猫の引っ掻き傷から壁や柱を守る!賃貸でも安心な対策と選び方

部屋の柱や壁にする猫の引っ掻き傷防止策について。柱の角やふすまの角、など猫の大好きポイントが部屋にはたくさんありますよね。今度引越す予定があり、なかなかペット可の物件が見つからないので、普通の賃貸物件に仕方なく内緒で飼う予定なのですが、できる限りの防止策を施しておきたいと思っています。ネットで「猫用爪カバー」なるものも見つけましたが、やはり柱やふすまの角本体のほうに何か張っておくほうが有効でしょうか?何か有効策をお持ちの方是非教えてください。

賃貸でも安心!猫の引っ掻き傷防止対策

猫を飼う上で、気になるのが家具や壁への引っ掻き傷。特に賃貸物件では、退去時の修繕費用が心配ですよね。そこで、猫の引っ掻き癖を抑えつつ、賃貸物件でも安心して使える対策方法をご紹介します。

1. 猫用爪とぎの設置

猫が爪とぎをするのは、本能的な行動です。彼らにとって、爪とぎは爪のメンテナンスだけでなく、ストレス発散やマーキングにも繋がっています。そのため、猫が喜んで使ってくれる爪とぎを用意することが、壁や柱への引っ掻き傷防止の第一歩です。

  • 様々なタイプの爪とぎを用意する: 猫は好みが様々です。段ボール製、麻製、カーペット製など、素材や形状の異なる爪とぎをいくつか用意し、猫が気に入るものを見つけることが重要です。場所も、複数箇所に設置することで、猫が自由に爪とぎできる環境を作ることができます。
  • 猫が好む場所に設置する: 猫は自分の縄張りを主張する習性があります。そのため、猫がよく過ごす場所や、視界が開けている場所に爪とぎを設置すると、より効果的です。柱の近くに設置することで、柱への引っ掻きを防止できる可能性が高まります。
  • 定期的に交換する: 猫が頻繁に使う爪とぎは、すぐにボロボロになってしまいます。古くなった爪とぎは、猫にとって魅力が薄れてしまうため、定期的に新しいものと交換しましょう。新しい爪とぎは、猫にとって新鮮で魅力的なため、喜んで使ってくれる可能性が高まります。

2. 保護シート・カバーの活用

猫が特に好んで引っ掻く柱や壁には、保護シートやカバーを貼るのも有効です。様々な素材のものが市販されており、賃貸でも剥がせるタイプを選べば安心です。

  • 透明シート: 目立たず、インテリアを損なわずに保護したい場合に最適です。ただし、耐久性や引っ掻きに対する耐性は、他の素材に比べると劣る可能性があります。
  • 木目調シート: 木の質感で、インテリアに自然と馴染みます。賃貸物件でも違和感なく使用できます。剥がす際に糊が残りにくいものを選びましょう。
  • 猫用爪とぎシート: 猫が爪とぎしても傷みにくい素材を使用しており、引っ掻き防止と爪とぎの両方の役割を果たします。猫が喜んで使ってくれる可能性が高く、柱への引っ掻き傷を効果的に防ぎます。
  • コーナーガード: 柱の角などに貼ることで、猫が引っ掻いても傷つきにくく、ケガの防止にも繋がります。特に、猫が好んで引っ掻く角の部分に設置することで効果を発揮します。

3. 猫の気を紛らわせる工夫

猫が特定の場所に執着して引っ掻く場合は、その場所への関心を薄める工夫が必要です。

  • おもちゃで遊ぶ: 猫と十分に遊んであげ、運動不足によるストレスを解消することで、引っ掻き行動を減らすことができます。レーザーポインターや羽根つきの棒など、猫が楽しめるおもちゃを用意しましょう。
  • キャットタワーを設置する: 猫は高い場所が好きです。キャットタワーを設置することで、猫が満足できる場所を提供し、柱への関心を薄めることができます。視界が開けた場所や、日当たりの良い場所に設置すると効果的です。
  • 猫じゃらしで気をそらす: 猫が柱に近づき始めたら、猫じゃらしなどで注意をそらし、他の場所に興味を持たせるように促します。継続的に行うことで、柱への関心を薄める効果が期待できます。

4. 専門家への相談

どうしても引っ掻き癖が改善しない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談してみましょう。猫の行動の背景にある原因を特定し、適切な解決策を見つけることができます。

素材選びのポイント:賃貸でも安心な剥がせる素材

賃貸物件の場合、退去時の原状回復が重要です。そのため、壁や柱に貼る素材は、剥がせるタイプを選ぶことが必須です。剥がす際に糊が残ったり、壁を傷つけたりしないものを選びましょう。

  • 粘着力の弱いテープを使用する: 剥がせるタイプの保護シートを選ぶ際には、粘着力の弱いテープを使用しているかを確認しましょう。粘着力が強すぎると、剥がす際に壁の塗装が剥がれてしまう可能性があります。
  • 素材の耐久性を確認する: 猫の引っ掻きにも耐えられる耐久性のある素材を選びましょう。薄くてすぐに破れてしまうような素材は、効果が期待できません。
  • デザイン性を考慮する: 保護シートは、壁や柱に貼るため、インテリアに合うデザインを選ぶことが重要です。部屋の雰囲気に合ったデザインを選ぶことで、違和感なく使用できます。

まとめ:多角的なアプローチで猫との快適な生活を

猫の引っ掻き傷対策は、一つの方法だけでは不十分な場合があります。爪とぎの設置、保護シートの活用、猫の気を紛らわせる工夫など、複数の対策を組み合わせることで、より効果的に引っ掻き傷を防ぐことができます。また、専門家のアドバイスを受けることも有効です。猫との快適な生活のために、最適な対策を見つけ、実践していきましょう。

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