猫のエリザベスカラー装着後のストレス軽減とケア

エリザベスカラー装着時の猫 我が家のにゃんこが、一昨日去勢手術をし、病院で一泊してから昨日のお昼に我が家へ帰ってきました。 病院では手術も全身麻酔なしで暴れることなく出来て、終わった後もずっと大人しくしていたそうです。 そしてエリザベスカラーも難なく装着出来た、と獣医さんがおっしゃっていました。 確かに迎え行ったときに大人しくしていましたが、たんにビビってるように見えました。 カラーを装着したまま家に帰ってきたのですが、静かにしてたと思えば急に暴れだし、いつも乗らないような場所や、何度も壁に突進したり、悲しそうに鳴いたりと見ていて切ないです・・・。 そんな状態で夜になり、怪我をしたら怖いので、昨日の夜は広めのクローゼット(1.5畳程の空間で物は全て別室へ避けました。光も少し入ります)で寝て貰いました。 そのクローゼットのある部屋でわたしも寝ていたのですが、たまに鳴くので撫でに行ったりして、その夜は暴れることなく過ごしてくれました。 そして翌日、少し慣れたかな~と思いいつもの部屋へ移動しましたが、まったく昨日の帰宅時と同じ状態です。 そして昨日の帰宅時から今までトイレは一切なし。朝ご飯はドライを4,5粒程度とウェット少量のみ。(手術前までは朝ドライ10g程度は食べてました) 高さを調節したり、口元まで持っていったりしましたが、これ以上食べようとしません。 カップ麺の容器で自作カラーを作り、病院のカラーよりは高さもないし、視界が開けてましたが、それでも状況は一緒です。 かなりカラーがストレスなのかな~と思ったのですが、先程病院へこんな状況であることの相談とアドバイスを求めたところ「もう少し様子を見てください」とだけ言われました。 心配しすぎかもしれませんが、でも見るからに元気ないし、心配で色々手につきません。 特に心配しているのはトイレをしないことです。 飼い始めに万が一迷子になったときの為に電話番号を書いた首輪を丸々2日間付けていましたが、そのときもこんな状況で首輪は諦めました(完全室内飼いです) あと普段から毛づくろいはかなりする子です。 やっぱり病院の言う通り様子を見るしかないでしょうか・・・? ちなみにわたし自身仕事は昨日今日明日休みで、今日と明日はずっと家にいれます。補足雄猫ですが去勢手術でも一泊して様子見る体制の病院でした。 今朝再度連絡し、カラーを外したい旨を伝えましたがもう1日様子見ましょうと言われました。 ここの獣医さんは慎重派の方なのかもですね…。 慎重派の方が安心ではありますが、でも猫ちゃんにとってはとても辛いですよね。 明日朝一番でカラーを外します。 それまでごめんね(;_;)

猫のエリザベスカラーとストレス:原因と対処法

猫が去勢手術後、エリザベスカラーを装着してストレスを感じている様子、とても心配ですね。トイレに行かないことや食欲不振も、大きなサインです。獣医さんの「様子見」という指示も理解できますが、猫のストレスを軽減し、安全に過ごせるように、飼い主さんができることを一緒に考えていきましょう。

エリザベスカラーによるストレスの具体的な症状

ご説明にあるように、猫はエリザベスカラー装着によって様々なストレス症状を示します。

  • 食欲不振:食べにくい、飲みにくい、といった物理的な問題に加え、ストレスによる食欲不振も考えられます。
  • トイレに行かない:排泄が困難になったり、ストレスでトイレを我慢したりすることがあります。脱水症状にもつながるため、非常に危険です。
  • 落ち着きのなさ、攻撃性:落ち着かずに走り回ったり、壁にぶつかったり、普段見せない攻撃性を示すことがあります。
  • 鳴き声:不安や苦痛を訴えるため、頻繁に鳴き声をあげることもあります。
  • 毛づくろいの減少:ストレスを感じると、自己グルーミング(毛づくろい)の回数が減ることがあります。

これらの症状は、猫がどれほど辛い状況にあるかを物語っています。

エリザベスカラーのストレス軽減策

獣医さんの指示に従いつつ、以下の方法を試みて、猫のストレスを軽減しましょう。

1. 環境の整備

* 安全で落ち着ける空間の確保:クローゼットでの対応は適切でした。猫が安心して過ごせる、狭い空間を用意してあげましょう。ケージやキャットハウスなども有効です。
* 刺激の少ない場所:騒音や人の出入りが少ない静かな場所を選びましょう。
* 快適な温度と湿度:暑すぎたり寒すぎたりすると、ストレスが増幅されます。室温と湿度を適切に保ちましょう。
* 好きなおもちゃや毛布などを用意する:少しでも落ち着けるように、猫が好きなおもちゃや毛布などを用意してあげましょう。フェロモン系のスプレーなども効果的です。

2. エリザベスカラーの種類の見直し

* ソフトカラーへの変更:病院で装着しているカラーが硬いタイプであれば、よりソフトな素材のエリザベスカラーに変更を検討しましょう。
* 手作りカラーの改良:カップ麺容器で自作されたカラーは、視界が開けているのは良い点ですが、猫がさらにストレスを感じているようであれば、素材や形状を見直す必要があります。通気性を良くし、軽くて柔らかい素材を使用しましょう。
* カラーのサイズ調整:適切なサイズでない場合、ストレスになります。緩すぎず、きつすぎず、ちょうど良いサイズに調整しましょう。

3. 猫への声かけとスキンシップ

* 優しく声をかける:猫に優しく声をかけて、安心させてあげましょう。
* 穏やかなスキンシップ:無理強いせず、猫が許す範囲で優しく撫でたり、抱っこしたりしましょう。ただし、傷口に触れないように注意が必要です。

4. 獣医への相談

* 症状の報告:獣医さんに、猫の症状を詳しく報告しましょう。写真や動画を撮っておくと、状況説明が容易になります。
* 代替手段の相談:エリザベスカラー以外の傷口保護方法(例えば、猫用の服など)について相談してみましょう。

トイレに行かない場合の対処法

トイレに行かないことは、脱水症状や膀胱炎などのリスクにつながるため、非常に深刻な問題です。

* トイレの種類の変更:猫砂の種類やトイレの場所、形状を変えてみましょう。
* 清潔なトイレを保つ:トイレを清潔に保つことは非常に重要です。毎日、猫砂を交換しましょう。
* 強制的に水分補給:スポイトなどで少量ずつ水を飲ませることを試みましょう。ただし、無理強いは禁物です。

専門家の視点

動物病院の獣医師は、猫の健康状態を総合的に判断し、最適な治療方法を提案します。「様子見」という指示は、猫の回復状況を慎重に見極めたいという獣医師の配慮に基づいていると考えられます。しかし、飼い主さんの不安を解消し、猫のストレスを軽減するための具体的なアドバイスを求めることも重要です。

まとめ

猫のエリザベスカラーによるストレスは、猫の健康状態に深刻な影響を与える可能性があります。獣医さんの指示を尊重しつつ、上記の方法を試みて、猫のストレスを軽減し、安全に回復をサポートしましょう。猫の様子を常に観察し、少しでも異常を感じたら、すぐに獣医さんに相談することが大切です。

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