猫のおしっこ粗相とインテリア:ストレス軽減と対策

猫のおしっこ粗相について。大変困っていますので、お知恵をお貸しください。7才チンチラのオス(去勢済み)がいます。家中にあるありとあらゆる布製品におしっこをします。血液検査もしましたが、腎臓など数値に異常はありません。膀胱炎のように頻繁にするのではなく、1日1回決まって夜中~朝方にかけてです。夜中に寝室の前で大きな声で鳴き、私が出て食事に付き合うと落ち着き、トイレでウンチ、おしっこをしたりして寝ます。これが、一晩に2回くらいあります。私が出てやらないと、確実にトイレ外におしっこです。ソファ、布団、カーペット、座椅子、クッション、長座布団、玄関マットなど全て被害に遭い処分しました。するところを撤去すると他にというかんじです。そして布類が何もなくなった今、トイレの入口手前に(フローリングです)にしてあります。猫トイレに隣接して下駄箱があるのですが、下の方はおしっこが浸みてしまいました。ここ3年の間に結婚、引越し、出産(年子で2人)と環境が大きく変わりました。病院でもストレス性のものだろうと言われました。環境を戻すこともできませんし、どうしたらいいのでしょうか…。私自身、夜中何度も起きなければならないこと、おしっこの始末に追われること。家具におしっこが浸みて臭いがついてしまっていること…毎晩不安で眠れません。子供(0才と1才)と添い寝しているので、子供が鳴き声で起きてしまったり、私も眠すぎるときは、鳴かれてもすぐに出られないときもあります。毎日のことなので、本当にノイローセになりそうです。獣医さんからは飼い主さんの健康や生活を脅かしているほどでは大変なので、精神安定剤を使ってみましょうかと言われましたが、効果や副作用などいまいちよくわからず、まだ使うに至っていません。何かよい方法はないでしょうか…?? 補足 解答ありがとうございます。寝室を解放とのことですが、一度開いているすきに入っていたことがあり、買ったばかりのダブルベッド(クレジットの引き落としもまだのときです…)のマットレスにされています。人間の鼻では気にならない程度の臭いになったのでそのまま使っています。入れるとまた同じところにされそうです。そうすると本当に人間の寝るところがなくなってしまうので怖いです…

猫のおしっこ粗相の原因を探る

7歳オス猫の夜間のおしっこ問題、そしてご家族の睡眠不足や精神的な負担、本当につらい状況ですね。血液検査で異常がないことから、膀胱炎などの器質的な疾患は考えにくいでしょう。獣医師の診断通り、ストレスが大きな原因と考えられます。

結婚、引越し、出産と、猫にとって大きな環境変化が3年間に集中しています。これらの変化は、猫に大きなストレスを与え、おしっこ粗相という行動に繋がっている可能性が高いです。 特に、夜間の鳴き声と、飼い主さんが対応することでおしっこをするという行動パターンは、注意喚起と安心感の獲得を目的とした行動と推測できます。猫は言葉で気持ちを伝えられないため、このような行動で訴えているのです。

インテリアと猫のストレス軽減:具体的な対策

猫のストレスを軽減し、おしっこ粗相を改善するためには、以下の対策を段階的に試してみてください。

1. 猫の安心できる空間の確保

* 猫専用の安全な空間を作る:猫が落ち着いて過ごせる隠れ家を作ってあげましょう。段ボール箱、キャットハウス、ハンモックなど、猫が好みそうなものを用意し、安全で静かな場所に設置します。 インテリアとして、猫が落ち着けるようなデザインのものを選ぶことも重要です。例えば、グレーの落ち着いた色合いのキャットハウスは、猫のストレスを軽減する効果があると言われています。
* 視界を確保する:猫は高い場所から周囲を見渡すのが好きなので、キャットタワーや棚などを設置して、安全な高所を確保しましょう。
* 快適な温度と湿度を保つ:猫は温度変化に敏感です。エアコンなどで室温を快適に保ち、加湿器などで湿度を調整しましょう。

2. トイレ環境の見直し

* トイレの種類と数を検討する:猫トイレの種類や数が適切かどうかを確認しましょう。猫の年齢や性格、数に応じて、適切なトイレを選んでください。複数猫の場合は、猫の数より1つ多いトイレを用意するのが理想です。
* トイレの場所と清潔さ:トイレは静かで、猫が落ち着いて利用できる場所に設置しましょう。また、こまめな清掃が不可欠です。猫は清潔なトイレを好みます。毎日、排泄物を処理し、週に一度は砂を全交換しましょう。
* トイレ砂の種類:猫が嫌がる砂を使っている可能性もあります。いくつかの種類の砂を試して、猫が好む砂を見つけることが重要です。

3. ストレス軽減のための工夫

* フェロモン製品の利用:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)は、猫を落ち着かせる効果があります。スプレータイプやディフューザータイプなどがありますので、獣医さんと相談の上、使用を検討してみましょう。
* 遊びの時間を作る:猫と十分に遊んであげましょう。猫が喜んで遊ぶおもちゃを用意し、毎日決まった時間に遊んであげることが重要です。
* 食事の時間を決める:猫の食事時間を決めて、規則正しい生活リズムを作ることで、猫のストレスを軽減することができます。
* 環境エンリッチメント:猫が楽しめるおもちゃや、登ったり隠れたりする場所などを用意することで、猫の知的好奇心や運動欲を満たし、ストレスを軽減することができます。

4. 寝室への対策

寝室への侵入を防ぐためには、猫が侵入できないように工夫する必要があります。ドアを閉める、猫よけスプレーを使用する、猫が嫌がる香りのアロマを焚くなど、様々な方法があります。しかし、猫を締め出すのではなく、猫が安全だと感じられる場所を寝室以外に用意することが重要です。例えば、寝室とは別の部屋に猫専用のベッドや遊び場を用意し、猫が安心して過ごせるようにしましょう。

5. 専門家への相談

獣医さんや動物行動学の専門家への相談も有効です。おしっこ粗相の原因を特定し、適切な解決策を見つけるために、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。精神安定剤の使用についても、獣医さんとよく相談し、メリットとデメリットを理解した上で判断しましょう。

インテリアと調和するストレス軽減策

猫のストレス軽減とインテリアの調和を図るためには、猫が安全で快適に過ごせる空間をデザインすることが重要です。例えば、グレーの落ち着いた色合いの家具や、猫が登ったり隠れたりするスペースを設けた家具を選ぶことで、猫のストレスを軽減し、同時にインテリアの統一感も保つことができます。

また、猫が粗相をしてしまった場所には、消臭効果の高い洗剤を使用し、徹底的に清掃しましょう。臭いが残っていると、猫は同じ場所に粗相をする可能性があります。

まとめ

猫のおしっこ粗相は、ストレスが大きな原因の一つです。環境の変化や飼い主さんの生活の変化に猫が対応できずに、このような行動に出ている可能性が高いです。上記の対策を段階的に試み、猫のストレスを軽減し、安全で快適な生活環境を整えてあげましょう。それでも改善が見られない場合は、獣医さんや動物行動学の専門家への相談を検討してください。

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