猫のオシッコ臭が壁から!リフォーム後も臭う原因と解決策

壁から猫のオシッコ臭がして困ってます。実家で猫をしつけもしない、掃除もしない散々な状態で飼っていたみたいで、一ヶ所、最悪な状態になってた場所があります。フローリングがオシッコで腐り、悪臭が…。のちに事情があり、実家に住む事になった為、フローリングの全室張り替え、壁紙の全室張り替え、その他部屋中のリフォームを行い、スッカリ猫を飼ってた面影が無くなり、清々していた矢先、住み始めて3ヶ月、なんとなく、あの猫のオシッコ臭さが漂い、最初は何処からしてるか分からなかったのですが、発見!あのフローリングが腐ってしまってたあたりの壁から臭いが!腐ってた床板、壁紙、石膏ボードも交換してるのに、なぜその場所からまた臭いが出てくるのでしょうか…もぉ泣きそうです(涙)

リフォーム後も残る猫のオシッコ臭の原因

リフォーム後も猫のオシッコ臭がする原因は、想像以上に深く浸透していた尿によるものです。 床材や壁材の交換だけでは、完全に臭いを除去できないケースが多いのです。具体的には以下の原因が考えられます。

  • 壁内部への浸透: 猫の尿は、フローリングだけでなく、壁の下地である石膏ボードや柱、断熱材などにも浸透している可能性があります。リフォーム時に表面的な処理しか行わなかった場合、内部に残った尿が時間をかけて臭いを発し続けるのです。
  • 空気中の臭い成分の吸着: リフォーム前に空気中に充満していた臭い成分が、壁材や家具などに吸着されている可能性があります。リフォーム後、温度や湿度変化によって、これらの臭い成分が再び放出されることがあります。
  • 残留尿の結晶化: 猫の尿には結晶化しやすい成分が含まれています。これらの結晶は、目に見えない小さな隙間に入り込み、長期間にわたって臭いを発生させる可能性があります。
  • 施工不良: リフォーム時の施工が不十分だった場合、臭いの原因となる部分が完全に除去されていない可能性があります。例えば、古い石膏ボードの破片が残っていたり、新しい壁材との間に隙間ができていたりするケースも考えられます。

猫のオシッコ臭対策:具体的な解決策

完全に臭いを除去するには、原因を特定し、適切な対策を行う必要があります。以下に、具体的な解決策をご紹介します。

1. 臭いの原因特定

まず、臭いの発生源を特定することが重要です。臭いの強さが場所によって異なるか、時間帯によって変化するかなどを注意深く観察しましょう。 専門業者に依頼して、サーモグラフィー検査や特殊な測定器を用いた調査を行うのも有効です。

2. 専門業者への相談

猫の尿による臭い除去は、DIYでは難しい場合があります。特に、壁内部にまで浸透している場合は、専門業者に相談することを強くお勧めします。 彼らは、特殊な消臭剤やオゾン脱臭機、特殊な洗浄方法などを用いて、効果的に臭いを除去できます。

3. 消臭剤・脱臭機の活用

専門業者に依頼する前に、市販の消臭剤や脱臭機を試してみるのも良いでしょう。ただし、効果は限定的である場合が多く、根本的な解決には至らない可能性があります。 効果的な消臭剤としては、次亜塩素酸系のものや、酵素系のものが挙げられます。オゾン脱臭機は、強力な脱臭効果がありますが、使用には注意が必要です。

4. 空気清浄機の活用

空気清浄機は、室内の空気を浄化し、臭いを軽減するのに役立ちます。特に、HEPAフィルター搭載の空気清浄機は、微細な粒子状物質を除去する効果が高いです。

5. リフォーム時の注意点

もし、今後リフォームを行う場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 下地処理の徹底: 古い壁材や床材を完全に撤去し、下地を丁寧に清掃することが重要です。 高圧洗浄機を使用したり、専用の洗浄剤を使用したりするのも効果的です。
  • 防臭材の使用: 新しい壁材や床材を施工する前に、防臭効果のある塗料やシートなどを下地に塗布することで、臭いの再発を防ぐことができます。
  • 換気の確保: リフォーム後、十分な換気を確保することで、臭いのこもりを防ぎます。
  • 信頼できる業者選び: リフォーム業者を選ぶ際には、実績や評判をしっかりと確認し、猫の尿による臭い対策に精通した業者を選ぶことが重要です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、猫の尿による臭いは、住環境の快適性を大きく損なう問題です。 単に臭いを消すだけでなく、その原因を徹底的に除去し、再発防止策を講じる必要があります。 そのため、専門業者への相談を強くお勧めします。 また、リフォーム後も、定期的な換気や空気清浄機の活用など、臭い対策を継続的に行うことが重要です。 さらに、素材選びにも注意が必要です。 例えば、通気性の良い素材を選ぶことで、湿気による臭いの発生を防ぐことができます。 ベージュのような淡い色は、汚れが目立ちやすい反面、清潔感を保ちやすく、臭い対策にも役立ちます。

まとめ

猫のオシッコ臭は、リフォーム後も残ってしまう可能性があります。 しかし、適切な対策を行うことで、臭いを除去し、快適な住環境を取り戻すことができます。 まずは、臭いの原因を特定し、専門業者に相談することをお勧めします。 そして、リフォーム時の注意点を守り、継続的な臭い対策を行うことで、安心して暮らせる空間を手に入れましょう。

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