猫の多頭飼育と食生活:ストレス軽減と食餌管理の改善

猫の食事について。 今までガツガツと食べていたのですが、ストレスが原因でムラ食いをするようになってしまいました。 このまま癖になってしまうのを防がないと・・・と思っているのですが、良い方法がありますか?? 現在私の部屋で3匹の猫と過ごしています。 ・先住猫(推定:4歳弱、女の子)1匹 ※保護して約1年。かなり人懐っこい子。 ・新入り(推定1歳未満、男の子・女の子)2匹 ※保護して約3ヶ月。人にまだ警戒心が残っている。 本当なら別の部屋で過ごすのが一番いいのですが(先住猫のストレスが大きいため)、事情があり今に至ります。 事情というのは、猫風邪の治療のためです。 以前は別の部屋で過ごしていて、その部屋が物置(人が出入りしない部屋)なので暖房器具がありません。 元々猫風邪をもっていたので、症状が治まらないとワクチン接種は控えたほうがいい。。。とのことで、暖房器具がある私の部屋に移しました。 ちなみに、新入りは不妊手術がまだのため、2つのケージに分けて過ごしています。 遊ぶ時も交互に出して遊んでいる状態です。 先住猫は私の部屋で過ごしていますので、当初は威嚇がすごかったのですが。。。 今は慣れてきたみたいで、男の子とは仲良くなれそうな雰囲気です。 。。。が、新入りの女の子が発情期に入って、すごく鳴いているせいか・・・先住猫が新入りをこわがっています。 そのため、ケージの近くで先住猫がじっと見ている状況です。 このような状況で、質問です!! 部屋に新入りをがくるまではご飯をガツガツと食べて、残す事はありませんでした。 ですが来た当初、ストレスでご飯を食べなくなり点点を受けました。 今では少しずつ新入りの存在に慣れ、私が近くにいたり撫でていると食べます。 安心できるのかな。。。と思います。 それでも全部は食べなくて、残っているものは翌日に捨てています。 食欲がないわけではなさそうです。 病院の先生にもいろいろアドバイスを頂きました。 だらだら食べるのは良くないから、残っているものは下げる。。。ということでしたが、下げた分はどうすればいいでしょうか?? もう少し細かく小分けしたほうがいいのかな。。。とも思います。 同じような状況を克服された方がいらっしゃいましたら、是非ご教示ください!! よろしくお願いします!!

猫の多頭飼育におけるストレスと食行動の変化

猫がストレスを感じると、食欲不振やムラ食いを起こすことがあります。特に、新しい猫が加わった場合、先住猫は環境の変化や新入りの存在にストレスを感じ、食行動に変化が現れるのはよくあることです。今回のケースでは、猫風邪の治療のために、先住猫と新入り猫を同じ部屋で飼育せざるを得ない状況であり、さらに新入り猫の発情期が重なり、先住猫のストレスが大きくなっていることが推測されます。

ストレス軽減のための具体的な対策

環境エンリッチメント

猫がストレスを感じている原因の一つに、環境の刺激不足が挙げられます。 猫は狩猟本能を持つ動物であり、退屈な環境ではストレスを溜め込みやすいのです。そのため、環境エンリッチメントを行い、猫が楽しめる環境を作る必要があります。

  • 高い場所の確保:猫は高い場所を好むため、キャットタワーや棚などを設置し、安全で落ち着ける場所を提供しましょう。特に、先住猫が新入り猫から距離を置ける場所を作ることは重要です。
  • 遊びの時間:毎日、十分な時間をかけて猫と遊びましょう。おもちゃを使って狩猟本能を刺激し、運動不足解消にも繋がります。それぞれの猫の性格や好みに合わせたおもちゃを選ぶことが大切です。先住猫と新入り猫を交互に、または一緒に遊ぶことで、猫同士のコミュニケーションを促進する効果も期待できます。
  • 隠れ家:猫は隠れ家を持つことで安心感を覚えます。ダンボール箱や猫用ハウスなどを設置し、落ち着ける空間を提供しましょう。特に、警戒心の強い新入り猫にとっては重要な要素です。
  • 匂い対策:猫は匂いに敏感です。新入り猫の匂いを先住猫が嫌がっている可能性があります。フェロモン製品などを活用し、環境を落ち着かせましょう。ただし、使用する際は獣医師に相談することをお勧めします。

食事管理の改善

ムラ食いを改善するためには、食事の量や与え方を見直す必要があります。

  • 小分けにする:一度に多くの餌を与えるのではなく、1日の食事量を数回に分けて与えることで、猫が常に空腹状態にならないようにします。特に、ストレスで食欲が不安定な猫には効果的です。例えば、朝・昼・夕の3回に分けて与える方法が良いでしょう。
  • 食事場所の工夫:それぞれの猫が落ち着いて食事ができる場所を確保しましょう。ケージの中に餌皿を置くのではなく、ケージの外に、それぞれの猫が落ち着いて食べられる場所を用意することが大切です。 先住猫が新入り猫を警戒している場合は、十分な距離を確保する必要があります。
  • フードの種類:猫の年齢や健康状態に合わせたフードを選びましょう。消化の良いフードや、ストレス軽減効果のあるサプリメント配合フードなども検討してみましょう。獣医師に相談して、最適なフードを選ぶことをお勧めします。
  • 残餌の処理:残餌はすぐに片付けるようにしましょう。長時間放置すると、餌が傷んで猫が食中毒を起こす可能性があります。また、残餌を放置することで、猫が食事に飽きてしまう可能性もあります。

専門家のアドバイス

動物病院の獣医師に相談することで、猫の健康状態やストレスレベルを適切に評価してもらい、より具体的なアドバイスを得ることができます。 特に、猫の食欲不振が持続する場合は、病気の可能性も考慮する必要があります。 獣医師は、食事療法や環境改善、場合によっては薬物療法など、適切な処置を提案してくれます。

まとめ

猫の多頭飼育において、ストレスは食行動に大きな影響を与えます。今回のような状況では、環境エンリッチメントによるストレス軽減と、食事管理の改善を同時に行うことが重要です。 それぞれの猫の個性や状況に合わせて、柔軟に対応していくことが大切です。 改善が見られない場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。

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