猫の多頭飼育と老親との同居:衛生面と家族の健康を守るための解決策

長文です。母は市営に住んでますが猫を飼っています。ただ数が尋常ではなく、1番多い時には20匹オーバーでした。市営も甘く色んな部屋から犬の鳴き声がしますが、犬2.3匹なら良いようです。さすがに多過ぎて猫をどうにかするか、退去になり、母は猫用にボロボロの借家を借り、猫だけがそこで生活し母は数日置きに世話に行っています。貸主はそれを了承しています。しかしほとぼりが冷めると、数匹猫を市営に連れて来ており、5匹ほど市営にいます。きちんととは把握してませんが現在は総勢13匹だと思います。私は結婚し2歳の子供がいます。実家へは高速使って2時間程の距離で定期的に遊びに行きます。実家方面へ行く時は必ず旦那も一緒です。実家へは泊まらずホテルへ泊まっていましたが、1年程前から3畳の部屋をもらい綺麗に掃除して使わせてもらってたのですが、ドアが甘く時々猫が入ってしまうみたいで、尿してたり毛が合ったりします。柱、障子、襖はボロボロ(と言うより骨だけ)猫臭が半端無く、トイレも汚いし、毛だらけ等飼い方が汚くて、糞尿を踏んでる猫がシンク等へ上がったり寝たりしてるので、実家で作った食事は食べられないし素足で廊下や他の部屋は歩けません。風呂場も猫が風呂に敷くので爪研ぐからと開けっ放しで汚いです。年もだし年金暮らしで自分の生活もままならないしもう猫は増やさないでとさんざん釘さしましたが、ついこの間実家へ行くと、子猫がいて、純潔の子猫をもらったと嬉しそうに言うのです。まだ子猫で可愛らしいのでもらいてあるから誰かにあげてと言いましたが、おそらくずっといると思います。ついこの間行った時に猫が入ってたようで布団に尿がしてあり、旦那が激怒しました。母は泊まってほしい様子ですが子供のことも考えて今後はまたホテルにしようと考えています。母は苦労人で大好きで大事な人だったのですが、弟がいますが全くあてにも頼りにもならないので、すべて私に頼ってくるし今後の事も考えるとここ数年は重く疎ましくも思ってしまいます。ホテルに泊まると言うと母は悲しむと思うのですが、私は残酷な親不孝者なのでしょうか?私も動物は好きなので本当はそんな飼い方反対なのですが里親も難しいのが現実だと思うので猫は全員借家に置いて欲しいのですが、母は年寄りもいるし借家に置くと体調崩す子もいると腰は重いです。やはり不潔な家に子供は無しですよね?

高齢の母と多頭飼育の猫:複雑な問題の整理

ご質問は、高齢の母親による多頭飼育の問題、それに伴う衛生環境の悪化、そしてご自身の家族との生活との両立といった、非常に複雑でデリケートな問題を含んでいます。まず、現状を整理し、一つずつ解決策を探っていきましょう。

1. 猫の飼育状況と衛生問題

現状は、市営住宅と借家という二つの場所で猫が飼育されており、その数は13匹以上と推測されます。市営住宅内は猫の糞尿、毛、臭いなどによる深刻な衛生問題を抱えており、お子さんの健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。借家についても、老朽化が進んでおり、猫の適切な飼育環境とは言えないでしょう。これは単なる不潔さの問題ではなく、健康被害や感染症のリスクにつながる重大な問題です。

2. 母との関係とご自身の負担

母親は高齢で年金暮らしであり、猫の世話だけで精一杯の状態のようです。弟さんも頼りにならないため、全てのご負担が質問者様に集中している状況です。そのため、母親への愛情と、ご自身の家族を守る必要性との間で葛藤を抱えていることが分かります。これは親子の問題だけでなく、ご自身の精神的にも大きな負担となっています。

3. 解決策の検討:段階的なアプローチ

問題解決には、段階的なアプローチが重要です。いきなり全ての猫を処分する、あるいは母親との関係を断絶するといった極端な手段は避け、現実的な解決策を探るべきです。

具体的な解決策:段階的なアプローチ

以下に、具体的な解決策を段階的に示します。

ステップ1:現状把握と獣医への相談

まず、猫の正確な数を把握し、獣医に相談することが重要です。獣医は、猫の健康状態を評価し、適切な医療、去勢・避妊手術、ワクチン接種などをアドバイスしてくれます。これは猫の健康を守るだけでなく、今後の飼育管理の改善にも繋がります。また、動物愛護団体への相談も検討しましょう。彼らは里親探しや飼育に関するアドバイスを提供してくれる可能性があります。

ステップ2:市営住宅での飼育制限について確認

市営住宅の飼育に関する規則を改めて確認しましょう。猫の飼育頭数制限や、衛生管理に関する規定がある可能性があります。規則に違反している場合は、退去勧告を受ける可能性もあるため、早急に確認し、対応が必要です。

ステップ3:借家環境の改善

猫が暮らす借家の環境改善も重要です。老朽化している場合は、改修や清掃を行い、清潔な環境を確保する必要があります。猫のトイレの数を増やす、定期的な清掃、適切な換気など、具体的な対策を講じましょう。また、猫のストレス軽減のため、十分な遊び場や休息場所の確保も必要です。

ステップ4:猫の数を減らすための計画

猫の数を減らす計画を立てましょう。これは、里親探し、避妊・去勢手術の徹底、繁殖の防止などが含まれます。里親探しは、動物愛護団体やインターネットなどを活用しましょう。しかし、全ての猫に里親が見つかる保証はありません。現実的に、一部の猫は生涯、母親と一緒に暮らすことになるかもしれません。その場合、飼育環境の改善が不可欠です。

ステップ5:母親とのコミュニケーション

母親とのコミュニケーションは、非常に重要です。感情的な対立を避け、冷静に現状と問題点を伝え、解決策を一緒に考えましょう。母親の気持ちも理解し、尊重しながら、現実的な解決策を見つけることが重要です。例えば、猫の世話の手伝いを申し出たり、定期的に借家を掃除するなど、具体的な行動で協力を示すことが効果的です。

ステップ6:ご自身の家族の健康と安全の確保

ご自身の家族の健康と安全を最優先しましょう。実家で宿泊する際は、清潔な環境の確保、猫との接触を最小限に抑える、お子さんの安全対策を徹底するなど、具体的な対策が必要です。ホテル滞在を選択することは、決して親不孝ではありません。お子さんの健康を守るための賢明な判断です。

専門家の意見:動物行動学者/獣医師の視点

多頭飼育は、猫同士のストレス、衛生問題、感染症リスクの増加など、様々な問題を引き起こす可能性があります。動物行動学者や獣医師に相談することで、猫の行動や健康状態、適切な飼育方法に関する専門的なアドバイスを受けることができます。

まとめ:長期的な視点と継続的な努力

猫の多頭飼育問題は、一朝一夕に解決できるものではありません。長期的な視点を持って、段階的に問題に取り組むことが重要です。母親との良好な関係を維持しながら、ご自身の家族の健康と安全を確保するための努力を継続していくことが大切です。これは、親孝行と家族の幸せを守るための賢明な選択です。

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