猫のケージトレーニングとトイレしつけ:ストレス軽減と安心空間の作り方

ずっと野良だった猫をケージに入れると暴れます。うちの猫は前にも質問したのですがトイレを覚えません。お散歩中にするか粗相します。色々試しましたがダメです。 推定5歳♀避妊済み 留守中や私が寝ていて大人しくしてくれない時だけケージに入っていてもらいたいのですが、ケージに入れると暴れます。 隙間から手や足を出し顔をつっこもうとしたり、ドアを壊そうとしたり。 暴れてケージ内のトイレの砂はこぼれ、水も餌もひっくりかえしてました。 5キロある子なので暴れるとすさまじいです。 猫用の部屋とかは用意出来ないので、粗相が嫌だからといって私が居ない時は親が外に出してしまいます。 寒い中外は可哀想だし、すぐ喧嘩して怪我してくる子なので私がケージを購入しました。 ちなみに私が居るときは室内自由と昼間はお散歩okです。 ケージに入れたらかなり暴れて危なっかしくて見てられませんでした。隙間に首が挟まって死んでしまうのではと思いました。。 トイレを覚えてくれれば私の部屋に居ていいのですが。。 あと自分が外に出たいと思ったらどうしても出たい子なので、夜中に何度も起こされ外に出さないと泣き続け部屋で悪戯をします。 夜中は出したくないので無視してますが、うるさくて眠れません。 私事ですが、睡眠不足とストレスで生理も3ヶ月来てません。 文がぐちゃぐちゃになってしまいましたが、私の留守中暴れるケージは危険ですよね?だからといって外も可哀想だし、室内自由は無理。ちなみに親を説得とかは無理です。 トイレを覚えてくれればいちばんいいのですが。。 私はこの猫ちゃんとどう向き合ったらいいのか分からなくなってしまいました。

ケージトレーニングの重要性と安全対策

野良猫出身の猫ちゃんにとって、ケージは安全な隠れ家ではなく、閉じ込められた空間として認識されている可能性が高いです。そのため、ケージ内での暴れは、恐怖や不安の表れです。まずは、ケージを安全で快適な空間に変えることから始めましょう。

ケージ選びとセッティング

* 十分な広さ:猫が自由に寝返りを打て、伸びをできる広さのケージを選びましょう。小さすぎるとストレスになります。
* 通気性:通気性の良いケージを選び、夏場は熱中症対策も考慮しましょう。
* 安全性:ケージの隙間や金具などに猫が挟まったり怪我をしたりしないか、入念に確認しましょう。必要であれば、隙間を塞ぐ工夫をしましょう。
* 快適な内装:猫が落ち着けるように、猫ベッド、爪とぎ、おもちゃなどを配置しましょう。
* トイレの位置:トイレはケージの一角に、餌場とは離れた場所に設置しましょう。
* 隠れ家:猫が落ち着ける隠れ家となるハウスを設置するのも効果的です。

ケージへの慣れさせ方

いきなりケージに入れるのではなく、段階的に慣れさせることが重要です。

  • ケージを開けたままにする:最初はケージの扉を開けたまま、猫が自由に中に出入りできるようにします。ケージの中に、お気に入りのベッドやオヤツを置いて、良いイメージを植え付けましょう。
  • ケージの中で遊ぶ:ケージの中で猫と遊び、楽しい場所だと認識させましょう。おやつや大好きなおもちゃを使って、ケージの中での時間を楽しく過ごせるようにします。
  • 短時間だけケージに入れる:猫がケージに慣れてきたら、短時間だけケージに入れてみましょう。最初は数分間だけにして、徐々に時間を延ばしていきます。この間も、猫の様子を常に観察しましょう。
  • 褒めて、ご褒美を与える:ケージの中で落ち着いて過ごせたら、たくさん褒めて、おやつなどのご褒美を与えましょう。肯定的な強化によって、ケージへの良いイメージを強化できます。

トイレトレーニングのポイント

トイレのしつけは根気と工夫が必要です。

トイレの種類と設置場所

* トイレの種類:猫砂の種類やトイレの形状も、猫のトイレへの好みを左右します。色々な種類を試して、猫が気に入るものを探しましょう。
* 設置場所:静かで落ち着ける場所にトイレを設置しましょう。餌場や寝床とは離れた場所が理想的です。
* 清潔さ:トイレは常に清潔に保つことが大切です。毎日排泄物を処理し、定期的に猫砂を交換しましょう。

トイレトレーニングの方法

  • トイレに誘導する:猫が排泄しようとしている兆候(クンクン嗅いだり、落ち着きがなくなったり)を見かけたら、トイレに誘導しましょう。
  • 成功したら褒める:トイレで排泄できたら、たくさん褒めて、ご褒美を与えましょう。
  • 失敗しても叱らない:トイレ以外で排泄してしまっても、叱ったりせず、落ち着いて処理しましょう。叱ると猫は恐怖心からトイレを避けるようになります。
  • 獣医への相談:もし、トイレトレーニングに全く効果がない場合は、獣医に相談しましょう。病気やストレスが原因でトイレに失敗している可能性があります。

夜間の鳴き声への対処法

夜間の鳴き声は、猫が外に出たい、もしくは何か不安を感じているサインです。

原因の特定

* 寂しさ:猫が寂しさを感じている可能性があります。夜寝る前に十分なスキンシップを取り、安心感を与えましょう。
* 病気:病気や痛みで鳴いている可能性もあります。異変を感じたら、すぐに獣医に相談しましょう。
* 環境の変化:新しい環境への適応に時間がかかっている可能性があります。落ち着ける空間を作ってあげましょう。

対処法

  • 無視しない:完全に無視するのではなく、優しく「ダメ」と伝え、落ち着いて対応しましょう。過剰な反応は逆効果です。
  • 夜間の活動制限:日中に十分な運動と遊びの時間を確保し、夜間の活動量を減らすようにしましょう。
  • フェロモン製品:猫の安心感を高めるフェロモン製品(フェリウェイなど)を使用するのも効果的です。
  • 就寝前のルーティン:就寝前にブラッシングやマッサージなど、リラックスできる時間を確保しましょう。

専門家のアドバイス

動物行動学の専門家によると、野良猫出身の猫は、ケージに抵抗を示すことが多く、時間と根気が必要です。焦らず、猫のペースに合わせてトレーニングを進めることが大切です。また、ストレスが原因で健康状態が悪化することもありますので、猫の様子を注意深く観察し、必要であれば獣医に相談しましょう。

まとめ

猫のケージトレーニングとトイレしつけは、根気と愛情が必要です。猫の気持ちを理解し、安全で快適な環境を整えることで、猫との信頼関係を築き、ストレスを軽減することができます。焦らず、ゆっくりと時間をかけてトレーニングを進めましょう。それでも改善が見られない場合は、動物病院や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。あなたの睡眠不足やストレスも改善されるよう、猫ちゃんと一緒に幸せな生活を送れるよう願っています。

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