化や他の猫との関係性などでストレスを感じている可能性があります。
* 中毒:誤って有害なものを摂取した可能性も考えられます。

具体的な対処法と獣医への相談

上記の症状から、様々な病気が考えられます。ご自身で判断せず、すぐに動物病院を受診することが最も重要です。

獣医への相談ポイント

* 症状の詳細(いつから、どのような症状か、進行状況など)
* 食欲、排泄、体温などの状態
* 他の猫との関係性
* 室内環境
* 過去の病歴

動物病院での検査

獣医師は、問診、視診、触診に加え、必要に応じて以下の検査を行う可能性があります。

* 眼科検査(裂隙灯顕微鏡検査など)
* 血液検査
* 尿検査
* 画像検査(レントゲン、超音波検査など)

インテリアと猫の健康

猫の健康を守る上で、インテリアにも配慮が必要です。

安全な環境づくり

* 尖った家具や装飾品を避ける:猫が誤って触れて怪我をする可能性があります。
* 猫が登れない高い場所を確保する:ストレス軽減に繋がります。
* 猫が落ち着ける隠れ家を作る:安全で安心できる空間を用意しましょう。
* 猫が安全に遊べるおもちゃを用意する:猫同士の喧嘩を防ぐためにも、十分な数の安全なおもちゃを用意しましょう。

清潔な環境

* 定期的な掃除:ダニやノミなどの寄生虫を防ぎます。
* 猫のトイレを清潔に保つ:排泄物の臭いは猫にストレスを与えます。
* 空気清浄機を使用する:空気中のホコリや花粉を減らし、猫の呼吸器系の健康を守ります。

まとめ

猫の目の症状、食欲不振、元気がないといった状態は、軽視できません。すぐに動物病院を受診し、獣医師の診断と治療を受けることが大切です。 早期発見・早期治療が、猫の健康を守る上で非常に重要です。 また、安全で清潔な室内環境を整えることで、猫の健康をサポートしましょう。

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