猫のトイレの砂かきと壁へのこすりつけ問題:解決策とインテリアへの影響

猫のトイレの事です。私の愛猫なのですが、うんちやおしっこをして砂をかくときに、砂をひとかきする→トイレの壁に手をなすりつけるということを繰り返します。以前、こっそり覗き見したのですが、トイレの壁をカリカリして(なすりつけて)、その手を下におろした時にうんちに触れていました。(毎回ではないと思いますが)うちの子、肉球からうんちの匂いがしたり、見た目的にもちょっとついてるなぁと思うことが、たまにあるんです。この、トイレの壁になすりつけるのをやめさせられないでしょうか?砂を変えてもだめでした。(システムトイレのチップ→紙のやつ→鉱物系の砂、と試しました)トイレは今まで屋根付きしか使ったことないですが、屋根付きではないものに変えたら部屋の壁になすりつけたりするでしょうか…?補足回答ありがとうございます。愛猫の手は、わりとしょっちゅうペット用除菌シートで拭いてますが、私の不在時などにうんちして踏んで、その手でベッドに乗ってたりするのは…(鳥肌 屋根なしのトイレにしてみようか、悩みます。壁になすりつけられたら困るので…

猫のトイレ問題:原因と解決策

愛猫がトイレの砂かき後に壁に手をこすりつける行為は、多くの猫飼い主さんが悩まされる問題です。これは、単なる癖ではなく、いくつかの原因が考えられます。

考えられる原因

* 砂の材質や粒子の大きさ:猫によっては、砂の感触が気に入らず、かき終わった後に残った砂を不快に感じて壁にこすりつける場合があります。すでにシステムトイレのチップ、紙砂、鉱物系砂と試されているとのことですが、粒子の大きさや砂の種類をさらに検討してみましょう。例えば、細かい砂や、猫が好みそうな香り付きの砂を試してみるのも良いかもしれません。
* トイレの形状とサイズ:屋根付きトイレを使用されているとのことですが、トイレのサイズが猫にとって狭すぎる、もしくは逆に広すぎるといった可能性も考えられます。猫が快適に砂かきできる適切なサイズかどうかを確認しましょう。また、屋根付きトイレだと、砂かきをした際に壁に手が触れやすいため、こすりつける行動につながっている可能性があります。
* トイレの清潔さ:トイレが汚れていると、猫は不快感を覚え、砂かき後に壁にこすりつけることで、少しでも汚れを落とそうとする行動に出る可能性があります。こまめな清掃と、適切な消臭対策が重要です。
* ストレスや不安:猫がストレスや不安を感じている場合、この様な行動に出る場合があります。環境の変化、他のペットとの関係、飼い主さんの不在など、様々な要因が考えられます。
* 本能的な行動:猫は、排泄後、臭いを隠す本能的な行動として砂をかく行動をします。しかし、その際にうまく砂がかけず、残った砂や排泄物が手に付着し、それを壁にこすりつけている可能性があります。

具体的な解決策

1. トイレの種類と砂の変更:まずは、トイレの種類と砂の種類を見直してみましょう。
* **オープンタイプのトイレへの変更:** 屋根がないことで、壁にこすりつける行動が減る可能性があります。ただし、部屋の壁にこすりつけられる可能性も考慮し、壁を保護する対策が必要です(後述)。
* **砂の種類の変更:** さまざまな種類の猫砂を試すことが重要です。シリカゲル砂、豆腐砂、植物性砂など、様々な種類があり、猫によって好みが異なります。猫が快適に感じる砂を見つけるまで、試行錯誤が必要です。
* **砂の量:**砂の量が少なすぎると、猫が満足に砂かきできないため、壁にこすりつける可能性があります。適切な量を維持しましょう。

2. トイレの清掃と消臭:
* **こまめな清掃:** 毎日、排泄物を処理し、定期的にトイレ全体を清掃しましょう。
* **消臭対策:** 猫砂の消臭効果を高めるために、消臭剤を使用したり、トイレ周辺に消臭スプレーを使用するのも有効です。

3. ストレス軽減:
* **安全な空間の確保:** 猫が安心して過ごせる場所を確保しましょう。隠れ家となる場所を用意したり、猫がリラックスできる場所を作ることで、ストレスを軽減できます。
* **遊びの時間:** 十分な遊びの時間を取り、猫の運動不足を解消しましょう。

4. 壁の保護:** オープンタイプのトイレに変更した場合、壁への対策が必要です。
* **壁に保護シートを貼る:** 猫が爪を研いだり、こすりつけたりしても傷つかないように、壁に保護シートを貼ることをお勧めします。
* **壁を塗装する:** 猫が爪を研いでも傷つきにくい特殊な塗料で壁を塗装するのも有効です。

インテリアとの調和

猫のトイレは、インテリアの観点からも重要な要素です。猫の行動を改善しつつ、お部屋の雰囲気を損なわないように工夫しましょう。

インテリアに合わせたトイレ選び

* **デザイン性の高いトイレ:** 近年では、デザイン性の高い猫トイレも数多く販売されています。お部屋のインテリアに合わせたデザインのトイレを選ぶことで、生活空間をより美しく保つことができます。
* **目立たない場所に設置:** トイレは、なるべく目立たない場所に設置しましょう。例えば、家具の後ろや、カーテンで隠せる場所に設置するのも良いでしょう。
* **カラーコーディネート:** トイレの色を、お部屋のインテリアカラーと合わせることで、統一感を出すことができます。ベージュ系の壁であれば、ベージュ系のトイレを選ぶと、自然な一体感が生まれます。

壁の保護とインテリアの融合

壁への保護対策は、インテリアの観点からも重要です。保護シートや塗装だけでなく、以下のような方法も検討できます。

* **壁掛け棚の設置:** 猫がこすりつけやすい壁の部分に、棚を設置することで、物理的に壁への接触を防ぐことができます。
* **猫用爪とぎの設置:** 猫が爪とぎをする場所を別に用意することで、壁へのこすりつけ行動を減らすことができます。

専門家の意見

獣医や動物行動学の専門家に相談することで、猫の行動の原因を特定し、より効果的な解決策を見つけることができます。特に、ストレスや不安が原因の場合、専門家のアドバイスが不可欠です。

まとめ

猫がトイレの壁に手をこすりつける行動は、砂の種類、トイレの形状、清潔さ、ストレスなど様々な要因が考えられます。解決策としては、トイレの種類や砂の変更、こまめな清掃、ストレス軽減、そして壁の保護など、多角的なアプローチが必要です。愛猫の快適さと、お部屋のインテリアの調和を両立させるため、試行錯誤しながら最適な方法を見つけていきましょう。

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