猫のトライアル期間、ご飯を食べない子猫への対応

生後7ヶ月頃の猫の里親になりました。トライアル期間で1週間の約束で今日で4日目です。うちには先住猫がおり、こちらは今1歳半です。先住猫は新入りにびっくりしておりましたがご飯も普通に食べており、下痢するなどというストレスもさほどないかな、という感じなのですが新入りのほうがまったくご飯を食べません。かなりのビビリだからとは聞いていたのですが先住猫もまたビビりでしたし、なんとかなるかなと思ってたのですが。でも先住猫は確か3日目くらいでご飯を食べてくれましたが新入りは今日で丸4日食べていません。トイレは昨日と今日1回づつおしっこと今朝、小指の先ほどのうんちがありました。こちらの知恵袋でもいろいろ調べ、ためせることはだいたいやってみました。部屋を別にしてそっとしておく、隠れているところの近くにエサを置く、ドライでなくウエットフードを置く、等。ですが効果はありません。ここまでしてダメならお返しするしかないのでしょうか?でもとても可愛い子ですのでできればうちで育てたいと思っています。3日食べなければ肝臓の病気になるという回答や、健康であれば1週間近くでも大丈夫だとか情報もいろいろあり、どれを信用したらいいのか…。他にこんな方法があるとか、ウチの場合は何日食べなかったとか、どんな些細なことでも結構ですのでお知恵を貸していただけませんか?よろしくお願いします。

猫がご飯を食べない!トライアル期間中の対応策

猫を新しい環境に迎え入れる際、特に子猫の場合、ストレスから食欲不振に陥ることは珍しくありません。特に先住猫がいる場合は、縄張り意識や警戒心から、新入り猫が食事を拒否することがあります。今回のケースでは、4日間も食事を取っていないとのことですので、まずは獣医への相談が最優先です。

獣医への相談が必須!

  • 脱水症状の確認:4日間食事を摂っていないと、脱水症状を起こしている可能性があります。獣医は脱水症状の有無を検査し、点滴などの処置が必要かどうかを判断します。
  • 健康状態のチェック:食欲不振の原因を特定するために、血液検査やレントゲン検査などが必要になる場合があります。寄生虫や感染症、先天的な病気の可能性も考慮しなければなりません。
  • ストレス軽減のためのアドバイス:獣医は、猫の性格や状況を考慮した上で、ストレス軽減のための具体的なアドバイスをしてくれます。例えば、フェロモン製品の使用や、環境エンリッチメント(猫が快適に過ごせる環境づくり)の提案などです。

トライアル期間中の具体的な対応策

獣医への相談と並行して、以下の対策を試みるのも有効です。

環境の工夫

* 隠れ家を作る:ダンボール箱や猫用ベッドなどを用意し、猫が安心して隠れることができる場所を作ってあげましょう。安全な空間を確保することで、ストレスを軽減できます。
* 落ち着ける場所を用意する:猫が落ち着いて過ごせる場所として、静かで人の往来が少ない場所を選びましょう。
* 匂いを馴染ませる:自分の匂いを猫に覚えさせるために、古着などを猫の隠れ家に置いておくのも効果的です。
* 先住猫との接触を制限する:完全な隔離はせず、少しずつ距離を縮めていくことが重要です。最初は完全に別の部屋で生活させ、徐々に短い時間だけ同じ部屋で過ごさせるなど、段階的に慣れさせていきましょう。
* インテリアの配慮:猫が落ち着ける空間を作るために、インテリアにも配慮しましょう。例えば、猫が登れるキャットタワーを設置したり、猫がくつろげるソファやベッドを用意したりするのも効果的です。落ち着いた色合いの家具や、猫が安全に過ごせるスペースを確保することも重要です。

食事に関する工夫

* 様々なフードを試す:ドライフード、ウェットフード、手作りご飯など、様々な種類のフードを試してみましょう。猫の好みや消化のしやすさを考慮し、少量ずつ色々な種類を試すことが重要です。
* フードの温度:常温より少し温めたフードの方が、食欲をそそる場合があります。
* 食事場所を変える:いつもと違う場所で食事を与えてみるのも効果的です。
* 少量ずつ、こまめに与える:一度に大量のフードを与えるのではなく、少量ずつ、こまめに与えるようにしましょう。
* 好む場所での食事:猫が落ち着いて食事ができる場所を見つけることが大切です。隠れ家の近くや、高い場所など、猫が安全だと感じる場所を選びましょう。

その他

* 猫とのコミュニケーション:猫に優しく語りかけたり、撫でたりすることで、安心感を与えられます。ただし、猫が嫌がる場合は無理強いせず、距離を保ちましょう。
* ストレス軽減のためのアイテム:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)を使用するのも有効です。これらの製品は、猫のストレスを軽減する効果があります。
* 専門家への相談:どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や猫の飼育に詳しい獣医に相談してみましょう。

専門家の視点:動物行動学者の意見

動物行動学者によると、猫が新しい環境に適応する期間は、猫の性格や過去の経験によって大きく異なります。中には数週間かかる場合もあります。トライアル期間が1週間と短い場合、猫が完全に適応する前に返してしまう可能性もあります。そのため、獣医と相談の上、トライアル期間を延長できるか検討することも重要です。

まとめ:焦らず、じっくりと対応を

猫がご飯を食べない状況は、深刻な問題につながる可能性があります。しかし、焦らず、獣医の診察を受けながら、上記の対策を一つずつ試していくことが大切です。猫の性格や状況を理解し、適切な対応をすることで、猫は徐々に新しい環境に慣れていきます。可愛い猫との生活を諦めずに、根気強くサポートしていきましょう。

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