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猫のおしっこ・嘔吐対策:賃貸と新居での具体的な方法
12歳になる愛猫のためのお部屋作り、そして新居への引っ越し準備、大変ですね!猫のおしっこや嘔吐による床や壁の汚れは、飼い主さんにとって大きな悩みです。賃貸と持ち家では対策も変わってきますので、それぞれに最適な方法を考えていきましょう。
賃貸での対策(現状維持と応急処置)
現在の賃貸で、床にクッションフロアを敷いているのは良い対策です。しかし、つなぎ目からの浸透が心配とのこと。現状のクッションフロアを剥がさずに、つなぎ目に防水テープを貼ることをお勧めします。ホームセンターで「防水テープ」「シールテープ」などで検索すると、様々な種類が見つかります。幅広のものを選ぶと、作業が楽になります。
壁に関しては、透明ビニールクロスを吊るすのも一つの方法です。ただし、猫が引っ掻いたり、遊んだりして破損する可能性も考慮しましょう。
* **ビニールクロスの取り付け方法:**
* カーテンレールを取り付ける:賃貸の場合、壁に穴を開けるのは避けたいので、突っ張り棒タイプのカーテンレールがおすすめです。レールにビニールクロスをクリップなどで留めれば、簡単に取り外しができます。
* 両面テープではなく、粘着力の弱いフックを使用する:壁に直接貼るのではなく、フックを使ってビニールクロスを吊るす方法も検討してみましょう。剥がす際に壁を傷つけにくい素材のフックを選びましょう。
* **つなぎ目の処理:**
* 重ね貼り:クロスを少し重ねて貼り、上からマスキングテープなどで固定する。
* 防水テープを使用:つなぎ目に防水テープを貼ることで、より効果的な防水対策になります。
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新居(フローリング)での対策
新居のフローリングは、猫の爪や汚れに弱いため、しっかりとした保護が必要です。クッションフロアは良い選択肢ですが、より耐久性のあるものを選びましょう。
* **クッションフロアの選び方:**
* 厚みのあるもの:薄いものはすぐに破れてしまう可能性があります。ある程度の厚みのあるものを選びましょう。
* 防水性が高いもの:おしっこや嘔吐に対応できる防水性が高いものを選びましょう。商品パッケージに「防水」「撥水」などの記載を確認してください。
* 猫の爪に強い素材:猫が引っ掻いても傷つきにくい素材を選ぶことが大切です。
* **つなぎ目の処理:**
* 防水テープ:賃貸時と同様に、防水テープでしっかり密封しましょう。
* コーキング剤:より強力な防水性を求めるなら、シリコン系のコーキング剤を使用することもできます。ただし、取り外す際に処理が必要になりますので、賃貸ではない新居で検討しましょう。
壁の保護対策
壁の保護には、透明なビニールクロス以外にも様々な方法があります。
* **ペット用壁紙:** ペット専用の壁紙は、爪とぎや汚れに強い素材で作られています。剥がせるタイプもありますので、賃貸でも安心して使用できます。
* **板材の活用:** プラダンや薄いベニヤ板などを、両面テープではなく、強力な粘着フックや突っ張り棒で固定する方法もあります。取り外しも比較的容易です。
* **塗装:** 壁全体をペット用の塗料で塗装するのも有効です。耐久性があり、汚れも落としやすいです。ただし、賃貸の場合は大家さんの許可が必要です。
猫の問題行動と去勢手術
猫がおしっこや嘔吐をするのは、様々な原因が考えられます。ストレス、病気、マーキング行動などです。12歳と高齢の猫の場合、健康状態の悪化によるものも考えられます。獣医さんに相談し、健康診断を受けることを強くお勧めします。
去勢手術については、マーキング行動の抑制に効果がある場合が多いです。しかし、必ずしも全ての猫に効果があるわけではありません。獣医さんと相談し、猫の年齢や健康状態を考慮して判断しましょう。去勢手術は、健康面にも良い影響を与える可能性があります。
インテリアとの調和
保護対策は、機能性だけでなく、お部屋のインテリアにも配慮したいですね。ベージュの壁や床は、様々なインテリアに合わせやすく、猫の毛が目立ちにくいというメリットもあります。クッションフロアの色や柄を選ぶ際には、お部屋全体の雰囲気と調和するものを選びましょう。
例えば、ベージュの床に、淡いグレーやアイボリーの壁を組み合わせると、落ち着いた雰囲気になります。また、アクセントとして、猫が安全に遊べる猫用家具や、猫が落ち着けるベッドなどを配置するのも良いでしょう。
まとめ
猫のいるお部屋の保護対策は、賃貸と持ち家、そして猫の年齢や性格によって最適な方法が変わってきます。今回のアドバイスを参考に、愛猫と快適に暮らせる空間を作ってください。獣医さんへの相談も忘れずに行いましょう。