猫のストレスと熱:先住猫の体調不良と多頭飼いの注意点

猫がストレスで熱を出す事ありますか? 生後一ヶ月程の子猫を拾ったのですが、3才の先住猫がフー!シャー!怒って、 三日程して怒らなくなり、 じゃれては噛む子猫を加減して噛んで、大丈夫かと思ってました。 ところが先住猫の食欲が無くなり、声もかすれて元気がないので、 昨日獣医さんに診てもらうと、熱があると。 ただ、呼吸も触診も異常がみられず、 抗生物質の注射をうってもらい、様子を見る事になりました。 先月ワクチン接種もしましたし、子猫から病気を貰ったとは断定できず。 子猫が来るまでは、本当に元気だったのに。。 今朝も元気が無く、子猫に飛び乗られ・噛まれ。 主人の親 (猫嫌い) と同居で ワンフロアしか無い為、 子猫がまだ登れない高い場所に避難させる事しか出来ず。。 私の婚礼箪笥等で狭い部屋なので、ケージを置く事をためらっていました。 病気だったらもっと大変な事ですが、 私の中では「これってストレスだよ!」となってしまい、 ストレスだったら、ためらってる場合ではないしと、様子を見ながらぐるぐると考えてしまいます。 様子を見てる間がもどかしく、質問させてもらいました。 よろしくお願いします。

猫のストレスと発熱の関係性

はい、猫はストレスによって発熱することがあります。 質問者様の先住猫の場合、子猫の到来による環境変化や、子猫との関係性へのストレスが原因で発熱している可能性は十分に考えられます。 獣医さんも呼吸器や触診で異常がないことから、ストレスによる影響を疑っているかもしれません。 ただし、発熱は様々な病気の症状でもあるため、獣医さんの診断を最優先し、指示に従って様子を見る事が大切です。 ストレスが原因だと断定するには、他の病気を除外する必要があります。

猫のストレスサイン:具体的な症状と対処法

猫のストレスは、発熱以外にも様々なサインで現れます。 質問者様の先住猫の症状(食欲不振、声のかすれ、元気がない)は、ストレスの典型的な兆候です。 その他、以下の様な症状もストレスサインとして考えられます。

  • 過剰なグルーミング:毛が抜ける、皮膚が赤くなる
  • 排泄行動の変化:トイレ以外に排泄する、頻尿、便秘
  • 攻撃性・引っ掻き:今までになかった攻撃性を示す
  • 隠れる行動:普段あまり隠れない場所によく隠れる
  • 食欲不振:餌を食べなくなる、好きな餌を食べなくなる
  • 不眠:夜鳴きが増える、落ち着きがない

これらの症状が見られた場合は、猫がストレスを抱えている可能性が高いです。 ストレスの原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。

多頭飼いの際のストレス軽減策:具体的なアドバイス

多頭飼いは、猫同士の相性や環境によってストレスになる場合もあります。 特に、先住猫が子猫の到来に適応できないケースは少なくありません。 質問者様のケースでは、以下の様な対策が考えられます。

1. 十分な空間と隠れ場所の確保

猫は縄張り意識が強い動物です。 狭い空間では、猫同士の接触が増え、ストレスの原因となります。 質問者様はワンフロアで、しかも婚礼箪笥などの家具で部屋が狭いと仰っています。 ケージを置くことに抵抗があるとのことですが、一時的にでも、先住猫が落ち着いて過ごせる安全な空間を作ることは非常に重要です。 ケージは、猫にとって安全な隠れ家となり、ストレス軽減に繋がります。 ケージは、猫が自由に出し入れできるような、開放的なタイプを選ぶのがおすすめです。 また、猫が登れるキャットタワーや、高い場所に置いたベッドなども有効です。 猫が自由に移動し、お互いに距離を取れるように工夫しましょう。

2. フェロモン製品の活用

フェロモン製品は、猫の安心感を高める効果があります。 フェリウェイなどの合成フェロモン製品は、猫のストレスを軽減するのに役立ちます。 プラグインタイプやスプレータイプなど、様々な種類があるので、猫の性格や環境に合わせて選んでください。

3. 徐々に慣れさせる

子猫と先住猫をいきなり一緒にするのではなく、徐々に慣れさせることが大切です。 最初は、ケージや部屋を分けて、お互いの匂いを嗅がせるところから始めます。 その後、短い時間だけ同じ部屋で過ごさせ、様子を見ながら徐々に時間を延ばしていきます。 猫同士の接触は、常に監視し、喧嘩になりそうになったらすぐに分離しましょう。

4. 環境エンリッチメント

猫が飽きないように、様々な遊び道具や、登ったり隠れたりできる場所を用意しましょう。 猫が楽しめる環境を作ることで、ストレスを軽減することができます。 例えば、猫じゃらし、ボール、おもちゃのトンネルなど、様々な種類の玩具を用意し、定期的に新しいおもちゃを与えると効果的です。

5. 獣医への相談

猫のストレスが原因で発熱している場合でも、獣医さんの診察は不可欠です。 他の病気の可能性を排除し、適切な治療を受ける必要があります。 獣医さんに、猫の様子やストレスのサインを詳しく伝え、相談しましょう。 必要に応じて、抗不安薬などの投薬も検討できます。

6. 専門家のアドバイス

どうしても解決できない場合は、動物行動学の専門家に相談することも検討しましょう。 専門家は、猫の行動やストレスの原因を分析し、具体的な解決策を提案してくれます。

まとめ:ストレス軽減と健康管理

猫の発熱は、ストレスが原因である可能性があります。 多頭飼いの場合、先住猫が子猫の到来にストレスを感じている可能性は高く、適切な環境整備と工夫が必要です。 ケージの使用、フェロモン製品の活用、徐々になれさせること、環境エンリッチメント、獣医への相談など、様々な方法でストレスを軽減し、猫の健康を守りましょう。 猫が安心して暮らせる環境を整えることが、健康な生活を送る上で最も重要です。 焦らず、一つずつ対策を進めていきましょう。

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