猫の嘔吐と体調不良:13歳猫の長期にわたる症状と治療、セカンドオピニオンの必要性

猫の嘔吐・体調不良について質問お願いします。 猫・雑種・雄・13才・去勢済み・体重4kg 9/16、夜帰宅した所、猫が部屋中に嘔吐していました。 未消化のカリカリ~胃液まで。ぐったりして元気もありません。 病院へ電話しても連絡がつかず、翌朝かかりつけの獣医へ。 皮下点滴と吐き気止、呼吸が異常に荒かったので強心剤を耳につけてもらい採血+レントゲンを撮り帰宅。 しかし夕方また嘔吐し、食欲もまったくありません。 繊細な猫で入院はストレスということで入院せず、連日通院。 3日目には血管点滴もしました。 血液検査の結果で肝臓の数値が3つとも1000オーバー、白血球も異常に少ない(2200位)と言われました。 そのうち少しだけど自分でも食べ呼吸も落ち着いていたので安心していましたが、9/29にまた嘔吐。食欲もないので病院へ。 体調を崩してから便をしてないので、その影響?との事で浣腸をしました。 無事自宅にて立派な便をし、また食べるようになりました。 が、また10/4,5と各1回嘔吐。様子を見ましたが10/6朝にまた嘔吐したので通院。 皮下点滴と注射2本、浣腸をして帰宅。 10/7、夕方帰宅した所また嘔吐跡。そしてトイレには血尿跡がありました。 獣医へ連絡しましたが日中不在という事で夕方行き、皮下点滴と止血剤を注射してもらい帰宅。 その夜は自分で食べましたが、10/8からは口を付けてもウェットを15gくらい、カリカリを5粒くらい食べるのみで水も飲みません。 その状態でまた嘔吐をしています。 量も回数も多くありませんが、いつまでも嘔吐するのでこのままでは衰弱してしまうのでは?と心配です。 食べないのでまた今朝通院し皮下点滴と注射1本で帰宅。 自分で食べる気はある様で「ご飯!」と請求されますが、出してもウェットを10g程度食べるだけ。 水は自分では飲まないのでスポイトで1度に1ml程度あげています。 (もともと水をたくさん飲む方ではありませんが嘔吐するのであげています) 2回目の血液検査で肝臓の数値は正常値、白血球は3600位に回復してると言われましたが、 あまりにもこの状態が続いているので何か病気があるのでは?と。 ネットで調べた所「自己免疫性溶血性貧血」もしくは「猫汎白血球減少症」の症状に似てるような気がします。 その可能性はありますか? また、生まれた時からのかかりつけ獣医なのですがちょっと不安を感じているので別の病院へ行ってみた方が良いでしょうか? まだ便もしないので日曜に造影剤で検査予定です。 もともと体重5kgありましたが、すっかり減って4kgになってしまいました…。 何卒宜しくお願いします。補足皆様ありがとうございます。 完全なる家猫です。 嘔吐し始め口の周りが真っ黒にただれ、獣医から何度も誤飲の可能性を聞かれましたが全く心当たりありません。(現在口周りは完治) もう一匹、雌・8才・雑種・避妊済・5kgの子がいますが、そちらは元気一杯。 ただうつる病気だと困るので現在は別居中です。 「白血球が減少する病気や貧血等の可能性は?」と獣医に聞きましたが、 数値が戻ってきてるのでそちらは疑っていない様です。

13歳猫の長期嘔吐と食欲不振:深刻な状況と対応策

愛猫の13歳という高齢と、長期にわたる嘔吐、食欲不振、体重減少といった症状は、深刻な状況を示唆しています。 ご心配されているお気持ち、よく分かります。 獣医師の診断を受けて治療を継続されているとのことですが、いくつかの点について詳しく見ていきましょう。

