猫の夜鳴き対策:一人暮らしと愛猫の幸せな共同生活のために

諸事情により、実家で飼っていた猫を、1人暮らしの私が引き取ることになりました。 引き取ってから5日ほど経つのですが、夜になると猫が大声で鳴きはじめます。 いつか大人しくなるでしょうか? ①猫は茶トラのオス(去勢済み)で、およそ6歳。 ②仔猫の時に姉が拾ってきました。 ③最初の4年くらいは家猫として育ててきました。 ④5年目の時に誤ってベランダから外に出て、それ以来外に出たがるようになりました。 ⑤その後1年半ほど、外で遊んで家に帰って来る生活が続きました。 ⑥私が引き取ってからは、部屋が2階ということもあり、外には出せなくなりました。 ⑦だいたい21時以降くらいから鳴きはじめます。 ⑧実家にいた頃は夜に鳴きはじめるということはありませんでした。 住む環境が大きく変化したので不安なのと、外に出たいというのが一番の理由だと思います。 しかし上記に書いたように外には絶対に出せませんし、ベランダだけ出すというのも無理です(隣の家に行く可能性があるので)。 なるべく遊んであげて夜に大人しく寝てくれればと色々しましたが、もともと猫じゃらしなど興味が薄い子なので、なかなか上手くいきません。 ベランダの窓際で鳴いたり、壁に向かって鳴いたり、玄関で鳴いたりと様々です。 しばらく鳴いて、急に寝転がって大人しくなって、また起き上がって鳴きはじめての繰り返しです。 一応ペット可の物件に住んでますが、鉄骨造で壁もそんなに厚くなく、両隣の住人の方にも猫を飼い始めたことと鳴き声がうるさいかもしれないということはお伝えしてあります。 鳴き声に関しては私自身はいいとしても、同じアパートの住人の方々に迷惑になっているのではと思うと気になって眠れません。 ちなみに間取りは1Kで、寝るときは私のベッドに入ってきて隣で寝ています。 トイレ・餌入れ・水入れは実家の時と同じものを引き継いで使用しています。 なにか良い対処法はないでしょうか? よろしくお願い致します。補足他の住民の方が飼うペットの鳴き声などは一切聞こえたことがありません。 もしかすると飼ってないのかもしれませんが、それについては分かりません……。 ですが、私の部屋の隣の住民の方(カップル)の声はよく聞こえてきます。 話している内容まではもちろん分かりません。「ああ会話してるなぁ」とか「笑い声がするなぁ」程度です。 なので、壁はわりと薄めなのかなと思ってます。

愛猫の夜鳴きの原因を探る:環境変化とストレス

6歳になる茶トラ猫ちゃんが、環境の変化によって夜鳴きを始めたとのこと、ご心配ですね。 以前は外に出入りする生活をしていたのに、1Kの室内で生活することになったことで、ストレスを感じている可能性が高いです。 猫は縄張り意識が強く、環境の変化に敏感な動物です。 実家での生活と現在の生活では、空間、匂い、音など、あらゆる面で違いがあります。 特に、外に出られないストレスは、猫にとって大きな負担になっていると考えられます。 夜鳴きは、不安や不満、ストレスのサインです。

具体的な夜鳴き対策:段階的なアプローチで解決を目指しましょう

猫の夜鳴きは、一朝一夕に解決する問題ではありません。 段階的にアプローチし、猫の落ち着きを取り戻すことが重要です。 以下に、具体的な対策を提案します。

ステップ1:安心できる環境づくり

安全で快適な空間を確保する

* 隠れ家を作る: 猫は安全な場所を求めます。 段ボール箱、キャットハウス、ハンモックなど、猫が隠れることができる隠れ家を用意しましょう。 暗い場所を好む猫もいますので、薄暗い場所を確保することも有効です。 隠れ家の中に、猫が好きなおもちゃやタオルを入れてあげると、より落ち着ける空間になります。
* 快適な寝床: 猫が安心して眠れる寝床を用意しましょう。 猫用のベッドや、柔らかいタオルなどを用意し、落ち着ける場所を確保します。 ベッドの位置は、人の気配を感じられる場所が良いでしょう。
* 高所を確保する: 猫は高い場所が好きです。 キャットタワーや棚などを設置して、猫が自由に登り降りできる場所を作ってあげましょう。 高い場所から周囲を見渡せることで、安心感が増します。

フェロモン製品の活用

* フェリウェイ: 猫のフェロモンを模倣した製品で、猫の安心感を高める効果があります。 プラグタイプやスプレータイプがあり、部屋に噴霧したり、コンセントに挿して使用します。 効果には個人差がありますが、多くの猫に落ち着きをもたらすと言われています。

ステップ2:適切な遊びと運動

日中の活動量を増やす

* 十分な遊びの時間: 猫じゃらしに興味がないとのことですが、様々な種類の猫のおもちゃを試してみましょう。 羽根つきの棒、ボール、レーザーポインターなど、猫の好奇心を刺激するおもちゃを選びましょう。 短時間、複数回に分けて遊ぶのが効果的です。 猫が飽きてしまわないように、おもちゃの種類をローテーションすることも重要です。
* 垂直方向の運動: キャットタワーや棚などを利用して、猫が縦に移動する機会を増やしましょう。 垂直方向の運動は、猫の狩猟本能を満たし、運動不足解消にも繋がります。
* 環境エンリッチメント: 窓辺に猫が座れる場所を作る、猫が登れる家具を配置するなど、猫が自由に探索できる環境を作ることで、ストレス軽減に繋がります。

ステップ3:夜間の対応

就寝前のルーティンを作る

* 決まった時間に食事とトイレ: 就寝前に食事とトイレを済ませることで、猫の体内リズムを整えます。
* 就寝前の遊び: 就寝前に十分に遊んで疲れてもらうことで、夜鳴きを抑制する効果があります。
* 落ち着ける環境: 就寝時は、静かな環境を作るように心がけましょう。 音楽やテレビの音を消し、部屋の明かりを暗くします。

夜鳴きへの対応

* 無視する: 夜鳴きをしても、反応しないようにしましょう。 猫が夜鳴きをすることで、飼い主の注意を引こうとしている場合、反応してしまうと、夜鳴きが強化されてしまいます。
* 注意をそらす: 夜鳴きをしたら、おもちゃで遊んで注意をそらすのも有効です。
* 専門家の相談: 上記の方法を試しても改善が見られない場合は、動物病院を受診したり、動物行動学の専門家に相談しましょう。 病気や他の原因が隠れている可能性もあります。

ステップ4:近隣住民への配慮

鉄骨造のアパートで、壁が薄いとのことですので、近隣住民への配慮は大切です。 既に状況を説明されているとのことですが、夜鳴きが続くようであれば、再度状況を説明し、ご協力をお願いするのも良いでしょう。 防音対策として、カーテンやマットなどを活用するのも有効です。

専門家の視点:獣医や動物行動学者からのアドバイス

猫の夜鳴きは、ストレスや不安、病気などが原因で起こることがあります。 上記の対策を試しても改善が見られない場合は、獣医に相談し、健康状態をチェックしてもらうことが重要です。 また、動物行動学の専門家に相談することで、猫の行動の背景にある原因を特定し、より効果的な対策を立てることができます。

まとめ:愛猫との穏やかな生活を目指して

愛猫の夜鳴きは、飼い主にとって大きな悩みですが、適切な対策を行うことで、改善が見込めます。 焦らず、段階的にアプローチし、猫の気持ちに寄り添いながら、解決を目指しましょう。 愛猫との穏やかな生活を取り戻すために、諦めずに努力を続けましょう。

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