猫の異変と先住猫の入院:多頭飼いのストレスと食事不摂取への対処法

猫について質問です。うちには猫が2匹いて、先住猫(13歳)は病気になってしまい、昨日病院に連れて行って入院中です。もう1匹の猫は2歳半なのですが、先住猫が調子悪くなってから、ご飯を食べなくなってしまいました。2匹は普段は仲が良いとは言えず、喧嘩は日常茶飯事、だけどまれに寄り添って寝ることがあったぐらいな感じです。昨日、先住猫の調子がガクンと落ちてしまったのですが、いつもは先住猫が寝そべっていたら、若猫が奇襲攻撃をかける→取っ組み合いの喧嘩になる、のパターンなのですが、いつもは空気読めない若猫が、先住猫から微妙な距離で座ったり寝たり、そして部屋の中を走り回ることが大好きなのに、ジッと大人しくしてました。そして、夕方に気づいたのですが、ご飯を食べていません。大好きなかつお節なら食べるかな?とお皿に入れたら、半分だけ食べてました。残すなんて初めてです。先住猫の病気の事でもいっぱいいっぱいなのに、若猫まで病気になってしまったら…と思うと、心配で一睡もできずこんな時間になってしまいました。ちなみに、水はちょろっと飲む程度ですが、おしっこはちゃんとしてるみたいです。どうすればいいのか、分かりません…経験のある方など、アドバイスいただけたらと思います。

先住猫の入院と若猫の食事不摂取:原因を探る

ご心配ですね。先住猫さんの入院、そして若猫さんの食事不摂取…多頭飼いの猫において、このような状況はよくあるケースです。特に、普段から仲が良いとは言えない関係性にある猫同士では、先住猫の変化が若猫に大きなストレスを与えている可能性が高いです。

若猫さんの食事不摂取の原因として考えられるのは、以下の通りです。

  • 先住猫への心配・ストレス:猫は繊細な生き物です。いつも喧嘩する相手であっても、家族の一員である先住猫の変化を敏感に感じ取り、ストレスを感じている可能性があります。先住猫の不在、異臭、飼い主の動揺など、様々な要因がストレスとなり食欲不振につながります。
  • 環境の変化:先住猫の入院により、家の環境が変化したことも影響しているかもしれません。先住猫の匂いが薄れたり、飼い主さんの行動パターンが変わったりすることで、猫は不安を感じることがあります。特に、普段から縄張り意識が強い猫の場合は、この影響を受けやすいです。
  • 病気の可能性:ストレス以外に、若猫自身に何らかの病気がある可能性も否定できません。食欲不振は多くの病気の初期症状として現れるため、注意が必要です。

具体的な対処法:若猫のケアと安心感の提供

まずは、若猫さんの様子を注意深く観察することが大切です。以下の点をチェックしてみましょう。

  • 食事量:普段の食事量と比較して、どの程度減っているのか?
  • 便の状態:下痢や便秘になっていないか?
  • 活動量:普段と比べて活発さが変わっていないか?
  • 毛並みの状態:ツヤがなく、ぼさぼさになっていないか?
  • 呼吸:呼吸が苦しそうではないか?

これらの点に異常が見られる場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

一方、具体的なケアとしては以下の方法を試してみてください。

1. 安心できる環境づくり

* 先住猫の匂いの残存:先住猫が使っていたタオルやベッドなどを若猫の近くに置いておくことで、安心感を与えられる可能性があります。
* 静かな空間の確保:若猫が落ち着いて過ごせる静かな場所を用意しましょう。猫が安心して過ごせる隠れ家のような場所があると良いです。
* ルーティンの維持:日々の生活リズムを可能な限り変えずに、安定した環境を保つように心がけましょう。食事の時間や遊びの時間などをいつもと同じようにすることで、猫の不安を軽減できます。
* 快適な室温と湿度:猫は温度変化に敏感です。室温や湿度を快適に保つようにしましょう。

2. 食欲増進のための工夫

* 少量多頻度:一度にたくさん与えるのではなく、少量をこまめに与えてみましょう。
* 好物の提供:猫が大好きなウェットフードや、かつお節以外の嗜好性の高いおやつを試してみましょう。
* 食器の変更:食器の素材や形を変えることで、食いつきが変わる場合があります。
* 温める:ウェットフードを少し温めて提供すると、香りが立ち食欲が増進する可能性があります。
* 新しいフードを試す:今までのフードに飽きてしまっている可能性もあります。新しいフードを試してみるのも良いでしょう。

3. ストレス軽減のための工夫

* フェロモン製品の使用:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)を使用することで、猫のストレスを軽減する効果が期待できます。
* 遊びの時間:猫と十分に遊んであげましょう。遊びを通して猫のストレスを解消し、活力を与えることができます。
* 優しく声をかける:優しく声をかけて、猫に安心感を与えましょう。

4. 専門家への相談

状況が改善しない場合、または若猫に異変が見られる場合は、獣医さんに相談しましょう。獣医さんは、若猫の健康状態をチェックし、適切なアドバイスや治療をしてくれます。

インテリアとの関連性:落ち着ける空間づくり

猫が安心して過ごせる空間づくりは、インテリアにも大きく関わってきます。

例えば、猫が落ち着いて過ごせる隠れ家として、猫用ベッドやキャットタワーを設置したり、猫が登れる棚を設置するなど、猫が自由に動き回れる空間を確保することが重要です。また、落ち着いた色合いの家具や、猫が安全に過ごせる素材の家具を選ぶことも大切です。グレーの壁やカーペットは、猫が落ち着いて過ごせる空間を作るのに役立ちます。

まとめ

先住猫の病気と若猫の食事不摂取、本当に心配な状況ですね。まずは、若猫の様子を注意深く観察し、上記の方法を試してみてください。それでも改善が見られない場合は、すぐに獣医さんに相談しましょう。 多頭飼いの猫にとって、お互いの存在は大きな影響を与えます。飼い主さんであるあなたが、落ち着いて、猫たちに寄り添い、適切なケアをしてあげることが、一番大切です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)