猫のてんかん?原因不明の歩行障害と精密検査の必要性

猫(雑種)雄、5月で9歳、未去勢、エイズ白血病共に陰性の原因不明の病状(テンカン?) 何とか経緯の詳細を書こうとしたのですが文字数が足らず、箇所書きで失礼します。 ●一ヶ月前に初期症状(後ろ 足がフラつく様な微妙な違和感、やや身体の緊張、触られたがらず部屋の隅でジッとする)が見られた為病院へ。 検査で異常無し。 様子見や検査結果待ち等で数日過ぎ(この間に尿、血便と軽い下痢があったため便を持ち込む)、結局は老化での関節等の痛みが疑われ消炎鎮痛剤を投薬することに。 ●投薬して10日ほどで、再び上記の症状が。 1度だけだったので様子を見ながら鎮痛剤を続けるも、度々症状が出るようになり、加えて時折顔に小さな痙攣が見られ、1、2時間ほどでケロッとする事から、テンカンが疑われる。 (一昨日)●フェノバール1/4カケを2回/日に与える事になるが、初めての投薬直前に歩き方の違和感が悪化。 腰が抜けた様に落ち、前方に足を放り出して倒れ、呼吸もやや荒くなっていた為夜間病院へ。 しかしタクシーの中で落ちつきはじめ、病院へつくころには起立可能に…。 臨床の先生もかかりつけの先生と同じ診断。 ●MRIやCTでの検査を勧められる。 これはかかりつけの先生とも話してはいたのですが、年齢や怖がりな性格上リスクが大きく、また脳は検査しても何も分からない事や、分かっても手術が難しい事が多く、多大なストレスがもたらす悪影響が怖いとやんわりと反対された事もあり見送っておりました。 フェノバール注射をして帰宅。数時間眠った後、元気そうに活動をはじめる。 (昨日深夜)●再び歩行状態に異変。 フラフラと後ろ足がヨロめき、僅かな段差で転倒。身体の緊張も見られ、朝まで伏せたまま。この時の様子を動画撮影し、朝(今朝)を待って先生に見せたところ、平衡感覚に問題があるとの事。投薬を続けてみてほしいと言われる。 (本日)●午前中の2時間ほど元気に(やや歩行の違和感有り)活動しだしたものの、再び後ろ足のフラつきが強くなり、トイレの段差で腰が落ちたりお座り状態でもユラユラと身体が左右に揺れている。 目はしっかりとし、呼んでも反応有り。食欲も、排尿も有り。 便は今日はまだありません。 血液検査、猫アミロイド検査、心電図、レントゲン、便、尿(少し砂が見られましたがフラつきとは関係無いようです)検査すべて異常無し。 今は寝ていますがトイレ時などフラフラしています。 (補足へ続きます)補足確実に病状は悪くなり元気でいる時間も日に日に減ってきています。 無理に病名が知りたい訳では無いのですが、もし助かる道があるなら食欲や元気のある今、MRIやCT等の検査を行った方が良いのかとも考えています。 文才が無い上に文字数の関係でアチコチ省略しており、非常に分かりにくい質問となりましたが、精密検査をするべきか、また“この病気じゃないか”等、何でも結構ですのでご意見をお聞かせください。 お願い致します。

9歳猫の歩行障害:てんかんの可能性と精密検査の判断

ご心配ですね。9歳の猫さんの原因不明の歩行障害、そしててんかんの疑い、非常に辛い状況だとお察しします。 症状の経過を詳しく記述していただきありがとうございます。 現状の検査結果がすべて異常なしとのことですが、症状の進行度合いから、精密検査を検討するのも一つの選択肢と言えるでしょう。

症状の再確認と獣医師との相談が重要

まず、現状の症状を整理してみましょう。

* 後ろ足のフラつき、身体の緊張、部屋の隅でじっとしている
* 時折顔に小さな痙攣(1~2時間で回復)
* 歩行の悪化、腰が抜けたように倒れる
* 平衡感覚の問題
* 症状の悪化と元気な時間の減少

これらの症状から、てんかんの可能性だけでなく、以下の可能性も考慮する必要があります。

* **内耳疾患:** 平衡感覚の問題は、内耳の炎症や疾患が原因である可能性があります。
* **神経系の疾患:** 脊髄や脳の疾患も考えられます。 てんかん以外にも、様々な神経系の問題が歩行障害を引き起こします。
* **加齢による変性疾患:** 9歳は猫では中高年期にあたり、加齢による関節炎や神経系の変性が原因である可能性も否定できません。
* **その他の疾患:** まれな疾患の可能性も考慮する必要があります。

獣医師との綿密な相談が不可欠です。 上記の情報を元に、獣医師と現状の症状、検査結果、そしてご自身の不安を共有し、今後の治療方針について話し合うことが大切です。 動画を撮影して見せたことは素晴らしい対応です。 獣医師は視覚的な情報から多くの情報を引き出せます。

精密検査(MRI、CT)のメリットとデメリット

MRIやCT検査は、脳や脊髄の病変を詳細に調べることができる高度な検査です。 しかし、猫にとってストレスが大きく、麻酔が必要となるためリスクも伴います。 特に高齢猫の場合、麻酔のリスクは高まります。

メリット:

* 脳や脊髄の病変を詳細に特定できる
* 病気の早期発見・早期治療につながる可能性がある
* より適切な治療方針を立てることができる

デメリット:

* 高額な費用がかかる
* 麻酔のリスクがある(高齢猫では特に)
* 猫にとって大きなストレスとなる
* 検査結果が必ずしも治療に繋がるわけではない

ご担当医がMRIやCTをやんわりと反対された理由も理解できます。 しかし、症状が進行し、猫さんのQOL(生活の質)が低下している状況では、精密検査のメリットとデメリットを改めて獣医師とよく話し合う必要があります。

具体的なアドバイス

* 獣医師との継続的なコミュニケーション: 症状の変化を逐一獣医師に報告し、相談しましょう。 写真や動画で記録を残すことも有効です。
* 第二の意見を求める: 不安な場合は、別の動物病院の獣医師にセカンドオピニオンを求めるのも良いでしょう。
* 猫のストレス軽減: 検査を行う場合、検査前後のストレス軽減に努めましょう。 お気に入りの場所を用意したり、フェロモン製品を使用するなど、猫が落ち着ける環境を作る工夫が必要です。
* 治療法の選択肢: 精密検査の結果に関わらず、症状を緩和するための治療法(薬物療法、リハビリなど)があるかもしれません。 獣医師と相談して、猫さんの状態に合わせた最適な治療法を見つけましょう。
* 生活環境の見直し: 段差をなくす、滑りにくい床材を使用するなど、猫が安全に過ごせるように生活環境を整えることも重要です。

まとめ:猫の健康を守るために

9歳という年齢、そして原因不明の症状と、ご心配な気持ちはよく分かります。 しかし、焦らず、獣医師とじっくり話し合い、猫さんの状態に合わせた最適な治療方針を立てていきましょう。 精密検査を行うかどうかの判断は、獣医師と相談の上、猫さんのQOLを最優先に考えて決定してください。 猫さんの健康を祈っています。

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