猫のストレスと新生活への移行:食欲不振、マーキング、異物摂取への対応

猫についてです。 生後約9ヶ月のオスになります。 生後6ヶ月程に里親様から引き取りました。 何故とても猫が飼いたくて、ペット住まいが不可だった事もあり、ペット可の住宅に1ヶ月前に 引っ越し致しました。 引っ越し準備の為に私の実家に預けて、今もまだ実家に私と共におります。 新居には彼氏とミニチュアダックス生後約7ヶ月のメスが先に移住しています。 お引っ越しをする前は餌を4時間に一回催促してくるほどに食欲旺盛だった我が家の猫(以下マギとします)が、実家にきてからぱったりとあまり食べなくなってしまいました。 最初は里親様から前の家へのお引っ越し、更には私の実家へのお引っ越しと環境が何度か変わった為にストレス的なものだと思っておりました。 サイトで拝見させて頂くところによると、猫は自分の居場所がないと不安だとも記載してありましたので なんとかマギの居場所が作れたらと、色々と寝床を設置してはみたのですが 気に食わないご様子で、点々と部屋を歩き回って適当な場所で眠る事が多いです。 実家に移動して1ヶ月にはなるのですが、最近は多少は食欲が増したようなのですが なんともグルメ猫になってしまったのか、餌を選り好みするようになってしまいました。 実家へ来る前はなんでも食べていたのですが・・ たまにオヤツを与えるのですが、オヤツも好き嫌いが激しく、マギが好むオヤツを見つけるのに大変苦労致しました。 今もフードは以前完食していた量は食べず、少しだけ食べると前足で隠す仕草をして完食はしてくれません。 鼻水を撒き散らすことがありましたので、動物病院に連れてったところ鼻が炎症を起こしているんでは、ということでお注射を打って頂きました。 最近は鼻水を撒き散らすこともなく、少しだけ食欲も増えたのですが、去勢を今月にしようかと思っていたのですが、マーキングを開始してしまい家中あっちこっちにしてきます。 獣医さんからは、体調が万全になるまでは去勢はやめておいた方がいい、と仰られていたので まだ完全とは言えないマギの体調に悪戦苦闘しております。 去勢が済んで暫くしたら新居に移動させようと思っているのですが、環境の変化のストレスで体調を崩してしまっては・・と考えると中々踏み出せずにいます。 最近は猫を飼うのは初心者の為にわからないのですが、ビニールや新聞紙、たたみなどを食べようとしてきて 過去に三回実家にきてから異物を吐きました。 これが毛玉なのかどうかがわかりません。。 獣医にも相談しましたが、胃炎の炎症を抑える薬を処方して頂くことしかして貰えず マギにその胃炎を抑える錠剤を飲ますのも食欲がないので、全く飲んでくれません。 実家に来てから様々な症状がでているのですが、これはストレスから来るものなのでしょうか? マーキングは開始してから去勢しても意味がないのでしょうか? 餌を食べなくなったのは、ストレスもしくは体調不良によるものなのでしょうか? オヤツも稀にしか口にしてくれません。 餌は催促してくるのですが、フードが気に食わないのか前足で隠す仕草をしてプイッとそっぽを向かれます。 飼い犬の餌をたまにつまみ食いしてる時はあるようです。 猫にお詳しい方がいましたら、詳しく教えて頂ければ幸いです。

猫の行動変化とストレスの関係

9ヶ月のオス猫マギ君の様々な問題行動、食欲不振、マーキング、異物摂取など、これらは全てストレスが原因の可能性が高いです。 引っ越しによる環境変化、新しい場所への適応、そして実家という慣れない環境での生活は、猫にとって大きなストレス要因となります。 特に、猫は環境の変化に非常に敏感な動物です。 今まで快適だった環境から突然離され、さらに新しい家族(犬)がいる環境に移行するというのは、マギ君にとって大きな負担だったと考えられます。

食欲不振と選り好み

以前は食欲旺盛だったマギ君が、餌を食べなくなり、選り好みするようになったのは、ストレスによる食欲不振が考えられます。 ストレスを感じている猫は、食欲が低下し、好きなものだけを選ぶようになります。 また、新しいフードを試すのも良いかもしれません。 猫用のフードは様々な種類があり、嗜好性も様々です。 いくつか試してみて、マギ君が好むフードを見つけることが大切です。 ウェットフードや、少量ずつ色々な味を試すのも効果的です。

