猫の夜泣き&暴れ対策!完全室内飼い猫のしつけと快適な環境づくり

暴れる猫のしつけの良い方法はないでしょうか? 完全室内飼いの環境で、メス猫を1匹飼っています。 同じく室内飼いの飼い主さんのアドバイスを伺いたいと思います。 1歳になるメス猫を1匹、完全室内飼いの環境で飼っています。(避妊手術済み) ※不憫に思いますが、道路に面している住宅事情の為 家は私と妻の二人で共働きです。 昼間は独りでお留守番をしているので、帰宅してからは遊んであげるのですが、 本人(ネコ)の生活サイクルの都合上か、夜中に遊んで!とせがまれます。 遊んで気が晴れるならばと相手をしてあげるのですが、とにかく際限がありません。(>_<) こちらも睡眠不足になりますので、毎夜1時ぐらいに切り上げて寝ますが、問題はその後に暴れることです。 恐らく消化不良なのでしょうが、1歳を過ぎましたので、そろそろ落ち着いても良い頃と思いますが、段々とエスカレートしているような気がします。 また、おもちゃを与えても独りでは遊びません。 うちの子の好みは鬼ごっこと、犬のようにネズミのおもちゃを投げて咥えて持ってくるキャッチボールです。 可愛いのですが、やりだすとキリが無く、またワンパターンが嫌いらしく変化を要求します。 子猫の時は体力も少なく、独り遊びもしていたので楽だったのですが・・・ この子を飼う前にオス猫を飼っていました。(環境が違い、外にも出してました) 性格がおっとりしていた為、暴れることはありませんでした。 この子の性格は優しいのですが、狩猟本能が半端ないです(笑) 何か良い方法はないでしょうか? 自走する動くおもちゃも考えていますが・・・・補足皆様、回答ありがとうございます。 回答を見てハッ!と気づいた事があります。 以前、段ボールで自作した迷路状の隠れ家を、ボロボロになった事もあり破棄しました。 この子が激しくなったのも時期的に合うような気がします。

猫の夜泣き・暴れの原因を探る

猫の夜間の暴れや遊び要求は、単なる遊び欲求だけでなく、いくつかの原因が考えられます。質問者様のお宅では、昼間の寂しさや運動不足、環境の変化などが影響している可能性があります。

考えられる原因

  • 運動不足:完全室内飼いの場合、猫は十分な運動の機会を得られないことがあります。特に昼間一人でお留守番だと、運動不足になりがちです。
  • ストレス:環境の変化(隠れ家の撤去など)、寂しさ、不安などがストレスとなり、夜間の行動に影響を与える可能性があります。
  • 狩猟本能:猫の狩猟本能は強く、夜行性でもあるため、夜間に活発になるのは自然な行動です。しかし、そのエネルギーの発散先がないと、暴れに繋がります。
  • 消化不良:食事の内容や量、消化能力によっては、夜間に消化不良による不快感から暴れる可能性があります。ただし、1歳を過ぎているので、この可能性は低いと言えるでしょう。
  • 注意欠陥多動性障害(ADHD):まれに、猫にもADHDのような症状が見られることがあります。過剰な活動性や集中力の欠如などが特徴です。専門家に相談する必要があるかもしれません。

具体的な対策と解決策

猫の夜泣きや暴れを改善するためには、日中の環境整備と夜間の対策を組み合わせることが重要です。

日中の環境改善

  • 運動の確保:猫じゃらしやレーザーポインターなどで、十分な運動の機会を与えましょう。猫タワーやキャットウォークを設置して、垂直方向への運動も促します。 可能であれば、帰宅後すぐに15~30分程度の遊び時間を確保しましょう。 猫が飽きないように、様々な種類のおもちゃを用意し、遊び方も工夫することが大切です。
  • 環境エンリッチメント:猫が自由に探索できる空間を作ることで、ストレスを軽減できます。段ボールハウス、猫用トンネル、高い場所からの見晴らしなど、猫が楽しめる工夫をしましょう。以前使用していた段ボール迷路を改良して再導入するのも良いでしょう。
  • 安全な空間の確保:猫が安心して休める、隠れ家となる場所を用意しましょう。猫ベッドやハンモックなどを設置し、落ち着ける場所を確保することで、ストレスを軽減できます。
  • 食事の見直し:消化の良いフードを選び、適切な量を与えるようにしましょう。少量を複数回に分けて与えることも効果的です。フードの種類を変える際には、徐々に切り替えるように注意しましょう。

夜間の対策

  • 就寝前のリラックスタイム:就寝前に、猫とゆっくりと過ごす時間を設けましょう。ブラッシングやマッサージでリラックスさせ、穏やかな気持ちで眠りにつけます。また、フェリウェイなどの猫用フェロモン製品を使うのも効果的です。
  • 夜間の遊び時間の制限:夜間の遊びは、就寝時間までに済ませるようにしましょう。遊びすぎると興奮状態が続き、寝つきが悪くなります。1時間前には遊びを終了し、静かな時間を与えることが重要です。
  • 就寝場所の確保:猫が安心して眠れる場所を用意しましょう。静かで暗く、安全な場所を選び、猫ベッドや猫用ハウスなどを設置します。飼い主さんの寝室とは別に、猫専用の落ち着ける空間を用意することも効果的です。
  • 無視をする:猫が暴れても、過剰に反応しないようにしましょう。注意を払うと、猫はそれが遊びだと認識してしまいます。静かに無視することで、猫は次第に暴れることを諦めます。ただし、危険な行動をする場合は、優しく注意しましょう。
  • 自動おもちゃの活用:自走式のおもちゃは、猫の運動不足解消に役立ちます。ただし、常に使用し続けるのではなく、適度に休憩時間を取り入れるようにしましょう。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、猫の行動は環境と密接に関係しています。ストレスや運動不足、環境の刺激不足などが、夜泣きや暴れの原因となることが多いです。そのため、猫が快適に過ごせる環境を整えることが、最も重要な対策となります。

また、猫の性格や個体差も考慮する必要があります。すべての猫に同じ方法が有効とは限りません。試行錯誤しながら、猫に合った方法を見つけることが重要です。

まとめ

猫の夜泣きや暴れは、様々な原因が考えられます。日中の環境整備と夜間の対策を組み合わせ、猫のストレスを軽減し、十分な運動の機会を与えることが重要です。それでも改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。 猫との信頼関係を築き、穏やかな時間を過ごすことで、猫も飼い主さんも幸せな生活を送ることができるでしょう。

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