Contents
猫の呼吸困難と投薬:原因の特定と対処法
ご心配のことと思います。愛猫が階段から落ちて怪我をし、さらに呼吸が荒くなるという事態は、飼い主様にとって非常に辛い状況でしょう。まずは落ち着いて、以下の点を整理しながら、状況を改善していきましょう。
1. 獣医の診察と薬について
愛猫は階段からの転落で怪我をし、獣医からビタファント(ビタミン剤)とデキサメサゾン(副腎皮質ステロイド)が処方されました。デキサメサゾンは炎症を抑える効果がありますが、呼吸器系への影響も報告されています。ビタファントはビタミン剤なので、通常は呼吸困難を引き起こすことはありません。しかし、個体差や薬の相互作用、あるいは他の病気が隠れている可能性も考慮する必要があります。
2. 呼吸困難の原因の特定
現状では、ビタファントが呼吸困難の原因であると断定することはできません。獣医の先生はビタファントが原因ではないと仰っていますが、投薬後の呼吸状態の変化を考慮すると、薬剤の副作用、あるいは薬剤の組み合わせによる影響、もしくは転落による怪我以外の別の病気が原因の可能性も考えられます。
* 薬剤の副作用: デキサメサゾンは、高用量や長期使用で呼吸困難などの副作用を引き起こす可能性があります。また、ビタファントとの相互作用も考えられます。
* 他の病気: 転落による内出血や肺挫傷、胸部への打撲など、呼吸困難につながる可能性のある怪我や病気が隠れている可能性があります。
* 薬の投与順序:質問にもある通り、薬の投与順序が影響している可能性も否定できません。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
3. 今後の対応
まずは、獣医に再度連絡し、現状を詳しく説明することが重要です。ビタファント投与後の呼吸困難、デキサメサゾンの投与状況、猫の呼吸状態の変化などを詳細に伝えましょう。獣医の診察を受ける際に、以下の情報を伝えることでより正確な診断に繋がります。
* 呼吸が荒くなった具体的な時間、持続時間
* 呼吸の回数、呼吸音の変化
* 猫の体温
* 猫の食欲、排泄状況
* その他気になる症状(咳、嘔吐など)
獣医の判断に従い、必要であれば薬の変更や追加検査を検討しましょう。獣医の指示に従わずに勝手に薬を中止することは危険です。
4. 獣医を変えるべきか?
ネットの口コミで選んだ獣医さんですが、今回の対応に疑問を感じているとのことです。獣医を変えるかどうかは、ご自身の判断です。しかし、現在の獣医さんと十分にコミュニケーションを取り、納得のいく説明を得ることができない場合は、セカンドオピニオンを求めるのも一つの方法です。別の獣医に診てもらうことで、より客観的な意見を得ることができ、安心感を得られる可能性があります。
5. 猫のケア
猫が落ち着いて過ごせるように、静かな環境を確保し、優しく接しましょう。エアコンは適切な温度に設定し、猫が快適に過ごせるように配慮してください。脱水症状を防ぐため、こまめな水分補給にも気を配りましょう。
インテリアと猫の安全
今回の事故を踏まえ、猫が安全に過ごせるインテリア環境について考えてみましょう。
出窓の安全対策
猫が飛び降りる危険性のある出窓には、安全対策が必要です。
* 窓枠にネットを取り付ける:猫が外に飛び出したり、落下したりするのを防ぎます。
* 窓にガードを取り付ける:窓が開かないようにするガードを取り付けることで、落下を防ぎます。
* 出窓にクッションなどを置く:万が一落下した場合でも衝撃を和らげるために、クッションやマットなどを敷いておきましょう。
階段の安全対策
階段からの転落を防ぐためには、以下の対策が有効です。
* 階段に滑り止めマットを敷く:猫が滑って転倒するのを防ぎます。
* 階段の手すりを設置する:猫がつかまって安全に昇り降りできるようにします。
猫が安全に過ごせるインテリア選び
猫が安全に過ごせるように、家具の配置や素材にも気を配りましょう。
* 猫が登れない家具を選ぶ:猫が登って転落する危険のある家具は避けましょう。
* 角のない家具を選ぶ:猫が怪我をする可能性のある角のある家具は避け、丸みのある家具を選びましょう。
* 猫が隠れることができるスペースを作る:猫が落ち着いて過ごせる隠れ家のようなスペースを用意しましょう。
まとめ
愛猫の怪我と呼吸困難、ご心配のことと思います。まずは、獣医さんとよく相談し、適切な治療を受けてください。そして、今回の経験を活かし、猫が安全に過ごせるインテリア環境を整えましょう。愛猫が一日も早く元気になりますように。