猫の甘えん坊行動と避妊手術:朝の甘え攻撃への対処法

うちの猫について。今6ヶ月のメス猫を飼っています。2月の後半に避妊手術を控えています。さかりなのか甘えなのか分からないのですが、朝になると私達夫婦のベッドに登ってきて、お腹の上に乗ってきたり、触っていないのに喉をゴロゴロ鳴らします。餌かな?と思って餌を上げるのですが、ゴロゴロは鳴りやまず、しつこく顔をぐいぐいすりよせてきます。私達がほおっておくと、ひどいときには私達の顔に乗ってゴロゴロ言ったり、私達の口元に顔をすりよせてぐいぐいやってきます。すごく可愛いのですが、朝方4時頃からなので少々寝不足気味です。私達が7時頃に起きるとゴロゴロも治まります。これは猫の性格の問題なのでしょうか?それとも避妊手術をしたら落ち着くのでしょうか?日頃から人間が大好きで、部屋に誰もいなくなると鳴いてしまう仔猫です。

猫の朝の甘え攻撃の原因を探る

6ヶ月のメス猫の朝方の甘え攻撃、とても可愛らしいですが、寝不足は辛いですね。 原因をいくつか考えてみましょう。

1.単なる甘えの可能性

猫は夜行性であるため、夜から朝にかけて活動が活発になります。特に、人間と深い絆を築いている猫は、朝一番に飼い主さんのそばにいて、愛情表現をすることがあります。 あなたの猫ちゃんは、日頃から人間大好きで、一人になると鳴くとのことですので、単なる甘えの可能性が高いです。 ゴロゴロと喉を鳴らすのは、猫が安心し、リラックスしている状態を示すサインです。顔をすり寄せてくるのも、愛情表現の一環と言えるでしょう。

2.発情期の影響

2月の後半に避妊手術を控えているとのことですが、発情期に入っている可能性も否定できません。 発情期には、猫はより一層甘えん坊になったり、鳴き声が大きくなったり、行動が活発になったりする傾向があります。 しかし、餌を与えてもゴロゴロが止まらない、顔に登ってくるなど、単なる食欲ではない行動が見られることから、発情期の影響だけで説明するのは難しいかもしれません。

3.環境の変化

最近、何か環境の変化がありましたか? 例えば、引っ越し、新しい家具の導入、家族構成の変化など、猫は小さな変化にも敏感に反応します。 環境の変化がストレスとなり、甘え行動が強まっている可能性も考えられます。

避妊手術の効果と、朝の甘え攻撃への対処法

避妊手術は、発情期の行動を抑える効果があります。 手術後、発情期による行動の変化は落ち着く可能性が高いです。しかし、甘えの根本的な原因が性格であれば、手術後も完全に改善するとは限りません。

具体的な対処法

では、どうすれば朝の甘え攻撃に対処できるのでしょうか? いくつか具体的な方法を試してみましょう。

  • 就寝前の十分なスキンシップ:寝る前に猫と十分に遊んであげ、満足感を与えることで、朝の甘え攻撃を軽減できる可能性があります。 ブラッシングやマッサージなど、猫が喜ぶスキンシップを心がけましょう。
  • 就寝場所の見直し:猫がベッドに上がってくるのを防ぐために、猫専用のベッドを用意したり、ベッドルームへのアクセスを制限する工夫をしてみましょう。 猫が安全で快適に過ごせる場所を用意することが重要です。 例えば、猫専用のベッドを寝室とは別の場所に設置し、就寝前にそちらで遊んであげると効果的です。
  • 朝のルーティンを確立:猫が朝早くから甘えてくるのは、飼い主さんが起きるのを待っているからかもしれません。 朝のルーティンを確立し、猫に予測可能なスケジュールを伝えることで、落ち着きを与えることができます。 例えば、決まった時間に餌を与え、その後は一定時間だけ遊んであげるなどです。
  • 無視する時間を作る:猫が甘えてきても、最初は無視する時間を作ることも効果的です。 すぐに反応してしまうと、猫は甘えればすぐに構ってもらえると学習してしまいます。 ただし、完全に無視し続けるのではなく、一定時間後に優しく撫でてあげたり、遊んであげたりすることで、猫の不安を解消しましょう。
  • 猫用おもちゃの活用:猫が一人で遊べるおもちゃを用意することで、朝の時間を楽しく過ごせるようにサポートしましょう。 知的好奇心を刺激するパズルおもちゃや、狩猟本能を満たすおもちゃなど、様々な種類があります。
  • 専門家への相談:それでも改善が見られない場合は、動物病院の獣医師や動物行動学者に相談してみましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、猫の行動の背景を理解し、適切な対処法を見つけることができます。

インテリアと猫の共存:猫が快適に過ごせる空間づくり

猫が快適に過ごせる空間づくりは、飼い主さんのストレス軽減にも繋がります。 インテリア選びにも工夫を凝らしてみましょう。

猫が落ち着ける場所の確保

猫は高い場所が好きです。 キャットタワーや猫棚を設置して、猫が自由に登ったり、休んだりできるスペースを用意しましょう。 窓辺も猫が好む場所の一つです。 日光浴を楽しめるように、窓際に快適なベッドやクッションを置いてあげましょう。

猫が安全に過ごせる素材を選ぶ

猫は爪を研ぐ習性があります。 ソファやカーテンなどの家具は、猫が爪を研いでも傷つきにくい素材を選ぶことが大切です。 また、猫が誤って食べてしまっても安全な素材の家具を選ぶことも重要です。

猫にとって危険なものを排除する

猫が誤って食べてしまうと危険な植物や洗剤などは、猫の手の届かない場所に保管しましょう。 また、電気コードや小さな部品など、猫が口に入れてしまう可能性のあるものは、安全に収納しましょう。

まとめ

猫の朝の甘え攻撃は、単なる甘え、発情期、環境の変化など、様々な原因が考えられます。 避妊手術は発情期による行動の変化を軽減する可能性がありますが、根本的な解決策とは限りません。 まずは、猫とのスキンシップを充実させ、就寝場所の見直し、朝のルーティンの確立、無視する時間を作るなど、様々な方法を試してみましょう。 それでも改善が見られない場合は、専門家への相談も検討してください。 そして、猫が安全で快適に過ごせるインテリア環境を整えることも、重要なポイントです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)