猫の噛み癖とインテリア:愛猫との幸せな暮らしを実現するための解決策

猫ちゃんの事で困っています。もうすぐ5ヶ月になる猫ちゃんがいます。2ヶ月の時に里親募集を見て何度か猫ちゃんにも会いました。我が家に4歳になる子供がいて猫は子供が苦手と聞いていた ので里親さんに相談したところ、里親さんいわく猫ちゃんのママも子供が大好きでとても仲良く遊んでいますよ!との事でしたし、子供が抱っこしてもとても大人しく抱っこをさせてくれたので我が家に迎えました。しかし、最初のうちは良かったのですが何週間かするうちに子供の足や手に噛み付くようになってしまいました。子供は生傷が絶えず時には痛いと大泣きしますが、猫ちゃんの事は嫌わず可愛いと言っています。またそれが切ないのですが…。もちろん、手で遊んだりせず猫じゃらしやおもちゃ、噛んだときには冷静にコラ!といって部屋を出てみたり、無視をしてみたり、色々やってみました。水鉄砲も試したのですが水を全く怖がらずビショビショになってもやめません…。キャットタワー、ニャンコハウス、一戸建てなので自由に行き来させ運動できるようと思い戸は開けているのですが、かなりの甘えん坊さんで人間から離れる事があまりありません。最近では私や夫にも噛み付くようになってきました。本やネットや獣医さんに相談したりしたところ最低でも1日15分を朝晩真剣に遊んであげて下さいと言われたり書いてあったりしますが、噛み癖が始まってからは真剣に遊んであげているのですがやり始めて3ヶ月いっこうに噛み癖が治りません。獣医さんに噛み返したり、叩いたりは絶対に良くないのでやめて下さいと言われましたが、あまりにも酷いので一度首根っこを噛んだ事があるのですが、その時は少し距離を置かれてしまったのでこの猫ちゃんには手荒な事はできないと思いました。普段はとても人懐こく座っていると必ず膝に乗ってきてゴロゴロ喉を鳴らし無駄鳴きも少ない猫ちゃんなのでどうにか噛み癖を直す方法を教えて頂きたく質問させていただきました。なにかいいアイデアはないでしょうか?よろしくお願いします。補足ですが。ぬいぐるみを代用する手もやってみましたが、食べてしまって病院行きになりました…。猫じゃらしを食べてしまうので注意しながら遊んでいます。マタタビや硬いおもちゃには見向きもせず遊んでくれません。

猫の噛み癖の原因を探る

5ヶ月の猫ちゃんの噛み癖は、いくつか考えられる原因があります。まず、遊びの不足です。猫は遊びを通して狩りの本能を満たし、運動不足やストレスを解消します。1日15分では足りない可能性があります。遊びの質も重要で、猫が夢中になれるような、獲物を追いかけるような動きのあるおもちゃを選びましょう。

次に、歯が生え変わる時期である可能性も考えられます。歯が生え変わる際の痛みや痒みで、噛むことで解消しようとする場合があります。この場合は、歯固めおもちゃなどを与えてみましょう。

さらに、ストレスも原因の一つです。猫は繊細な生き物で、環境の変化や家族の喧騒、他のペットとの関係などによってストレスを感じることがあります。

そして、社会化の不足も考えられます。幼少期の社会化が不十分だと、人間との適切な距離感やコミュニケーションが学べず、噛み癖につながる可能性があります。

噛み癖改善のための具体的な対策

猫の噛み癖を改善するためには、以下の対策を総合的に行うことが重要です。

1. 遊びの質と量を増やす

* 狩猟本能を刺激するおもちゃを使う:レーザーポインター、羽根つきの棒、おもちゃのネズミなど、猫が追いかけることを楽しめるおもちゃを選びましょう。ただし、レーザーポインターは常に「捕まえられない」というストレスを与える可能性があるので、適切なタイミングで終わらせることが重要です。
* 遊びの時間を増やす:1日15分では不十分な場合が多いです。朝晩だけでなく、日中にも数回、短時間でも良いので遊びの時間を取り入れましょう。猫が飽きてしまう前に遊びを終えることも大切です。
* 多様な遊びを取り入れる:同じ遊びばかりだと飽きてしまうため、様々な種類のおもちゃや遊び方を試してみましょう。
* インタラクティブな遊び:猫が積極的に参加できるような、猫と飼い主が一緒に遊ぶ時間を確保しましょう。

2. 環境の見直し

* 安全な空間を確保:猫が安心して休める場所を用意しましょう。キャットタワーや猫ベッド、隠れ家などを設置し、猫が自由に使えるようにします。
* ストレス要因の除去:騒音や強い光、他のペットとのトラブルなど、猫がストレスを感じている要因がないか確認し、改善しましょう。
* 垂直空間の確保:猫は高い場所が好きなので、キャットタワーや棚などを設置して、猫が自由に登ったり降りたりできる空間を作ることで、運動不足解消にも繋がります。
* インテリアの配置:猫が安全に過ごせるように、家具の配置や高さに工夫を凝らし、猫が落ち着ける場所を確保しましょう。例えば、猫が登れる家具や、猫が隠れることのできるスペースを作るなどです。

3. 噛み癖への対応

* 噛まれた時の対応:噛まれた時は、猫に「痛い!」と伝えるために、大きな声で「痛い!」と叫び、すぐに遊びを中断しましょう。猫を叱るのではなく、遊びを終わらせることで、猫に自分の行動が良くないことを理解させます。
* 代わりの行動を教える:噛む代わりに、おもちゃで遊ぶことを教えるため、噛もうとした時にすぐに適切なおもちゃを提供しましょう。
* 無視は効果がない場合も:無視が効果的でない場合もあります。猫が構ってほしいがために噛んでいる場合、無視することでかえってストレスを増幅させる可能性があります。
* 猫が落ち着ける場所の確保:猫が安全で落ち着ける場所を確保することで、猫のストレスを軽減し、噛み癖の改善に繋がります。

4. 専門家への相談

獣医さんや動物行動学者に相談することも有効です。専門家のアドバイスを受けることで、猫の噛み癖の原因を特定し、適切な対策を立てることができます。

インテリアと猫の共存

猫と快適に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。

* 猫が登れる家具:猫が自由に登れるキャットタワーや棚を設置することで、運動不足解消にもなり、ストレス軽減にも繋がります。
* 猫が隠れる場所:猫は隠れ家が好きなので、猫が隠れることのできるハウスやベッドを用意しましょう。
* 爪とぎ:猫が爪とぎをするための爪とぎポールやボードを設置しましょう。ソファやカーテンなどを傷つけないように、猫が爪とぎできる場所を確保することが重要です。
* 安全な素材:猫が口にしても安全な素材の家具やインテリアを選びましょう。

まとめ

猫の噛み癖は、遊びの不足、歯が生え変わる時期、ストレス、社会化の不足など様々な原因が考えられます。改善のためには、遊びの質と量を増やし、環境を見直し、噛み癖への適切な対応をすることが重要です。それでも改善しない場合は、獣医さんや動物行動学者に相談しましょう。猫との幸せな生活を送るために、根気強く取り組んでいきましょう。

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