猫のストレスと去勢手術後の変化:工事騒音と食欲不振への対処法

3月30日に猫を去勢手術したのですが、日帰りだったのですが、手術して1週間は前と変わらず走り回ったり、餌も変わらず食べていました。3月中旬からマンションの大規模修繕が始まりうちは最上階のため屋上と他の部屋の工事の音でも結構すごい音が響き、私でもストレスになり、精神的に限界というところにきていて、今日は朝から私の部屋のベランダのところで、壁の修繕をしていて、ものすごい轟音で心臓がどくどくして人間の私でももう限界と思っているのですから、猫も相当ストレスがあると思います。工事の人が頻繁にベランダに来るので、轟音と人が入ってくることにより、猫がしょっちゅう起きてしまい、3月中旬からあまり寝れていないようで、ケージで寝ているのですが、餌もあまり食べなくなり、それほど食べていないのに、ここ2,3日朝になると吐きます。主人は毛玉だといって、病院に連れて行く様子もなく、ケージから出ても前なら部屋中走り回っていたのが、ただうろうろするだけで元気がなく、5分もするとケージに入ってしまいます。そして動かずじーとして、寝てしまいます。多分工事によるストレスで、眠れてないのが原因だと思うのですが、私も夜になると寝ていて体がカーッと熱くなって眠れないので、小さい猫ならなおさらだと思うのです。それとも去勢した猫は、おとなしくなって餌もあまり食べなくなるのでしょうか。あんなに走り回って餌の食べっぷりもよく、ものすごい量を食べていたのに、今は餌箱(前は餌箱に軽く2杯食べていた)1杯がせいぜいで、食べにくそうで、残すときもあります。手術をしないと主人は言っていたのですが、私は少しでもやんちゃが治ってくれればと思っていたので、なんだか手術をしてかわいそうなことをしたなと後悔しています。工事が7月まであるのですが、工事が終わり静かになるとまた走り回ったり食べてくれるようになるでしょうか。

猫の行動変化と工事騒音の関係性

猫の食欲不振、嘔吐、活動量の減少は、大規模修繕工事による騒音ストレスが大きな原因と考えられます。 人間でも騒音は大きなストレス要因となり、睡眠不足や精神的な不調を招きます。猫は人間以上に繊細な聴覚を持つため、工事の音は想像以上に大きなストレスになっている可能性が高いです。 特に、最上階という立地は、騒音がダイレクトに伝わりやすく、猫への影響も大きくなるでしょう。 去勢手術後の一週間は通常通りだったことから、手術自体が原因ではないと考えられます。

具体的なストレス症状

猫が示している症状は、ストレスによる典型的な反応です。

  • 食欲不振:ストレスを感じると、猫は食欲を失います。餌箱に餌が残る、食べにくそうに食べるといった行動は、ストレスのサインです。
  • 嘔吐:ストレスによる消化器系の不調で嘔吐が起こることがあります。毛玉の可能性もありますが、頻度が高い場合は獣医への相談が必要です。
  • 活動量の減少:活発だった猫が、うろうろするだけでケージにすぐに戻るようになったのは、安全な場所を求めているためと考えられます。
  • 睡眠不足:工事騒音で何度も起こされ、十分な睡眠が取れていない状態です。これは猫の健康に深刻な影響を与えます。

猫のストレス軽減策

工事期間中は、猫のストレス軽減に努めることが大切です。以下の対策を試してみてください。

1. 静かな空間の確保

  • ケージの場所変更:工事の音の響きにくい場所、もしくは防音効果のある場所にケージを移動させましょう。 窓から遠い部屋や、クローゼットの中など、静かで暗い場所がおすすめです。
  • フェロモン製品の使用:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)は、猫を落ち着かせ、安心感を与える効果があります。ディフューザータイプやスプレータイプなど、状況に合わせて使い分けましょう。
  • 隠れ家の設置:猫が安心して隠れることができる隠れ家(ダンボールハウス、猫用ベッドなど)を用意しましょう。暗い場所を好む猫が多いので、暗い色の隠れ家を選ぶと効果的です。 グレーの落ち着いた色の隠れ家は、猫にとって落ち着く空間を提供するでしょう。

2. 音の遮断

  • 防音対策:ケージや隠れ家の周囲に、毛布やタオルなどを掛けて、騒音を軽減しましょう。完璧な防音は難しいですが、少しでも騒音を減らすことで猫のストレスを軽減できます。
  • ホワイトノイズ:穏やかなホワイトノイズ(扇風機の音など)を流すと、工事の音をマスキングし、猫のストレスを軽減する効果が期待できます。 ただし、音が大きすぎると逆効果になるので注意が必要です。

3. 獣医への相談

  • 健康状態の確認:嘔吐が続く場合は、獣医に診てもらうことが重要です。毛玉だけでなく、他の病気の可能性も考えられます。 ストレスによる胃腸の不調の可能性もあります。
  • ストレス軽減のための薬:獣医によっては、猫のストレスを軽減するための薬を処方してくれる場合があります。 深刻なストレス症状の場合は、獣医に相談することをおすすめします。

4. 生活リズムの工夫

  • 規則正しい生活:猫の生活リズムをできるだけ規則正しく保つことで、ストレスを軽減できます。 決まった時間に餌を与え、遊んであげ、休息時間を確保しましょう。
  • リラックスできる時間:猫とゆっくりと過ごす時間を作ることで、猫の安心感を高めることができます。 ブラッシングやマッサージなど、猫がリラックスできることをしてあげましょう。

去勢手術後の変化

去勢手術後、猫が落ち着いて餌の食べる量が減ることは、必ずしも異常ではありません。しかし、今回のケースでは、工事騒音によるストレスが大きな要因と考えられます。手術の影響とストレスの影響を区別するために、獣医に相談することをお勧めします。

工事終了後の見通し

工事終了後、静かな環境に戻れば、猫は徐々に元の活発さを取り戻す可能性が高いです。 しかし、ストレスが長期間続いた場合、完全に元の状態に戻るまでには時間がかかることもあります。 工事期間中は、できる限りのストレス軽減策を行い、猫の健康状態に注意深く観察しましょう。

インテリアと猫のストレス軽減

工事騒音とは別に、インテリアも猫のストレス軽減に役立ちます。

落ち着ける空間づくり

猫がリラックスできる空間を作るために、落ち着いた色のインテリアを取り入れることをおすすめします。グレーの壁や家具は、猫にとって落ち着く効果があります。 また、猫が自由に登ったり寝そべったりできるキャットタワーや、猫専用のベッドなども効果的です。

安全な空間の確保

猫が安心して過ごせるように、安全な空間を確保することも大切です。 高い場所に登れる場所や、隠れることができる場所を用意することで、猫は安心感を高めることができます。

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