猫のトイレ問題解決ガイド:しつこいおしっこ汚れの完全消臭方法

猫♂2匹を飼っています。どちらも3歳で同じ時期に飼い始めました。そのうちの一匹が最近そそうをしています。場所は決まっていて玄関と餌場です。そそうを始めてすぐの頃は部屋の板張り部分の上でもしていましたが、今はしていません。普段使っている猫トイレも普通に使っています。(大小どちらも)2匹とも去勢手術済み。そそうを始めるようになったきっかけで思い当たるのは、野良猫♂が家に来ていた事かなと思います。ちょうど発情期の時期で家の周りをウロウロしていました。今はもう来ていないのですが、そそうは治っていません。そそうをした後は、まずキッチンペーパーでおしっこを拭き取り、その後トイレマジックリンでふいています。それでも同じ場所でするのでそこにアルミホイルを貼ってみました。数日は効果があったのですが、ホイルの真横にまたしました。それから、マジックリンの代わりにお酢を使ったり、熱湯をかけてふいたりしていますが全然効果がありません。もう諦めていつもする場所にペットシートを置いてみたのですが、最初だけシートの上でしてあとはシートの横にしてしまいます。その猫は飼い始めて半年くらいの時に布団の上でそそうをしていたのですが、布団にしばらくブルーシートをかけて使用していたらそそうはすぐになくなりました。今はブルーシート無しでも布団にそそうはしません。玄関と餌場の床素材はどちらもビニールクロスです。トイレは普通に使っているのでトイレに不満があるわけではないのかなと思っています。そそうの後、臭いをきちんと消せればしなくなるのかなと思うのですが、何度もされるのでたぶん消えていないのでしょう。前置きが長くなってしまいましたが、完全に消臭できる方法を探しています。みなさんはどのような方法で消臭していますか?ネットで天使の水や猫ピタというものを見つけました。これって効果があると思いますか?使った事のある方がいらっしゃれば感想をお聞かせ頂けると嬉しいです★★市販のトイレしつけスプレーを試しましたが効果がなかったです。オススメの方法やアイテム等何でも良いので教えて頂けると嬉しいです★★

猫のそそうの原因を探る:獣医への相談が重要

猫がトイレ以外でおしっこをする「そそう」は、様々な原因が考えられます。質問者様の場合、野良猫の影響を疑われていますが、それ以外にも以下の可能性があります。

* 健康問題:膀胱炎、尿路結石、糖尿病など、様々な病気によってトイレ以外でおしっこをすることがあります。
* ストレス:環境の変化、新しいペットの導入、家族構成の変化など、ストレスは猫の行動に大きな影響を与えます。
* トイレへの不満:トイレの場所、数、清潔さ、砂の種類など、猫がトイレに満足していない可能性も考えられます。
* 認知症:高齢猫では認知症によるトイレ失敗も増えます。

まずは、獣医さんに相談することが重要です。血液検査や尿検査で、健康上の問題がないかを確認しましょう。 そそうが始まった時期や状況、生活環境の変化などを詳しく獣医さんに説明することで、原因特定に役立ちます。

徹底消臭:効果的な方法と製品

獣医さんに健康面の問題がないと確認できたら、徹底的な消臭に取り組みましょう。 これまで試された方法では、完全に臭いを除去できていなかった可能性があります。 猫は人間よりも嗅覚が優れているため、私たちには感知できない微量の臭いでも、猫には強く感じられるのです。

1. 強力消臭剤の活用

市販の消臭剤では効果がなかったとのことですが、酵素系消臭剤を試してみることをお勧めします。 酵素系消臭剤は、尿の成分を分解するため、根本的な消臭に効果があります。 ペットショップやホームセンターで様々な製品が販売されていますので、レビューなどを参考に選んでみてください。

2. 徹底的な清掃

消臭剤を使用する前に、汚れを完全に除去することが重要です。

  • 吸着:まず、キッチンペーパーやマイクロファイバークロスで、出来るだけ尿を吸着させます。
  • 洗浄:その後、中性洗剤を薄めたぬるま湯で丁寧に洗い流し、十分に乾燥させます。 ビニールクロスは、水拭きで汚れを落とすのが効果的です。
  • 乾燥:乾燥させる際には、扇風機などで風を当てて、しっかり乾かすことが重要です。 湿気が残っていると、臭いが残ってしまいます。

3. 臭い対策アイテム

* オゾン脱臭機:オゾンは強力な酸化力を持つため、臭いを分解する効果があります。 部屋全体を消臭したい場合に有効です。
* 空気清浄機:空気中の臭いを除去する効果があります。 ペット用の空気清浄機は、ペットの臭いに特化したフィルターを使用しているものもあります。

4. 天使の水、猫ピタの効果

質問者様が挙げられた「天使の水」や「猫ピタ」は、口コミでは効果を実感したという声も多いですが、科学的な根拠が明確に示されているわけではありません。 効果を期待する場合は、他の消臭方法と併用することをお勧めします。

再発防止策:猫の行動と環境を見直す

消臭と並行して、再発防止策も重要です。

1. トイレ環境の改善

* トイレの数を増やす:猫の数に対してトイレの数が少ないと、トイレ待ちが発生し、そそうにつながることがあります。 猫の数+1個のトイレを用意するのが理想です。
* トイレの位置を変える:現在のトイレの位置が猫にとって使いにくい場所かもしれません。 静かで落ち着ける場所にトイレを移動してみましょう。
* 砂の種類を変える:猫によっては、砂の種類によってトイレを嫌がる場合があります。 色々な種類の砂を試して、猫が好む砂を見つけることが重要です。
* トイレの清掃頻度を増やす:猫は清潔なトイレを好みます。 毎日、トイレの砂を交換し、トイレ全体を清潔に保ちましょう。

2. ストレス軽減

* 猫とのコミュニケーション:猫と十分に遊んであげたり、優しく撫でてあげたりすることで、ストレスを軽減することができます。
* 安全な空間の確保:猫が安心して休める場所を確保しましょう。 猫ベッドやキャットタワーなどを設置するのも良いでしょう。
* 環境の変化を最小限にする:猫は環境の変化に敏感です。 不用意に家具の配置を変えたり、新しいものを導入したりしないようにしましょう。

3. しつけ

そそうをした場所には、猫が嫌がるものを置くのも効果的です。アルミホイルは一時的な効果しかありませんが、柑橘系の香りが猫は苦手なので、柑橘系のスプレーや、柑橘系の皮を置いてみるのも良いでしょう。ただし、直接猫にかからないように注意してください。

専門家のアドバイス

猫の行動学に詳しい獣医や動物行動学者に相談することで、より的確なアドバイスを得ることができます。 専門家の意見を参考に、猫の行動や環境を改善することで、そそうの問題を解決できる可能性が高まります。

まとめ

猫のそそうは、健康問題、ストレス、トイレ環境、しつけなど、様々な原因が考えられます。 まずは獣医さんに相談し、原因を特定することが重要です。 その後、徹底的な消臭と再発防止策に取り組むことで、猫のトイレ問題を解決できるはずです。 諦めずに、根気強く取り組んでいきましょう。

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