猫の巨大結腸症と食事療法:ロイヤルカナン消化器サポートと毛玉対策

飼っている5歳オスのメインクーンが先月末に巨大結腸症と診断され、入院しました。中毛種ですが、飲み込んだ毛が詰まり、ひどい便秘を引き起こしたとのことでした。しばらく飲み薬でなんとかかんとか便を出している状態が続いたのですが、現在はロイヤルカナンの可溶性繊維の消化器サポートという治療食を食べさせているおかげで、1~2日に1回のペースでお通じが出るようになりました。他にも6歳のアビシニアンと7歳のヒマラヤンを飼っており、完全室内飼いで元々、サイエンスヒルズのダイエット毛玉コントロールのご飯を食べさせていたのですが、便秘になったのはこの子だけです。お通じがよくなったのはいいですが、このロイヤルカナンの治療食を食べると、初めは調子よくいい硬さの便だったのですが、今は下痢で後処理が大変です。毛が長いこともあって毎回おしりも汚れるし、下痢だからか臭いもきつく外出先から帰って便が出ていると部屋中すごい臭いになっています。ほかの2頭には今までどおりのサイエンヒルズのご飯を食べさせているので、それを混ぜてロイヤルカナンの分を減らしたりと調整しているのですが、うまくいきません。なにかいい方法はないでしょうか?巨大結腸症になり、今はこうしてますとか実際にロイヤルカナンの消化器サポートの食事を食べさせている猫の便の性状などなにか工夫されていることがありましたら、是非教えてください。補足換毛期の長毛種にも起こる病気のようです。毛玉を定期的に嘔吐して出していたのですがここ数ヶ月全く吐かなくなった矢先のことでした。尻尾の毛は10センチを超える長さで長毛種のヒマラヤンより長いです。グルーミングのあとに大量の毛をくわえており気付いたときはすぐとるのですが、結構な量を飲みこんでいたようでレントゲンを撮ったときには盲腸の所までぎっしりと便が詰まっており、結腸の太さも女性の腕くらいありました。

猫の巨大結腸症とロイヤルカナン消化器サポート:現状と課題

5歳オスのメインクーンが巨大結腸症を発症し、ロイヤルカナン消化器サポートへの切り替え後、下痢に悩まされているとのこと、大変お辛い状況ですね。 レントゲン写真からわかるように、既に重症だったことが伺えます。 治療食への切り替えで便通は改善したものの、下痢による後処理の大変さ、臭いの問題、そして他の猫への影響など、多くの課題を抱えている状況です。

下痢の原因と対策:ロイヤルカナン消化器サポートと個体差

ロイヤルカナン消化器サポートは、可溶性食物繊維を豊富に含み、腸内環境を整える効果が期待できる治療食です。しかし、すべての猫に合うとは限りません。個体差によって、下痢などの副作用が現れる場合があります。 メインクーンの場合、初期は効果が出ていたものの、腸内環境が変化するにつれて、現在の状態になった可能性があります。

下痢対策の具体的なステップ

1. **獣医師への相談:** まずは、獣医師に現状を詳しく説明し、下痢の原因と対策について相談することが重要です。下痢が続く場合は、治療食の種類や量、投与方法の見直しが必要となる場合があります。 他の消化器サポートフードへの変更、あるいは消化器サポートとサイエンスヒルズの混合割合の調整など、獣医師の指示に従って行いましょう。

2. **少量ずつ、ゆっくりと給餌:** ロイヤルカナン消化器サポートをいきなり大量に与えるのではなく、少量ずつ、徐々に量を増やしていく方法を試してみましょう。 これは、猫の腸に負担をかけずに、徐々に新しい食事に慣れさせるためです。

3. **水分補給の徹底:** 下痢によって脱水症状を起こさないよう、常に新鮮な水を十分に用意しましょう。 脱水症状は、猫の健康状態を悪化させる可能性があります。

4. **毛玉対策の強化:** メインクーンは長毛種で、毛を飲み込む量が多いことが問題です。 グルーミング後、口元に残った毛を丁寧に除去するだけでなく、日頃からブラッシングを徹底し、毛玉の発生を予防しましょう。 市販の毛玉ケアサプリメントも検討してみてください。獣医師に相談の上、適切なサプリメントを選んでください。

5. **環境の清潔維持:** 下痢による臭いは、生活環境に大きな影響を与えます。 こまめなトイレ掃除、床の拭き掃除など、清潔な環境を保つことで、臭いを軽減し、快適な生活空間を維持しましょう。 消臭スプレーなども有効です。

他の猫への影響と食事管理

他の猫にサイエンスヒルズを与え続けているとのことですが、メインクーンの食事を調整する際に、他の猫の食事にも影響が出ないように注意が必要です。 それぞれの猫の年齢、健康状態、食事量などを考慮し、適切な食事量を調整しましょう。

多頭飼いの食事管理ポイント

* **個別の食事管理:** 猫ごとに食事量、食事の種類、給餌時間を調整する必要があります。
* **食事場所の確保:** 各猫が落ち着いて食事ができるように、食事場所を確保しましょう。
* **観察と記録:** 各猫の食事量、便の状態、健康状態などを記録することで、問題点の早期発見に繋がります。

専門家の視点:獣医師と動物栄養士の役割

巨大結腸症は、猫の消化器系に深刻な問題を引き起こす可能性のある病気です。 早期発見と適切な治療が重要です。 獣医師は、病気の診断、治療、そして食事療法のアドバイスを行います。 動物栄養士は、猫の個々の状況に合わせた食事プランの作成、そして食事療法に関するサポートを提供します。 獣医師と動物栄養士の協力を得ながら、猫の健康管理を進めていきましょう。

インテリアとの関連:清潔で快適な空間づくり

猫の健康状態は、生活環境にも大きく影響されます。 下痢による臭いや汚れを軽減するためには、清潔で快適な空間づくりが重要です。 床材は、掃除がしやすい素材を選ぶことが大切です。 家具は、猫が爪を研いだり、ジャンプしたりする際に傷つきにくい素材を選びましょう。 また、猫がリラックスできる空間を確保することで、ストレスを軽減し、健康状態の改善に繋がります。 例えば、猫が安心して過ごせる猫用ベッド爪とぎなどを用意するのも良いでしょう。 これらのインテリア選びは、猫の健康と快適な生活に直結します。 「いろのくに」では、様々なインテリアアイテムをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ:継続的なケアと獣医師との連携

猫の巨大結腸症は、適切な治療とケアによって改善が見込めますが、継続的な観察と獣医師との連携が不可欠です。 食事療法、毛玉対策、そして清潔な環境維持を徹底し、愛猫の健康を守りましょう。 ロイヤルカナン消化器サポート以外にも、獣医師の指導の下、適切な治療食を選択することが重要です。 また、日々のブラッシングや、愛猫の行動をよく観察することで、早期に異変に気付くことができます。

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