猫の多頭飼いの悩み:噛みつき、威嚇、そして未来への希望

猫の複数飼いについてです。 過去にも質問させていただいたのでみていただけるとありがたいです。 もうすぐ4ヶ月になる先住猫と、2ヶ月半でまだ600グラムのこを飼って二週間たちました。 いまは別々の部屋で過ごさせていますが、お昼間に一回と、夜に一回と5〜10分ほど会わせています。 初めは威嚇はしなかったものの、先住が子猫に噛みつきまくるので、困っていました。子猫もとても小さかったので… 現在も噛みますが、甘噛みを覚えたようで、たまに舐めたり、噛んだりの繰り返しです。 が、最近子猫のほうが噛まれているときに威嚇しだすようになりました。唸ったりもしています。 こわがっているのかな?とも思うのですが、子猫のほうから攻撃し掛けたりします。 二匹ともヒートアップしてくると、危ないなと思い、子猫を別の部屋に隔離するのですが、出してくれとミャーミャー鳴きますし、 先住のほうもニャーオーんと鳴きます。子猫の部屋の前で寝そべって鳴きます。 これは仲がよいのでしょうか? 人間の私からみると仲がよいとはおもえませんし、子猫は大丈夫でしたが先住が下痢をしたりしたので、 この二週間、お互いのためにも子猫を実家で飼うことにしようかと色々悩みましたし、泣きそうになったりもしました。 子猫もすごく甘えん坊なこなのに隔離されたり、先住もストレスがたまっているのではないかと悩みました… 少しずつ良くなっているとは思うのですが、先住の噛みつきが少しはマシになった矢先、子猫が威嚇して攻撃するようになったので、 猫の気持ちがますますわからなくなってきています。 まだ二週間ですが、この先仲良くなれるでしょうか? 今のところ、一緒に寝たり、二匹とも落ち着いていることはありません。 合わせている時はほとんど噛んだり逃げたりしています。 先住が少し変わってきたのはわかるので(たまに舐めたり、噛む力が弱い時もあるだけですが…)、進歩したのでしょうか…?補足ありがとうございます。 もちろん去勢するつもりです。 お医者様は7月ごろかなとおっしゃっていて、5ヶ月ほどです。 早すぎるんですかね?私は早いほうがよいと思い今月末にでも考えているのですが… 体重もカラダの大きな子なので。 それと、子猫のお尻を舐めようとしたり、舐めるのですが、なにか意味があるのでしょうか? 今のところ体格に差があるので、あまり一緒にできませんので、もう少し待ってみます! 子猫もうちに来たときは二ヶ月で400gしかなく、本当に小柄だったのですが、こういう猫ちゃんはあまり大きくならないんですかね? 二週間で200gも成長しました!

多頭飼いの初期段階:噛みつきと威嚇の解釈

猫同士の多頭飼いは、特に年齢や性格の異なる猫の場合、初期段階で様々な問題が発生することがあります。質問者様のケースでは、4ヶ月齢の先住猫と2ヶ月半齢の子猫の同居で、噛みつきや威嚇といった問題が発生しています。これは決して珍しいことではなく、多くの多頭飼い家庭で経験される課題です。

先住猫が子猫を噛みつくのは、縄張り意識やストレス、子猫への警戒心などが原因として考えられます。子猫が小さいうちは、先住猫にとって脅威というよりも、扱いにくい存在として認識されている可能性が高いです。一方、子猫が威嚇し始めるのは、恐怖やストレス、あるいは遊びの延長線上での行動かもしれません。子猫は、先住猫の攻撃に耐えかねて反撃に出始めている可能性があります。

重要なのは、これらの行動を「仲が悪い」とすぐに断定しないことです。 猫のコミュニケーションは人間とは大きく異なり、噛みつきや威嚇も、必ずしも敵対的な意味合いを持つとは限りません。

猫のコミュニケーション:噛みつき、威嚇、そしてグルーミングの意味

猫のコミュニケーションは複雑で、様々な行動が微妙なニュアンスを含んでいます。

* 噛みつき: 遊び、威嚇、攻撃、愛情表現など、様々な状況で起こります。質問者様のケースでは、最初は攻撃的な噛みつきでしたが、甘噛みへと変化しているのは、少しずつ状況が改善している可能性を示唆しています。
* 威嚇: 唸り声、耳を後ろに倒す、体を低くするなど、猫が恐怖や不安を感じているサインです。子猫が威嚇するようになったのは、先住猫からの攻撃への反応である可能性が高いです。
* グルーミング(毛づくろい): 猫同士が互いに毛づくろいをするのは、親密度を示す重要な行動です。先住猫が子猫のお尻を舐めるのは、子猫への関心の表れであり、必ずしもネガティブな意味ではありません。ただし、過剰なグルーミングはストレスのサインとなる場合もありますので、注意深く観察する必要があります。

具体的な解決策とアドバイス

猫同士の仲を良くするためには、時間と忍耐が必要です。焦らず、段階的に進めていきましょう。

1. 徐々に接触時間を増やす

現在5~10分の接触時間ですが、これを徐々に長くしていくことが重要です。ただし、猫たちがストレスを感じ始めたらすぐに中断しましょう。猫の表情や行動をよく観察し、安全な距離を保ちながら、徐々に距離を縮めていきます。

2. 安全な空間を確保する

子猫は、いつでも逃げ込める安全な場所が必要です。猫タワーや隠れ家などを用意し、子猫が安心して過ごせる環境を作ることが大切です。

3. 環境エンリッチメント

猫が退屈しないように、様々な遊び道具や登れる場所などを用意し、環境を豊かにしましょう。これにより、ストレスを軽減し、猫同士の接触への関心を薄める効果が期待できます。

4. フェロモン製品の活用

フェリウェイなどのフェロモン製品は、猫の安心感を高める効果があります。スプレータイプやディフューザータイプなど、様々な製品がありますので、状況に合わせて使用してみましょう。

5. 去勢手術

去勢手術は、猫の攻撃性を軽減する効果があります。質問者様は7月ごろの去勢手術を予定されていますが、獣医師と相談の上、適切な時期を決定しましょう。体重や体格が大きいとのことですので、獣医師の判断を仰ぐことが重要です。

6. 専門家の相談

どうしても解決できない場合は、動物行動学の専門家や獣医に相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応策を見つけることができます。

子猫の成長とサイズ

子猫の成長は個体差が大きいです。2ヶ月で400g、2週間で200gの成長は、平均的な成長曲線から外れていません。心配であれば、獣医に相談しましょう。

まとめ:多頭飼いの成功への道

多頭飼いは、多くの喜びをもたらしますが、同時に多くの課題も伴います。猫同士の仲を良くするためには、時間と忍耐、そして猫への深い理解が必要です。焦らず、段階的に進め、必要に応じて専門家の力を借りながら、猫たちが幸せに暮らせる環境を作ることが大切です。 質問者様の努力は、必ずや実を結ぶでしょう。 猫たちの様子を注意深く観察し、変化に柔軟に対応することで、いずれは仲の良い猫兄弟として一緒に暮らせる日が来るはずです。

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