マーキング

マーキングは縄張り主張や不安の表れです。 去勢手術はマーキングを抑制する効果がありますが、すでにマーキングが始まっている場合は、手術後も完全に止まる保証はありません。 獣医さんの指示に従い、体調が安定してから手術を行うのが最善です。 マーキングされた場所には、猫が嫌がる臭いのスプレーを使用するなど、対策を講じることも重要です。

異物摂取

ビニール、新聞紙、畳などを食べようとする行動、そして異物を吐いたという事実は、深刻な問題です。 これは、ストレスや栄養不足、消化器系の問題などが原因として考えられます。 獣医さんに相談されているとのことですが、胃炎の治療だけでなく、異物摂取の原因を探る必要があります。 猫がなぜ異物を摂取するのかを獣医さんと一緒に考え、原因を特定することが重要です。 例えば、腸内環境を整えるサプリメントを試してみるのも良いかもしれません。

新居への移行と具体的な対策

新居への移行は、マギ君のストレスを軽減するよう慎重に進める必要があります。

段階的な移行

いきなり新居に連れて行くのではなく、まずはケージやキャリーケースなど、安全で安心できる空間を用意し、徐々に新居に慣れさせることが重要です。 数日間はケージの中で過ごさせ、その後、徐々に部屋の範囲を広げていきます。 この段階的な移行は、猫が新しい環境にゆっくりと適応するのに役立ちます。

快適な環境づくり

新居では、マギ君にとって快適な環境を整えることが大切です。

  • 隠れ家:猫は隠れる場所を好みます。 段ボール箱、猫用ベッド、キャットタワーなどを設置し、安全で落ち着ける場所を提供しましょう。
  • トイレ:清潔なトイレを複数設置し、猫が自由にトイレに行けるようにします。 砂の種類も猫によって好みが異なるため、いくつか試してみましょう。
  • 爪とぎ:猫が爪とぎできる場所を用意します。 猫が自由に爪とぎできる場所がないと、家具などを傷つけてしまう可能性があります。
  • 遊び:猫と十分に遊んであげましょう。 遊びを通して、猫のストレスを軽減し、運動不足を防ぎます。
  • フェロモン製品:猫のフェロモンを模倣した製品を使用することで、猫の安心感を高めることができます。

犬との共存

ミニチュアダックスフンドとの共存も課題です。 犬と猫は性格が異なるため、最初は別々の部屋で生活させ、徐々に慣れさせていく必要があります。 最初はケージなどで隔離し、徐々に距離を縮めていくのが良いでしょう。 無理強いせず、猫が安心できるペースで進めることが大切です。 犬と猫が一緒に遊ぶ姿が見られるようになるまでには、時間と忍耐が必要です。

食事と健康管理

  • フードの見直し:様々な種類のフードを試して、マギ君が好むものを探しましょう。 ウェットフード、ドライフード、手作りフードなど、色々な選択肢があります。
  • 少量ずつ:一度に大量のフードを与えるのではなく、少量ずつ、こまめに与えるようにします。 食欲がないときは無理強いせず、猫が食べられる量だけ与えましょう。
  • 健康チェック:定期的に獣医さんに健康チェックを受けさせましょう。 異物摂取や食欲不振の原因を特定し、適切な治療を受けさせることが重要です。
  • 薬の服用:薬を飲ませるのが難しい場合は、獣医さんに相談して、より飲みやすい方法を検討しましょう。 例えば、フードに混ぜて与える、シリンジで直接与えるなど、様々な方法があります。

専門家の意見

猫の行動学に詳しい獣医や動物行動学者に相談することも有効です。 彼らは、マギ君の行動の原因を特定し、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。 専門家の意見を参考に、マギ君にとって最適な解決策を見つけ出すことが大切です。

まとめ

マギ君の様々な問題は、ストレスが主な原因である可能性が高いです。 新居への移行は、段階的に行い、快適な環境を整えることが重要です。 食事や健康管理にも注意し、必要であれば専門家の意見を参考にしながら、マギ君が安心して暮らせるようにサポートしましょう。 焦らず、根気強く対応することで、必ず解決できるはずです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)