症状の詳細と経過

9月中旬からの嘔吐、食欲不振、そして血尿まで出現している状況は、単なる消化器系の問題ではなく、より複雑な病気が隠れている可能性を示唆しています。 肝臓の数値が一時的に1000オーバーに上昇していたこと、白血球数が減少していたことも、重要な情報です。 これらの数値が回復傾向にあるとはいえ、嘔吐が繰り返し発生している現状は、見過ごせない問題です。

考えられる病気の可能性

ご自身で「自己免疫性溶血性貧血」や「猫汎白血球減少症」を疑われているとのことですが、これらの病気の可能性は否定できません。 しかし、診断は獣医師による精密検査に基づいて行われるべきです。 インターネットの情報はあくまで参考程度に留め、自己診断は避けましょう。

* 自己免疫性溶血性貧血: 免疫システムが自身の赤血球を攻撃してしまう病気で、貧血、黄疸、倦怠感などが症状として現れます。 白血球減少も起こる可能性があります。
* 猫汎白血球減少症: ウイルス感染によって白血球が減少する病気で、免疫力の低下、感染症への抵抗力の低下を引き起こします。 嘔吐や下痢などの消化器症状も現れます。
* 腎臓病: 高齢猫に多い病気で、嘔吐、食欲不振、体重減少などが症状として現れます。
* 肝臓病: 肝臓の数値が一時的に上昇していたことから、肝臓病の可能性も考慮する必要があります。
* 腫瘍: 消化器系やその他の臓器に腫瘍が発生している可能性も考えられます。
* 炎症性腸疾患: 腸の慢性的な炎症が原因で、嘔吐、下痢、食欲不振などが起こります。

セカンドオピニオンの検討

かかりつけの獣医師を信頼されているとのことですが、不安を感じているのであれば、セカンドオピニオンを求めることを強くお勧めします。 別の獣医師の意見を聞くことで、より正確な診断と治療方針を得られる可能性があります。 特に、今回のケースのように症状が複雑で、原因が特定できていない場合は、セカンドオピニオンが非常に有効です。

具体的な行動計画

* セカンドオピニオンの取得: 信頼できる動物病院を探し、セカンドオピニオンを求めてください。 複数の獣医師の意見を比較することで、より客観的な判断ができます。
* 精密検査の受診: 造影剤検査に加えて、必要に応じて血液検査、尿検査、超音波検査、レントゲン検査などを再度行いましょう。 これにより、病気の原因を特定しやすくなります。
* 食事療法の検討: 食欲不振が続いているため、消化の良いウェットフードや少量のカリカリをこまめに与えるなど、食事療法も検討しましょう。 獣医師の指示に従って、適切な食事を与えてください。
* 水分補給の徹底: スポイトで少量ずつ水分を補給されているとのことですが、脱水症状を防ぐため、こまめな水分補給を継続してください。 獣医師に相談の上、点滴による水分補給も検討しましょう。
* ストレス軽減: 猫がストレスを感じている可能性もあります。 静かな環境を確保し、猫が落ち着けるように配慮しましょう。

専門家の視点:高齢猫の治療における注意点

高齢猫の治療においては、年齢や体の状態を考慮した対応が重要です。 高齢猫は若年猫に比べて、薬物への反応や回復力が劣る場合があります。 そのため、治療を行う際には、獣医師と綿密に相談し、猫の負担を最小限に抑えることが大切です。 また、高齢猫は様々な疾患を抱えている可能性があるため、総合的な視点から治療を進める必要があります。

まとめ:愛猫の健康を守るために

愛猫の健康状態を心配される気持ちは、飼い主として当然のことです。 現状の症状は深刻な可能性があり、早急な対応が必要です。 セカンドオピニオンの取得、精密検査の実施、そして獣医師との綿密な連携によって、愛猫の健康を守りましょう。 ご自身の不安を解消し、愛猫のために最善の治療を選択してください。 そして、日々の様子を丁寧に記録し、獣医師に伝えることで、より正確な診断と治療に繋がります。 愛猫が一日も早く回復することを心から願っています。

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