猫の無声音とストレス:原因と対処法、そしてインテリアとの関係

飼いネコの声が出なくなりました。 当方、2歳半の♂猫、茶トラ、完全室内飼いで、ネコと共に暮らしています。うちの子は、元捨て猫やからか、警戒心が非常に強く知らない人には怖がって隠れてしまい、動物病院では暴れ倒し、先生や看護師さんに怪我をさせてしまうほど、威嚇し噛みつき、暴れ、パニック状態になり、しばらく誰も手がつけられない状態になってしまいます。しかし、私の前では可愛いネコです。昨晩私が調理中に手がふさがっている状態で近寄ってきたため、危ないと感じ、「向こう行っときっ!」と言い足で隣の部屋へ向かわせようとすると、上記のようにパニックになり、暴れ、驚いた私が落としてしまった焼きそばの袋に噛みつき獣のような声で唸り、しばらくそれが続きました。私にそのようなことをしてきたことは今までなかったので驚き、どうしたらいいかわからず、名前を呼び続けると、ようやく落ち着きいつものうちの子に戻りました。しかし、今日朝起きたら、ネコの声がかすれ、出なくなっていました。調べたところ、風邪かストレスが考えられるみたいですが状況からいって、ストレスでしょうか。本人は、声以外ではいたって元気で、食事も水分も取り、いつものように私と遊んでいます。ストレスだとしたら、ネコを足蹴にしてしまった自分が本当に許せません。傷つけてしまったと、自責の念でいっぱいです。数日様子を見て、治らなければ病院に連れて行きますが、それもまた相当なストレスになると思い、悩んでいます。うちの子はストレスで声が出なくなったと思われますか?どなたか、ネコちゃんに詳しい方、教えて頂けますでしょうか?

猫の無声音の原因:ストレスの可能性とその他の要因

猫が突然声を失う原因は様々です。質問者様の猫の場合、前日の出来事からストレスが強く疑われます。猫は繊細な生き物で、強いストレスを受けると、声が出なくなることがあります。これは、声帯の炎症や機能不全を引き起こす可能性があります。しかし、ストレス以外にも、以下の原因が考えられます。

  • 上気道感染症:風邪や猫風邪など、ウイルス性の感染症も考えられます。鼻水、くしゃみ、発熱などの症状を伴う場合もあります。
  • 声帯の炎症:声帯に炎症が起こると、声がかすれたり、出なくなったりします。これは、大声を出したり、何かを無理やり飲み込んだりしたことが原因となる場合があります。
  • 異物:喉に異物が詰まっている可能性もあります。これは、猫が何かを飲み込んだ際に起こることがあります。
  • 神経系の問題:まれに、神経系の問題が原因で声が失われることもあります。これは、病気や怪我などが原因となる場合があります。

猫のストレスサイン:行動の変化に注目

猫のストレスは、声が出なくなる以外にも様々なサインで現れます。質問者様の猫は、普段は警戒心が強く、知らない人に威嚇するとのことですが、飼い主さんに対しては甘えている様子が見られます。このギャップは、猫が安全だと感じる場所とそうでない場所の区別が明確であることを示唆しています。

猫のストレスサインには以下のようなものがあります。

  • 食欲不振:普段よく食べる猫が、急に餌を食べなくなったり、少量しか食べなくなったりする。
  • トイレの問題:トイレ以外で排泄する、トイレに隠れて排泄するなど、トイレに関する行動に変化が見られる。
  • 過剰なグルーミング:毛づくろいをしすぎる。
  • 隠れる行動:普段は出ている猫が、隠れることが多くなる。
  • 攻撃性:普段は穏やかな猫が、攻撃的になる。
  • 無気力:元気がなくなり、動きが鈍くなる。

質問者様の猫は、声以外では元気とのことですが、上記のサインがないか、改めて確認してみてください。

猫へのストレス軽減策:環境とコミュニケーション

猫のストレスを軽減するためには、環境を整え、適切なコミュニケーションをとることが重要です。

環境の整備

  • 安全な隠れ家を作る:猫が安心して休める場所を用意しましょう。猫専用のベッドや、段ボール箱などでも構いません。隠れ家は、落ち着ける静かな場所に設置するのが理想的です。
  • ストレスとなるものを排除する:大きな音や、急に動くものなど、猫がストレスを感じるものを極力排除しましょう。例えば、テレビの音量を下げたり、窓の外の鳥を遮蔽したりするなど。
  • 垂直空間を提供する:猫は高い場所が好きです。キャットタワーや棚などを設置して、猫が自由に登ったり降りたりできる空間を作りましょう。
  • 清潔な環境を保つ:猫のトイレや食器は常に清潔に保ちましょう。不衛生な環境は、猫のストレスにつながります。

コミュニケーション

  • 優しく声をかける:猫に優しく声をかけて、安心感を与えましょう。猫の名前を呼んで、優しく撫でるのも効果的です。
  • 無理強いをしない:猫が嫌がることを無理強いしないようにしましょう。例えば、抱っこを嫌がる猫を無理やり抱っこするのは、ストレスになります。
  • 遊びの時間を作る:猫と十分に遊んであげましょう。猫が楽しめるおもちゃを使って、一緒に遊ぶことで、ストレス軽減に繋がります。
  • 猫のサインに気づく:猫の行動をよく観察し、猫が何を欲しがっているのか、何がストレスになっているのかを理解するように努めましょう。

インテリアと猫のストレス軽減:安全で快適な空間づくり

インテリアも、猫のストレス軽減に大きく影響します。

安全な空間の確保

  • 猫が登れない家具を避ける:猫が登って転落する危険性のある家具は避けましょう。特に高い場所にある家具は注意が必要です。
  • 危険なものを片付ける:猫が口に入れてしまうと危険なものを、手の届かない場所に片付けましょう。洗剤や薬品、小さな部品など。
  • 猫が落ち着けるスペースを作る:猫が安心して休めるスペースを確保しましょう。猫専用のベッドや、ソファの隅など、猫が落ち着ける場所を用意しましょう。

快適な空間づくり

  • 猫が好きな素材を取り入れる:猫が好きな素材(例えば、木や麻など)を取り入れた家具やインテリアを選ぶことで、猫がリラックスできる空間を作ることができます。
  • 落ち着いた色合いのインテリア:猫は、刺激の少ない落ち着いた色合いのインテリアを好みます。オレンジやベージュなどの暖色系の色は、猫をリラックスさせる効果があります。
  • 自然光を取り入れる:自然光は、猫の気分を明るくする効果があります。カーテンやブラインドなどを適切に調整して、自然光を十分に取り入れられるようにしましょう。

専門家への相談

数日様子を見て改善が見られない場合は、動物病院を受診しましょう。獣医師は、猫の症状を診察し、適切な診断と治療を行います。 動物病院でのストレス軽減のため、猫のキャリーケースに猫が安心するタオルや、お気に入りのオモチャを入れておくのも良いでしょう。

まとめ

猫の無声音は、ストレスが原因である可能性が高いです。猫の行動をよく観察し、ストレスの原因を取り除き、安全で快適な環境を整えることが重要です。それでも改善が見られない場合は、獣医への相談を検討しましょう。 インテリアにも気を配り、猫が安心して暮らせる空間を作ることで、猫の健康と幸せを守りましょう。

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