猫のキャリーへの入室をスムーズにする方法|引っ越し準備も安心!

猫をいやがらずにキャリーに入れる方法ありますか? 他の猫ちゃんもそうだと思いますが、キャリーに入れるのに、いやがっていやがって、 入れる事が苦痛だろうし、とこの2年ワクチンにも行っていません、 が、引っ越しすることになり、引っ越し作業の前に、何がなんでもキャリーにいれなければ ならなくなりました。 どうしたら猫のストレスを少なく,キャリーへ入れる事が出来るでしょうか? ちなみにすでに部屋を大掃除しているので異変をキャッチしており、 ロフトの隅の隅にばっかりいて、降りてきてくれません。 (えさを食べる時だけ降りてきて、逃げるように上にいってしまう) 智恵を貸して下さい~~m(_ _)m 補足前にまたたび作戦をしたところ、またたび=なんか企んでる と取ったようで、逆に怪しみます・・・(涙) せめてキャリーを出しておこう、と3日前からキャリーを出したままにしてあるので、余計怪しんでいるのかもしれません。 もっと前からキャリーを出しておけば良かった、もしくはどっちにしても引っ越しの異変に気づいていたかも、という感じです。 緊急作戦が他にもありましたら教えて下さいませ。

猫がキャリーを嫌がる理由と対策

猫がキャリーを嫌がる一番の理由は、過去の嫌な経験です。過去にキャリーの中で怖い思い(獣医さんへの移動、閉じ込められたなど)をした猫は、キャリーを「危険な場所」と認識してしまいます。 また、狭い空間への恐怖心や、予測できない移動への不安も大きな要因です。 今回の引っ越しという大きな変化も、猫にとって大きなストレスになっているでしょう。

キャリーへの慣れさせ方:事前準備が重要

引っ越しが決まった時点でキャリーへの慣れさせを始めるべきでした。しかし、今からでも遅くありません。焦らず、猫のペースに合わせて進めましょう。

  • キャリーを安全な場所に置く:猫が自由に近づき、中を探索できるよう、普段から生活空間にある安全な場所にキャリーを置きましょう。 最初は扉を開けたままにして、猫が中に入ってくつろげるようにします。おもちゃや猫が好きなタオルなどを中に入れて、安心できる空間にすることも効果的です。
  • おやつやご飯で誘導:キャリーの中に、猫の大好きなおやつやご飯を置いてみましょう。 猫が自らキャリーの中に入ることを良い経験として記憶させることが重要です。 最初は少量から始め、徐々に量を増やしていきます。
  • フェロモン製品の活用:猫のフェロモンを模倣した製品(フェリウェイなど)は、猫を落ち着かせ、安心感を与えます。キャリー内にスプレーしたり、ディフューザーを使用したりすることで、猫のストレスを軽減できます。
  • 隠れ家を作る:ロフトに逃げ込んでいるとのことですが、これは猫が不安を感じている証拠です。安全な隠れ家となる場所(段ボールハウスなど)を用意してあげましょう。 引っ越し後も、新しい環境で落ち着けるまで隠れ家を用意しておくことをおすすめします。

引っ越し当日:猫を安全にキャリーに入れる方法

部屋の大掃除で猫が警戒している状態なので、無理強いは禁物です。 猫が落ち着いてから、ゆっくりとキャリーへ誘導しましょう。

安全な誘導方法

  • 猫を追い詰めない:猫を捕まえようとして追いかけるのは逆効果です。 猫は逃げ場を失うとさらにパニックになります。 ゆっくりと、優しく近づきましょう。
  • タオルを使う:猫を優しく包み込むようにタオルで包み込み、キャリーに入れます。 これは猫にとって安心感を与え、落ち着かせます。 ただし、猫が苦しくないように、呼吸ができるように注意しましょう。
  • 猫用おやつやフードを使う:キャリーの中に猫の大好物を入れて、誘導しましょう。 猫が自らキャリーに入るように誘導することができれば、ストレスを最小限に抑えられます。
  • 複数人で協力する:一人では難しい場合は、複数人で協力して猫をキャリーに入れます。 一人が猫を優しく支え、もう一人がキャリーに誘導します。
  • 獣医さんのアドバイス:どうしてもキャリーに入れられない場合は、獣医さんに相談しましょう。 獣医さんは、猫の性格や状態に合わせて、適切なアドバイスをしてくれます。

キャリー選びと環境整備

キャリー選びも重要です。 猫が快適に過ごせる広さ、通気性、安全性などを考慮して選びましょう。 ハードタイプとソフトタイプの両方があり、猫の性格や移動距離によって使い分けるのがおすすめです。

引っ越し後の環境整備

新しい家では、猫がすぐに落ち着けるように、環境を整えてあげることが大切です。

  • 隠れ家を用意する:新しい環境でも、猫が落ち着いて過ごせる隠れ家を用意しましょう。 段ボール箱や猫用ベッドなどを用意し、猫が安全に過ごせる場所を作ってあげましょう。
  • トイレと給水器を設置する:猫がすぐにトイレと水を飲めるように、トイレと給水器をすぐに設置しましょう。
  • お気に入りの場所を作る:猫が落ち着ける場所、例えば窓辺や高い場所などを確保しましょう。 猫が安心して過ごせる場所を作ることで、ストレスを軽減できます。
  • 徐々に環境に慣れさせる:新しい環境にいきなり猫を放つのではなく、最初はキャリーの中で様子を見させ、徐々に新しい環境に慣れさせてあげましょう。

専門家の意見:動物行動学者の視点

動物行動学者によると、猫のストレスを軽減するためには、予測可能性を高めることが重要です。 キャリーを事前に出して慣れさせるだけでなく、引っ越し作業の日程や手順を予め把握し、猫に予め知らせることで、猫の不安を軽減できます。 例えば、引っ越し作業前に、猫が落ち着ける場所を確保し、作業中はなるべく猫に近寄らないようにするなどです。

まとめ

猫をキャリーに入れることは、猫にとっても飼い主にとってもストレスの多い作業です。しかし、適切な準備と方法を用いることで、猫のストレスを最小限に抑えることができます。 焦らず、猫のペースに合わせて、優しく丁寧に進めていきましょう。 引っ越しは猫にとって大きな変化ですが、新しい環境でも快適に過ごせるよう、飼い主さんの愛情と配慮が大切です。

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